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2014年11月10日 (月)

萩原朔太郎・書簡(5)

 筑摩書房「萩原朔太郎全集」第13巻(書簡集、1977年・刊)より、5回めの紹介をする。

 4回めの紹介の記事(←リンクしてある)は、先月10月22日付けである。

 今回の紹介は、212番(大正6年)~317番(大正15年・末)の、106通である。

 室生犀星との篤い交流があり、結婚があり、詩集「青猫」アフォリズム集「新しき欲情」の出版があった。

 福田正夫宛て291番では「谷崎潤一郎氏とよく逢っています」と書かれ、また若き日の中西悟堂(「日本野鳥の会」創立者)や富士川英郎(ドイツ文学者、リルケの作品等を翻訳)に宛てた書簡など、(僕には)意外な事が知られる。

 次は昭和に入ってよりの書簡である。

Photoフリー素材サイト「足成」より、木通(アケビ)の1枚。

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