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1昨日(3月7日)に受け取りを紹介した、ちくま学芸文庫「シュメール神話集成」より、初めの「人間の創造」と「農牧のはじまり」を読みおえる。
紀元前2千年紀の作品が多いシュメール神話の中で、「人間の創造」は紀元前19世紀~17世紀の、比較的新しい神話である。
人間は、2人の神を殺した血で造られ、理由はこれまで神々が行って来た、国土を豊かにし、神々を祭る仕事をさせるためである。尾崎亨・訳。
「農牧のはじまり」(杉勇・訳)は、欠損を含めて61行であり、「はじまり」の肝心な11行程が欠損している。
農牧の繁栄の源は神意であるとされ、頭首となる者の出現も語られる。
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