エッセイ集「美女という災難」
日本エッセイスト・クラブ編「’08年版ベスト・エッセイ集 美女という災難」を読みおえる。
文春文庫、2011年・刊。
今年2月25日の記事(←リンクしてある)で、「’07年版 ネクタイと江戸前」を紹介し、しばらくの休眠に入って以来の、再開である。
長い不況の中、諦めムードなのか、有名無名の人々が、思い思いの事を綴っている。
塚本哲也「思い出は生きる力」、永六輔「妻への手紙を書き続けて」が、老妻に先立たれた男の恋々を描いて哀れである。
「’09年版」の古本が、安く出ていたら、買おうと思っている。
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