「棧橋」No.104
僕はこの号に欠詠した。思うところあっての行為である。
しかし同人たる事は続けるつもりで、同人費を送金し、105号の原稿の準備もしている。
通読したところでは、O恵美さんの「犬のしっぽ」12首と、感性が合うようだ。
今の僕は犬を飼えないけれど、今の家に分家してから、2度、犬を飼った。
末尾の1首に関わって、小さい幸福をほしいけれども、稀には大きな幸福がほしい、と思う僕である。
「棧橋」No.104の読了に関して、2首の拙作が出来たので、以下に掲げる。たとえ「コスモス」に出詠しても、載らないだろうなあ。
「棧橋」を一応は読み通したりヤッタゼイとぞ声あぐるわれ
バッハ作パイプオルガン曲集に励まされつつ歌誌を読みゆく
(未発表)
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