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2008年8月の25件の記事

2008年8月 6日 (水)

「故宮法書選萃」を見おえる

004  「国立故宮博物院 名品図録」全5冊より、書蹟篇「故宮法書選萃」(1970年・刊)を見おえる。

 歐陽修や蘇軾の書に惹かれる。どっしりしていて、かつ流麗である。文人、詩人としての深みがある。

 残るは陶磁器篇の「故宮瓷器選萃」1冊のみである。

2008年8月 4日 (月)

図録「兵馬俑と秦・漢帝国の至宝」

006  図録「兵馬俑と秦・漢帝国の至宝」を見おえる。

 1999年に同展が「福井市立美術館」で催された時に、僕は見に行くことが出来た。その時には図録を買えなかったが、のちに入手できた。

 その際には、兵馬俑に関心が向いたが、今回は漢時代の陶製のものを、ゆっくり見る余裕があった。

 それにしても1974年になって紀元前2世紀の遺跡が新発見されるとは、すごい事件だ。芭蕉自筆の「奥の細道」発見にも驚いたけれど。

2008年8月 3日 (日)

6冊を買う

 きょう日曜日の午前中、古本屋と書店へ行って、計6冊を買った。以下に列挙する。

「BOOK OFF米松店」にて

石川啄木「一握の砂・悲しき玩具」(新潮文庫)

ワイルド「サロメ」(岩波文庫)

図録「ヘンリー・ムーア展」(東京新聞・発行)

「勝木書店二の宮店」にて

紀昀「閲微草堂筆記」(平凡社ライブラリー、2冊)

「岩波文庫の80年」(岩波文庫、岩波文庫編集部・編)

 それぞれに思い入れはあるが、ここには記さない。

2008年8月 2日 (土)

「歌壇」2008年8月号読了

001  歌誌「歌壇」2008年8月号を読みおえる。

 「短歌と随想12か月」の、3名による短歌7首と短文の連載、それに昨年までの「筑紫歌壇賞」受賞者5名の14首ずつの短歌作品を含め、実作が多く載っていることは嬉しい。

 特集の「いま読みなおす戦争詠」を始め、散文はあまり読まなかった。

 藤井常世さんの猫をめぐる連載エッセイ「猫のいる風景」も第20回を迎えて、佳境に入っている。

2008年8月 1日 (金)

「コスモス」2008年8月号

 「コスモス」2008年8月号を読みおえる。

 初めから「COSMOS集」までと、「新・扇状地」など。

 次の1首に注目した。94ページ、MHさんの作品。

「燃ゆ」とふはとほき日、今は炎見ずIHヒーターに鶉豆煮る

 IHヒーターを使うという短歌を、僕は初めて読んだ。「鶉豆煮る」と具体も詠まれて、句割れの技法とともに、好感のもてる1首だ。

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