カトゥルス「詩集(抄)」
平凡社「世界名詩集大成(1)古代・中世」(1960年・刊)より、カトゥルス「詩集(抄)」(呉茂一・坪井光雄・訳)を読みおえる。
今月3日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「ギリシア詞華集」に継ぐ詩集である。
カトゥルスは、紀元前85年~54年頃の人と推定され、古代ローマの抒情詩人として評価高く、117編が遺されている。
恋の詩、身めぐりの人をうたった詩、死者を悼む詩、いずれも詩情豊かである。
中でも僕は、弟の死を歎く「逢うての別れを」に最も惹かれた。
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平凡社「世界名詩集大成(1)古代・中世」(1960年・刊)より、カトゥルス「詩集(抄)」(呉茂一・坪井光雄・訳)を読みおえる。
今月3日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「ギリシア詞華集」に継ぐ詩集である。
カトゥルスは、紀元前85年~54年頃の人と推定され、古代ローマの抒情詩人として評価高く、117編が遺されている。
恋の詩、身めぐりの人をうたった詩、死者を悼む詩、いずれも詩情豊かである。
中でも僕は、弟の死を歎く「逢うての別れを」に最も惹かれた。
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