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2011年11月11日 (金)

「リルケ全集(4)」

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 「リルケ全集(4)小説」を読みおえる。

 昭和48年、彌生書房・刊。

 小説「マルテの手記」他2編、説話「神さまのお話」を収める。

 この(3)の読了を報告したのが、2010年6月13日の記事 だから、1年5ヶ月をかけて(4)を読みおえた事になる。応接間ですこしずつ読んできた。

 詩人の小説は、面白い作ではない。

 「マルテの手記」は、良家の青年が家を飛び出して、都市の生活の孤独に苦しみ、かつての日々を回想する、没落を描いたのみの小説ではない、とリルケは手紙の中でたびたび書いているらしい。「はげしい生活のちからが流れている…」と。

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コメント

medeskiさん、コメントを下さり、ありがとうございます。
詩人より、小説家に転身して、成功した例は、島崎藤村以来、あるようですが。

>詩人の小説は、面白い作ではない。

やっぱり、どこか欠けてる気がしますよね。劇だと面白い作品が多いのも気になります。何がダメなんでしょうね。

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