年刊句集「福井県」第44集(3)
昨年7月5日の記事(←リンクしてある)の後も、年刊句集「福井県」第44集(2006年2月・刊)を少しずつ読んで来た。
今回の区切りは、全325ページ(句集分のみ)の、117ページ~135ページである。19ページ(1ページ2段、2名)の38名、380句(1人10句)を読んだ事になる。
言い訳すれば、読み進みの遅いのは、現在とは自然災害・異常気象・失われた20年からの脱出(?)等、文学の感覚が異なるからだ。機会詠の多い俳歌に特に。
しばらくしたら、同集の第54集(平成27年版)が発行される。福井県俳句作家協会の事務局に伝手があるので、是非、入手して読みたい。
今回に付箋を貼ったのは、次の1句。M・紀子さんの「蹴上疎水」10句より。
春一番 夢持つ仲間と動き出す
悲苦の多い中で、春とともに、仲間と活動を進めよう、という夢ある1句である。
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