芦原すなお「ルフラン」
芦原すなお(1949年・生)の短編小説集、「ルフラン」を読みおえる。
小学館文庫、1999年・刊。
写真のカバーが汚れているが、裏には「BOOK OFF」の値札が付いたままである。
彼の小説では、2009年4月25日の記事(←リンクしてある)に書いた、「松ヶ枝町サーガ」以来である。
この本には、8編の短編小説が収められる。
いずれも40歳代の既婚男女が、ドタバタ悲喜劇のあとにハッピイ・エンドでしんみりさせようとしているようだが、僕はあまり乗れなかった。
環境の違い、年齢の違い、のせいだろうか。
最近の僕は、小説を読もうとする時、軽いもの、短いもの、を選びがちでいけない。
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