カテゴリ「写真集」の101件の記事 Feed

2011年12月15日 (木)

「甲骨文・金文」

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 今年5月30日の記事 で少し触れた、「中国法書選」60冊のうち、①「甲骨文・金文」を「楽天ブックス」より買った。

 二玄社、2011年17刷。

 左の写真が表紙、右の写真は金文の1部である。

 古い漢字に、僕は興味がある。現代書道に取り入れている書家もある。

 古漢字の活字化、金文では読み下し文と訳もついており、親切である。

 ひととおり鑑賞しおえたなら、また報告したい。

2011年12月13日 (火)

「上田桑鳩作品集」

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 書の写真集「上田桑鳩作品集」を見おえる。

 昭和57年、教育書籍(株)・発行。

 本にはビニールカバーがあるが、縮んでおり、また照り返しを避けるため、写真では外してある。

 彼は、1899年・生、1968年・没。

 19歳で書に志し、1940年に奎星会を結成・主宰した。

 彼は戦前より、様ざま試みを敢行したようだ。

 さらに戦後の新しいムーブメントに動かされ、前衛書道の途を猛進したようだ。

 図番43の「幽」など、僕には抽象に見える。

 日本画も良くし、数点を収める。

2011年11月18日 (金)

「大英博物館 6」

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 写真集「NHK 大英博物館 6 マヤとアステカ・太陽帝国の興亡」を見おえる。

 1991年、日本放送出版協会・発行。

 このシリーズの、最後の1冊である。

 「アステカ・モザイク」と称される、彫刻や頭蓋骨にトルコ石の細片を貼り付けた作品が目立つ。写真の表紙も、その1つである。

 石に刻んだ神像などに、特徴がある。

 のちにヨーロッパ的美とされる、長身足長ではないのである。

 短胴短足で大きな頭、3等身くらいの物がある。当時の現実でそれに近かった訳ではなく、独特な理念があったのだろう。

2011年11月10日 (木)

「大英博物館 5」

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 写真集「NHK 大英博物館 5 中央アジア・東西文明の十字路」を見おえる。

 日本放送出版協会、1991年・刊。

 楼蘭、ニヤ遺跡、敦煌莫高窟、他の遺跡から発掘等がなされた品物の写真が並ぶ。

 幾ぶんかは、シルクロードの写真集、世界遺産のDVDで知っていたもの。

 それにしても、「富は略奪より始まる」という言葉を思い出す。誰の発言か知らない。

 しかしその報いはあるのであって、大英帝国の没落に至った。(僕の私見である)。

2011年11月 8日 (火)

「大英博物館 4」

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 写真集「大英博物館 4 インド・仏教美術の開花」を見おえる。

 日本放送出版協会、1991年・刊。

 仏像や、仏教説話の浮彫が多い。

 高浮彫の頭部の欠けているものが稀にあるが、多くはない。

 宗教や芸術への畏敬感の故だろう。

 仏教美術の展開なども説かれて、興味深い。

 なお、このブログには検索機能がありませんが、どうしても調べるなら、たとえば「大英博物館」の場合、ヤフー上で「サスケの本棚 大英博物館」と検索してくだされば、上位に出て来ますので、よろしくお願いします。

2011年11月 1日 (火)

「大英博物館 3」

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 写真集「NHK 大英博物館 3 ギリシャ・パルテノンの栄光」を見おえる。

 1990年、日本放送出版協会・刊。

 ギリシャ美術初期の陶器がたくさん載り、その文様の推移の意義が説かれるが、僕はあまり関心を惹かれない。

 古代ギリシャ彫刻に入っていく。しかし頭部だけとか、頭部や手足の欠けたものがほとんどで、残念である。

 収集された時には、そうなっていたのだろう。

 むしろ頭部だけの作品を並べたほうが(写真集として)、読者の関心を惹くのではなかろうか。

 不満の残る1冊だった。

2011年10月21日 (金)

「大英博物館 2」

Cimg5406 「NHK 大英博物館 2 エジプト・大ファラオの帝国」を見おえる。

 1990年、日本放送出版協会・刊、175ページ。

 フランスの学者、シャンポリオンが古代エジプト文字を解読する契機となったロゼッタストーンや、石棺に刻まれた図像や文字がある。

 またパピルスに描かれた図像と文字で、鮮明なものも残り、驚かされる。

 それらは王の戦功や、死者の魂を守る文で、高等な文学が残ったとは本に書かれていない。

 ロゼッタストーンによるエジプト古代文字の解読については、幾つかの本(日本語)が出ているようで、読んでみたい。

2011年10月15日 (土)

「大英博物館 1」

Cimg5394 写真集「NHK 大英博物館 1 メソポタミア・文明の誕生」を見おえる。

 1990年、日本放送出版協会・発行。

 全6冊のシリーズである。

 現地(現代)の写真もあるが、多くは大英博物館に所蔵された品である。

 表紙カバーにもあるレリーフは、量が多く、優れていると思われる。

 金銀製品を含む、手工芸品も貴重である。

 しかし、アマチュアながら文学に関わる者として最も惹かれるのは、約30万点とされる粘土板文書である。うち13万点を大英博物館が有している。

 農業、商業の記録が多いらしい。

 しかし「ウル哀歌」、「ギルガメッシュ叙事詩」など、文学に入るものもある。

 いつか邦訳を読みたいものだ。それも全訳で。

2011年9月17日 (土)

「足立美術館所蔵 大観名品100選」

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 「足立美術館所蔵 大観名品100選」を見おえる。

 昭和63年、足立美術館・発行。

 箱、落款・印・一覧、年譜あり。

 僕は美術の素人で(美術史、美術論を知らなく、美術品に多くは接していない)、横山大観の絵の実物を1作品も観ていない。

 横山大観は、自然を描いて優れていると思う。

 デフォルメされた紅葉や、白梅、海の波など、美しい。

 動物や人物は、それらとはくだるように思う。

2011年9月 6日 (火)

「日燃ゆる九州」

Cimg5281 「日本の街道」(全8巻)の第8巻、「日燃ゆる九州」を見おえる。

 集英社、昭和56年・刊。

 箱、帯、月報あり。

 この巻には九州の、筑紫路、日向路、薩摩路、長崎路、唐津街道を、おもに収める。

 地理的には地方だけれど、古代には大宰府があり、江戸時代には出島があるなど、歴史的には重要な所である。

 さて全8巻の最後である。

 この時代には、本の訪問販売(百科事典、シリーズものなど)がまだ成り立ち、全国周遊の適わぬ人々が、このシリーズを買って願いを達していたのだろうか。

 推測に推測を重ねる、僕の考えではあるけれど。

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