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2016年4月の32件の記事

2016年4月12日 (火)

歌誌「歌壇」4月号

Cimg8759 総合歌誌「歌壇」2016年4月号を、次号の発売日も近くなって、ようやくほぼ読みおえる。

 散文では、読まなかったものも多い。

 特集の「初心者の気になる表現――気をつけたいポイント」の8編を読んだけれども、短歌を読み・詠むの経験を重ねるしかないのか。

 4女性の座談会「修辞を支えるもの――現代短歌のゆくえ 前編」はまだ途中で、後半にも期待したい。小島なおさんが、言葉、時代への意識を鋭くしている事、石川美南さんが、心が動いてから3年くらい寝かせて短歌になる場合もある事、などの発言に感慨があった。

 短歌作品では、安保法(戦争法とも呼ばれた)が成立した後の、茫然とした世相・人心の様が表れているようだ。

2016年4月11日 (月)

椿2種と赤木蓮

Photo_3

Photo_4

 左は、鉢植えの洋種椿、「ブラック・マジック」である。写真が少しボヤケた。

 このブログの、2008年4月26日の記事に、初登場している。

 右の写真は、庭植えの洋種椿である。名前はわからない。

Photo_5 左の写真は、赤花の木蓮である。

 庭に良い撮影ポイントがない。左に、ピンク花木蓮が、少しカブッている。

2016年4月10日 (日)

歌集出版祝賀会と、支部4月歌会

Imgp1341 今日(4月10日、第2日曜日)午前11時半より、料理屋「八兆」にて、支部会員・笠松俊子さんの歌集「花あかり」出版を祝う会が(出版よりやや月日を経たが)、会員9人が集まって持たれた。

 歌集について、このブログの昨年12月21日の記事(←リンクしてある)で、紹介した。

 支部長の言葉、笠松さんの言葉、乾杯(ビール2人、ウーロン茶で)の後、歌集を巡って、歌創りを巡って、話が盛り上がった。僕は写真も撮ったが、プライバシーに触れそうなので、ここにはアップしない。

 13時半頃より、場所を替えて、「コスモス短歌会」F支部の4月歌会(写真は、その様子)。

 僕の歌は、支部長の添削が僕の意図と逆だったが、僕の話を聞いて支部長は、その場で添削し直してくださった。

 批評が1巡し、支部長のエピソード披露等の後、15時45分頃に散会した。

 

2016年4月 9日 (土)

詩誌「果実」74号

Cimg8794 先日、同人詩誌「果実」の編集・発行人、T・篤朗さんより、お便りをそえて同誌・74号を頂いた。

 2016年4月、果実の会・刊。

 6名18編の詩と、3名3編の評論・詩論を収める。

 N・昌弘さんの「パンドラの小箱」は、USBメモリがクラッシュした後を描いているようだが、余裕のある所にユーモアを感じる。

 W・本爾さんの散文詩「ときに父を想う」は、情の優しかった父を偲んで、真実の姿を捉えた。

 F・則行さんの童話風な散文詩「さざんか」「野菊」は、僕は苦手である。高く評価する読者もいるだろう。

 T・篤朗さんは、6編の詩を寄せている。「階段」の寓喩、「確かなもの」のリフレイン、「行ってしまった」の観念性、等いずれも真実を衝いている。

2016年4月 8日 (金)

お花見

Imgp1325

Imgp1323  1昨日(4月6日)午後、一人で足羽川堤防へ、お花見に出かけた。

 足羽川堤防の桜は散りかけ、その翌日は雨降りの予報で、ラスト・チャンスだった。土・日曜日の人出を避け、月・火曜日に近所の手伝いをしたら、その日しかなかった。

 左の写真は、向かって左側の老木が若木に替えられ、桜トンネルがダメになった。右の写真は、桜並木の1部で、全体は何倍もある。

 帰途に10数年ぶりに、喫茶店「ジロー」に寄る事を楽しみにしていたが、既に廃業したらしく、通路は塞がっていた。腰痛もあり、そそくさと帰った事だった。

2016年4月 7日 (木)

詩誌「青魚」No.84

Cimg8792 僕の参加している同人詩誌「青魚(せいぎょ)」の、No.84が千葉・発行人より送られてきた。

 2016年4月5日・刊。B・5判、2段組み、35ページ。

 僕は「治ったものとそうでないもの」以下、6編のソネット(のようなもの)を、巻頭に載せてもらった。

 もう1つのブログ、「新サスケと短歌と詩」(←リンクしてある)の、4月4日以後の記事で、毎日1編ずつ紹介している(横書きになり、1部推敲してある)。

 T・幸男さんの「ツイッター」以下6編が、独特のボキャブラリィを用いて、社会を批判し続けている。

 また同人・山本修三さんへの追悼文、2編を載せる。

 この詩誌「青魚」にも、散文が多くなってきていると、危惧する。

2016年4月 6日 (水)

詩誌「角」第39号

Cimg8790 最近、二人の方から、同人詩誌「角(つの)」第39号を頂いた。僕が編集役をしていた同人詩誌「群青」が、終刊した事を、ご存じないのかも知れない。

 2016年3月15日・刊。

 13名15編の詩と、2名2編の散文を収める。

 S・章人さんの「廃品回収」と、N・としこさんの「アメリカンブルー」が、老齢者の生活の哀歓を描いて、共感を呼ぶ。

 「戦後詩」や「新しい詩」の過ぎたと思われる今、素直な詩が僕には好ましい。

 童話風(連載)、物語風(2段4ページぎっちり)の散文は、詩誌に似合わないようだ。他ジャンルからの、寄稿は別として。

2016年4月 5日 (火)

若山牧水「山桜の歌」

 Kindle本「若山牧水大全」より、第14歌集「山桜の歌」を、タブレットで読みおえた。

 この前の「くろ土」は、先月22日の記事(←リンクしてある)で紹介した。

 タブレットで本を読むと、残りの量がわからないので、ピックアップや時間の調整に困る場合がある。

 「山桜の歌」は、1923年(大正12年、牧水39歳)、新潮社・刊。741首。

 「くろ土」に続いて、家での執筆・家族等、また重ねる旅行を詠んで、充実した歌集である。自序で、「くろ土」が動的なら「山桜の歌」が静的である旨を述べている。

 以下に8首を引く。

ちりぢりに燃ゆるはさびし烏羽玉の夜空のやみに見えわたる野火

もぎとりていまだ露けき椎茸を買へと持て来ぬ春日の縁に

生れ来てけふ三日を経つ目鼻立そろへるみれば抱かむとぞおもふ

つつましく心なりゐて富士が嶺の裾野にまへるうづら鳥見つ

ガラス越し射す日ながらにわが頬にほてりおぼゆる今日の冬の日

うすべにに葉はいちはやく萌えいでて咲かむとすなり山桜花

学校にもの読める声のなつかしさ身にしみとほる山里すぎて

貧しくて時を惜しめば命さへみじかきものに思ひなさるれ

Photoダウンロード写真集「フォト満タン」より、桜の1枚。

2016年4月 4日 (月)

ブログ、10年めへ

 2007年4月4日にこのブログを開設し、9年が過ぎた。今日より10年めへ入る。

 以下に概要を記す。

  • 2007年4月4日、ブログ「サスケの本棚」を開設。
  • 記事更新、2,929回。
  • コメント、627件。
  • トラックバック、4件。
  • アップした写真、3、463枚。
  • リンク集内、13件。
  • 2008年10月初め頃、3カウンター設置。
  • 「人気ブログランキング」(本・書籍 カテゴリ)に参加。
  • 「日本ブログ村」(読書日記 カテゴリ)に参加。
  • アクセス解析ツール、導入。
  • アンケート設置、1件。
  • 使用中のディスク容量、818MB。

 これからもよろしくお願い致します。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、花水木の1枚。

2016年4月 3日 (日)

Prime Music

 Amazonに年会費3,900円を払って、プライム会員になると、以下のようなサービスが受けられる。

  • Amazonでの買い物の、お急ぎ便
  • Prime Music
  • プライム ビデオ
  • プライム フォト
  • その他

 Prime Musicでは、100万曲が聴き放題と謳っている。海外のロックが多く、J-POPは少ない。

 僕はビートルズをおもに14プレイリスト、20余時間分を取り込んでいる。

 通信量と容量、音質の関係で、タブレットに連携せず、パソコンから鳴らして、読書のBGMにしている。BGMにロックは、少しせわしい。

 これまではBGMに、Windows Media Playerの海外ラジオより、クラシックの作曲家別専門局を聴いていた。

 慣れると、読書のBGMにビートルズでも構わなくなる。

 職をリタイアした人にふさわしいサービスかも知れない。

Photoダウンロード写真集「フォト満タン」より、桜の1枚。

 

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