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2009年1月15日 (木)

「高安国世全歌集」

004  「日本の古本屋」を通して、東京都の「辰書房」に注文していた、「高安国世全歌集」が届いた。

 昭和62年、沖積舎・刊。

 13歌集に加えて、未刊歌篇とドイツ語歌集「秋の月」を収め、索引などを含めて全942ページ。

 写真でわかる通り、箱がかなりヤケている。本体の背もゆるび、背文字もかすれている。(ここまでは、店主の説明通り)。

 他に、本体の天地小口が汚れており、汚れた手で触ったたようなシミが2歌集ぶんくらいある。

 更に本文に、鉛筆による傍線引きや、頭にVチェックの付いた短歌もある。

 格安だったから、覚悟はしていたが、相当な難点である。

 線引きなどを消しゴムで消しながら読み、この本を「読める本」に返すのも、貧しい読者であり、将来の古書店店主を志望する僕の、務めだろう。

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