「知の論理」
東京大学出版会「知の論理」(1995年・刊)を、ピックアップして(半分くらい)読みおえる。
先月12日の記事(←リンクしてある)、「知の技法」に継ぐ。
僕はいわゆる科学(生物学、物理学、数学、ITなど、急速な発展がある)に比べて、社会科学というものをあまり信用しない。
論理が空転する場合がある事は、論理的に証明されている。
失われた20年間、経済学もシンクタンクも回復へ持って行けなかった。
どのようなブレーンがいるのか知らないが、アベノミクスで1部では好景気だそうだが、地方の退職者には及んで来ない。
企業も官庁も、少人数、長時間労働、低賃金などで、どんどんブラック化している。世間的にもヤンキー化(押しの強い者の行為が通る)が進んでいる。
論理を形成するには、頻繁に現実を条件として入れなければならないのに、書物等から学んでばかりでは、現実に役立たない。
3冊目の「知のモラル」は、内省があるかと、読んでみる予定である。
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