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2014年11月29日 (土)

無料文化について

 いわゆる無料文化の流れについて考えたい。

 文字・絵図の初めのメディア、新聞は有料である。

 書籍については、古代より図書館があり、現在の官立図書館は無料である。便利だけれど、手続き、返却期限、休館日が面倒だろうか。

 無料冊子として、文庫本目録等が書店に置かれる事があり、重宝した。

 さらにフリーペーパーが、店先に置かれ取り放題、あるいは家庭に配布となった。求人、店舗・サービスの広告、等であるが、無料冊子はショックだった。

 更にネット時代となり、各種の辞典・事典、図鑑が閲覧できるようになり、便利である。

 書籍として、著作権の切れたもの、著作権の放棄されたものを、「青空文庫」が蓄積して行き、ネットで無料で本が読めるようになった。横書きが難点である。

 各種資料を蓄積している官立等の施設でも、文字、画像等の資料をネットで公開し始め、貴重である。写真やイラストを、無料で引用できるフリー素材サイトも生まれた。

 最後に現在、電子書籍リーダー(タブレットを含む)の多くが、前述の「青空文庫」より引いて、無料の書籍を配信している。縦書き、字のサイズの拡大可、など便利である。

 音声メディアとして、ラジオは初めより無料である。高音質のFM放送が、音楽を聴くのにありがたい。Windows Media Playerよりの海外ラジオには、専門局があり、僕はヴィヴァルディやシューマンの局の曲を流してBGMにし、読書する時がある。

 動画としては、テレビが1部の局を除いて無料である。ネットの動画サイトやGyaO!などに押されるかも知れないが、タブレット(カーナビに付属を含む)などで、移動して観られるようになり(ワンセグで、フルセグで)便利である。

 無料文化は、宣伝(広告を含む)、ボランティア、官庁等のサービス、企業の(有料部門への)誘導部門、等として発展して来た。これから、どのように、どこまで進むか、僕にはわからない。

Photoダウンロード・フォト集より、紅葉の1枚。

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