詩誌「角」第33号
あわら市にお住いの詩人、S・章人さんが、お便りとパンフレット共に、同人詩誌「角(つの)」第33号を送って下さった。
今年3月18日の記事(←リンクしてある)で紹介した、同・第32号に続く。
巻頭のO・純さんの「背を向けて」では、全4連の第2連半ばより、「背に詫びながら/歩いてきた//悔いが積って/背が曲ってきた/生きるとは/背むくことだった/(後略)」とある。
人格者として敬慕されるOさん(F県詩人懇話会・代表を長く務め、日本詩人クラブ賞・他を受賞した)にして、この悔いがあるなら、跳ねっ返りの小犬みたいな僕(図体は大きいですが)が、夜ごとにうまく眠れないのも、納得する。
S・章人さんのパンフレットと、本誌の追悼文は、学生時代から交友のあった、小辻幸雄さんの逝去を悼むものである。記録しておかなければ、その功績などが忘れられるかも知れないから、貴重な文章である。
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