掘り出した本
昨年元旦の記事は「『コスモス』1月号」だったけれど、1昨年元旦の記事は「掘り出し物」と題して、「BOOK OFF」で以前に見つけた掘り出し物、「ガルシン全集」「ヤコブセン全集」(各1巻本)を紹介している。
今日も「掘り出した本」と題しているが、「BOOK OFF」他の古書店で、掘り出し物を見つけたという話ではない。
蔵書データベースに文庫本の入力を一旦終え、新書の入力をするため、旧・書斎兼寝室の(文字通り)本の山を掘っていて、記憶のある本に「おお、お前はこんな所にいたのか!」と再会する事がある。
今日はそのうち3種を紹介する。
左上の写真は、中里介山「大菩薩峠」1冊本(第三書館、2004年・刊)である。どうしてもこの小説を入手したくて、当時には高価だけれども買った。
1ページ5段組み、1150ページ、やや読みにくいので、読むなら後に入手した本(完本なら)にしたいと思っている。
右上の写真は、「豪華[源氏絵]の世界 源氏物語 新訂版」(学習研究社、2001年3刷)である。これも当時は高価だった。
写真は載せなかったけれど、東京白川書院「サリンジャー作品集」6冊揃いも、1部見えている所から引き出した。「ライ麦畑でつかまえて」以外の作品は、すべて収められている。
僕は「ライ麦畑でつかまえて」を白水社Uブックス(野崎孝・訳、既読)で持っているので、サリンジャーの全作品を(邦訳で)持っている事になる。文庫本で読んだ小説もあるが、いつ読み始められるのか。
こぐま星座様、コメントをありがとうございます。
高校生時代に「太陽の季節」を読んで以来、彼の小説は読んでいません。他にもっと、好ましい作品がありますから。
選考委員は1度成ると、自分から勇退するまで、辞めないのでしょうね。
投稿: 新サスケ | 2013年1月 9日 (水) 19:22
そうそう、あのひとの小説ってなんか、公式に基づいて書いてる感じがしますね。なんか登場人物に血が通ってないカンジ。あの人がなぜ芥川賞の選考委員をしているのか自体わからない。もっといい作品を書いているひとがいるはずなのに。
投稿: こぐま星座 | 2013年1月 8日 (火) 18:01
こぐま星座様、コメントを下さり、ありがとうございます。
しゃべり方は、よくわかりません。
「太陽の季節」が好きではありませんでした。
「石原慎太郎作品集」8冊(?)揃いは持っているのですけれども。
投稿: 新サスケ | 2013年1月 7日 (月) 19:11
ライ麦畑でつかまえてのしゃべり口調って、石原慎太郎さんのしゃべり方に似てますね。そんな気しません?
投稿: こぐま星座 | 2013年1月 6日 (日) 21:15