兵庫県西宮市に在住の女性詩人SYさんが、手紙を添えて同人詩誌「アリゼ」第126号を送ってくださった。
期待していた、IKさんの「すずめのオキテ」シリーズが、今号には載っていない。連作を放棄したのだろうか。別の作品「そしらぬ顔で」を載せている。短歌の場合と違って、詩の連作はむずかしい。それと、お節介かも知れないが、野生動物の餌付けという、反・自然的な事をする場合には、物資・時間などの目論見と、長く続ける心構えが、必要である。
今号では、豊崎美夜さんの「越境」を高く評価する。具象語と抽象語をうまく重ね合わせて、高度な思いを届けている。
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