カテゴリ「短歌会」の169件の記事 Feed

2015年12月19日 (土)

歌誌2冊

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 今月14日の発売日に、Amazonへ本阿弥書店「歌壇」2016年1月号を注文し、16日(水曜日)に届いた。

 4ヶ月間、角川「短歌」Kindle版を買い読んだが、ピラミッド型階級制がきつくて、止めにした。

 特集の「ノベンタ世代の短歌観」の「ノベンタ」が判らないが、読めば判るだろう。

 12月17日に、結社歌誌「コスモス」2016年1月号が届いた。「第62回O先生賞」発表の号で、2名が受賞している。

 僕の歌は10首出詠の内、前の号に続いて5首選(特選)だった。

 内容はアメブロ「新サスケと短歌と詩」の、12月18日の記事(←リンクしてある)にアップした(横書きながら)ので、関心がおありの方はお読みください。

2015年12月14日 (月)

支部12月歌会

Imgp1234 昨日(12月13日、日曜日)の午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の、12月歌会が持たれた。

 事前1首出詠10名、当日参加者6名。体調が優れなくて欠席、という会員が多かったようだ。

 事務方が用意したプリントを基に、U支部長の司会で、1首につき2名が批評、支部長の講評と添削例提示で会は進んだ。

 僕の歌は、添削例の第2案に僕の意が汲まれて、その形で新聞発表となった。

 途中休憩はお菓子や飲み物、雑談で楽しんだ。

 参加者の少ない分、支部長や参加者が多く発言した。

 また会員のK・俊子さんが支部会員全員に、立派な第1歌集「花あかり」を下さった。読み終えたなら、ここで紹介したい。

 午後3時半過ぎに散会し、それぞれの方法で帰途に就いた。

2015年12月 6日 (日)

「コスモス」12月号「COSMOS集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年12月号の、「COSMOS集」を読みおえる。

 「あすなろ集」と「その二集」の特選欄である。

 「その一集」特選欄・読了は、今月1日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 「COSMOS集」の各選(5首、稀に6首)には、選者が題を付けている。選者がどの句に感心したかわかる、愛情のこもった題である。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。O・いずみさんの「『ギリシャ』の見出し」5首より。

無口なる息子にかわりその妻のくんちゃんたびたびメールをくれる

 良縁も、短歌の功徳の1つかと、勝手に感嘆している僕である。

Photoフリー素材サイト「足成」より、山茶花の1枚。

2015年11月28日 (土)

「月集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年12月号より、僕が旧い名の「月集」と呼んでいる、「月集特別作品」、「月集スバル」、「月集シリウス」を読みおえる。

 「月集特別作品」は、「月集スバル」、「月集シリウス」よりの、特選欄(12名)である。

 「月集」の作品には、風格がある。努力を続けての実力だろう。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集スバル」のT・愛子さんの5首より。

待つてゐる時がいいねと母は言ふ暮れはじめたる庭をながめて

 名月の出を待っているのだろうか。母の言葉を捉えて、親密な場面を描いた。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、オレンジの1枚。

2015年11月19日 (木)

歌誌「コスモス」12月号

Cimg8614 1昨日(11月17日、火曜日)に、結社歌誌「コスモス」2015年12月号が届いた。

 「本年度後期の歌集・歌書批評特集」では、1冊が見開き2ページで批評され、15冊が取り上げられている。

 僕は詳しく読んではいないが、読んでみたい歌集が少しあり、Amazonで探してみたが、既に新本はなかった。古本でも買うべきか、悩んでいる。

 僕の歌は、半年ぶりの5首選(特選)だった。

 内容は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」の11月18日付け記事(←リンクしてある)に、(横書きながら)アップしたので、ご覧ください。

2015年11月18日 (水)

「その一集」「あすなろ集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年11月号の、「その一集」と「あすなろ集」の通常欄(1人3首ないし4首)を読みおえる。

 特選欄は既に、ここで紹介している。

 今「その二集」の台湾と、北海道から南下して新潟県の途中だが、ここで勘弁して頂く。すでに次の号が届いている。

 「その一集」より1首。O・幸子さんの3首より。

認知症の免罪符もつ母なれば本音ぽろぽろ我はたぢたぢ

 本音は相手を困らせる場合がある。でもユーモアを持って対しているようだ。

 「あすなろ集」より1首。I・愛子さんの3首より。

電話線登りつめたる朝顔は何処へ伸びむか空に思案げ

 朝顔を擬人化するだけでなく、朝顔の様から人間を思っているようだ。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、林檎の1枚。

2015年11月 9日 (月)

支部忘年歌会

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 昨日(11月8日、日曜日)午前11時より、某ホテルの1室で、コスモス短歌会F支部の忘年歌会が持たれた。久しぶりの方を含めて、10名が集まった。

 12時過ぎまで歌会(左の写真)。時間が少ないので、U支部長の講評と添削例提示を1首ずつ続け、質問を受けた。

 そのあとは忘年会(右の写真)。ビール、冷酒、ウーロン茶などと共に、おいしい料理を楽しんだ。家庭の話まで交して、懇親を重ねた。

 最後に「里の秋」を合唱して、惜しみつつ午後3時近くに散会した。

2015年10月31日 (土)

「宮英子追悼特集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年11月号より、「宮英子追悼特集」を読みおえる。歌壇より、結社内より、多くの声が寄せられている。

 宮英子氏は、「コスモス」創刊者・宮師の夫人であり、宮師の没後、「コスモス」編集兼発行人となり長く務め、歌集11冊、各賞、他、歌人としても活躍し、今年6月に逝かれた。

 <宮英子さんを偲ぶ会>での岡野弘彦氏の献杯の辞、小野寛氏の言葉、遺族の方の挨拶をまず収める。馬場あき子、来嶋靖生、篠弘、佐佐木幸綱、伊藤一彦、日高堯子、永田和宏、香川ヒサ、池田はるみ、栗木京子、塩尻親雄、各氏の追悼文は、深い思いを籠めている。

 「宮英子作品七十首抄」(桑原正紀・選)、「歌との出会い」(宮英子「八十八夜詠」後記より)も重要だ。狩野一男・編「宮英子年譜」は、これからに渉って貴重である。

 「思い出の宮英子氏」では、「コスモス」内より15名が、思い出を振り返っている。

 また評論2編、桑原正紀「献身と自己解放」(副題「宮英子論Ⅰ(『婦負野』~『アラベスク』))、福士りか「寂しくて、そして華やぐ」(副題「宮英子論Ⅱ(『西域更紗』~『青銀色』))が、歌集に沿って評しつつ、力作である。

Photo

「フリー素材タウン」より、大菊の1枚。

2015年10月28日 (水)

「その一集」特選欄・読了

 結社歌誌「コスモス」2015年11月号より、「その一集」の特選欄を読みおえる。

 9名の選者が、各5名を選び、各5首(稀に6首)を載せる。

 この特選欄は、名誉だけでなく、次の「月集シリウス」へ昇級するための基準(2年間に8回以上)ともなる。他に結社内外の短歌賞を得た場合も認められるが、共に非常な難関である。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。I・毅さんの5首より。

書斎なき<ジプシー歌人>きのふ居間けふはファミレスあしたはどこへ

 <ジプシー>の見做しが面白い。僕は、書斎(居間を転用)、応接間、寝室、パソコン室(広縁のような所)までありながら、大きな活躍を出来なくて恥じ入るばかり。

Photo「フリー素材タウン」より、懸崖菊の1枚。

2015年10月26日 (月)

「月集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年11月号を読み進んでいる。

 本の到着は、ここの10月20日の記事で報せた。

 「月集」と、まとめて呼ばれる欄を読みおえる。「月集特別作品」、「月集スバル」、「月集シリウス」の3欄である。

 6月に逝かれた宮英子(みや・ひでこ)氏への追悼の歌がある。

 「月集」の歌には、華というか、艶というか、ある勁さがある。自信だろうか。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のY・裕子さんの4首より。

若き日の夢には逸れし日々ながら独りの卓にワインたのしむ

 僕にも、それなりに自足の日々は、訪れるだろうか。

Photo

「フリー素材タウン」より、大菊の1枚。

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