カテゴリ「短歌会」の169件の記事 Feed

2015年10月21日 (水)

「コスモス」11月号

 結社歌誌「コスモス」2015年11月号が、10月19日(月曜日)に届いた。

 「宮 英子氏追悼」を組んでいる。43ページにわたって、歌壇・結社内から多くの追悼文が寄せられ、遺族による「偲ぶ会」挨拶、作品七十首抄、年譜、自注歌集・抄、等と共に収められた。

 会員の短歌にも、挽歌が多くある。僕も「宇宙の花」で、氏の「コスモス」への最後の出詠5首より、1首を取り上げ追悼の意を表わす事ができた。

 また少しずつ今号を読みながら、紹介して行きたい。

 なお僕の歌は3首選だった。内容はアメブロ「新サスケと短歌と詩」の、10月20日付け記事(←リンクしてある)にアップしたので、ご覧ください。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、レモンの1枚。

2015年10月 2日 (金)

「月集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年10月号の、「月集」を読みおえる。

 「月集」とは「月集特別作品」、「月集スバル」、「月集シリウス」の3欄の事である。

 成り行きを述べると、僕が入会した頃(1994年)には、「月集」は1つの欄だった。

 それが、選者と選者経験者の「月集スバル」と、それ以外の「月集シリウス」の2つの欄になった。

 また後年、他の欄に特選欄があるのに、月集にはなかったので、「月集シリウス」より「月集特別作品」欄が設けられた。のちに「月集スバル」よりも毎号2名ずつが、「月集特別作品」に載るようになった。「コスモス」の顔である。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のK・道幸さんの5首より。

首なしの六地蔵います火伏堂さ庭に子等がビー玉をして

 いまもこのような情景がある事に、感嘆した。

Photo_2フリー素材サイト「Pixabay」より、柿の1枚。

2015年9月19日 (土)

歌誌「コスモス」10月号

Cimg8546 結社歌誌「コスモス」2015年10月号が、通常通り9月17日に届いた。

 これまで「月集スバル」(あるいは「月集特別作品」)の巻頭だった、宮英子さんの作品がない。哀悼。

 今年は北原白秋(「コスモス」創刊者・宮柊二師の師)の生誕130年という事で、2名による白秋論を収める。

 随筆の「風鳥派」特集の号で、3名3編の随筆が載る。

 僕の歌は、3首選だった。

 内容は、もう1つのブログ、アメブロ「新サスケと短歌と詩」の、9月18日付け記事(←リンクしてある)にアップしたので、関心のある方はどうぞご覧ください。

 

2015年9月14日 (月)

支部9月歌会

Imgp1073 昨日(第2日曜日)午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の、9月歌会が持たれた。

 事前1首出詠10名、当日参加者7名。

 U支部長の司会で、プリントを基に、1首につき2名が批評し、支部長の講評と添削例提示(事前にプリントされている)で、会は進んだ。

 途中休憩は、お菓子や飲み物を頂いて、寛いだ。

 歌評のあと、11月の忘年歌会の予定、他、事務事項を決めて、4時近くに散会した。

2015年9月11日 (金)

「その一集」読了

 結社歌誌「コスモス」2015年9月号の、「その一集」を読みおえる。

 先の9月6日の記事(←リンクしてある)、「月集スバル」「月集シリウス」読了、に継ぐ。

 「月集」の伸びやかさ・花やかさに比べて、「その一集」では意欲作を含めて、手堅い印象だった。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。W・キクエさんの3首より。

いさぎよき春の鈴の音旧道を乙女遍路の足早に過ぐ

 何を思っての遍路か、あはれ深い姿を、的確にとらえている。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、栗の1枚。

2015年9月 2日 (水)

2015年コスモス全国大会(2)

Imgp1067

Imgp1070


 昨日に続き、8月30日、31日に催された「2015年コスモス全国大会」の2日めを紹介する。

 朝食後、昨日と同じに5グループにて、グループ歌会。8時~11時。

 僕はAグループだった(左の写真)。選者4名、司会、タイムキーパーの方の運営だった。30名30首に、会員1、2名、選者の方2名~4名の批評が行われた。

 僕のネットに関わる1首も、批評の方は事前に調べて、批評して下さった。僕の2度の拙い発言も、失笑を買わずに済んだ。

 11時20分より、その事前出詠の歌の、表彰式(右の写真)。大広間にて。

 その後、高野公彦氏の総評。新しい方針の構想が発表された。

 12時半より、さよならパーティ。立食。帰路のハンドルを握る、F支部のT・忠一さんに義理立てして、僕もノンアルコールだった。

 パーティは午後2時までだったが、事情によりF支部の4名は、1時半に会場を去った。雨などのため、車で家まで送ってもらい、無事に帰宅できた。あと連絡を取り合って、無事の帰宅を確認した。

2015年9月 1日 (火)

2015年コスモス全国大会(1)

Imgp1068

Imgp1057

 8月30日(日曜日)と31日(月曜日)の2日間、金沢市の某ホテルで、会員・約150名が参加し、「2015年コスモス全国大会」が催された。

 当・F支部よりも、4名がまとまって参加した。車の運転は、T・忠一さんにお願いした。

 会場檀上には宮柊二師(「コスモス」創刊者)、宮英子師(夫人)の遺影が飾られた(左の写真)。午後1時に、6月に逝かれた宮英子師に黙祷を奉げ、大会が始まった。

 高野公彦氏の開会挨拶。小島ゆかり氏の講話「言葉の魅力」(右の写真)。

 午後3時より午後5時半まで、周遊実作。その内より翌日朝、2首を提出しなければならない。F支部4人はまとまって、寺町より犀星文学碑を訪ねた。

 午後6時より午後8時まで、大広間にて懇親会。料理と飲みものを楽しむ立食パーティ。選者の方々、誌上でのみ存じている方との、うちとけた、あるいは熱い会話が交わされた。

 8時15分より9時半まで、5グループにて、「選者・スバル作家を囲んで」の談話会。僕のAグループでは、選者4名に様々な質問をして、様々な答えを頂いた。

 その後、部屋に戻って、充実した思いで、就寝。

2015年8月10日 (月)

支部8月歌会

Imgp1042 昨日の8月9日(第2日曜日)午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の8月歌会が持たれた。

 僕は都合で7月歌会を欠席しているので、2ヶ月ぶりの参加である。

 事前1首出詠10名、当日参加者5名。病気などで参加できない方が多い。

 支部長と事務方の用意したプリントを基に、支部長の司会で、1首ずつ批評し、支部長の講評と添削例提示で会は進んだ。

 僕の1首は、支部長が「作者の面目躍如の作品」と褒めてくださって、添削なしだった。

 「コスモス短歌会」の金沢・全国大会への参加要領なども話し合った。

 参加会員の都合等もあり、3時過ぎに散会した。

 

2015年7月25日 (土)

「その一集」特選欄

 結社歌誌「コスモス」2015年8月号より、昨日の「月集」に続き、「その一集」特選欄の読了を報告する。

 「その一集」通常欄は、ただいま精読中なので、機会があれば記事アップする。

 この特選欄は、9選者×5名=45名が、各5首(まれに6首)掲載される。

 詠みぶりだけでなく、内容も、選の鍵になっているようだ。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。S・修一さんの5首より。

あの服かこの服かなど迷ひゐし父が遺影を撮ると出でゆく

 「父が」までは、お洒落して遊びにゆくかと思わせて、そのあとで厳粛な思いにさせる。

Photo

「フリー素材タウン」より、蓮の花の1枚。

2015年7月 6日 (月)

「月集スバル」「月集シリウス」

 結社歌誌「コスモス」2015年7月号より、「月集特別作品」「月集スバル」「月集シリウス」を読みおえる。

 実は事情で、「あすなろ集」「その二集」の作品を先に読んだが、また機会があれば記事アップする。

 「月集スバル」は選者、もしくは選者経験者、「月集シリウス」はそれに次ぐ、会の先達者である。

 自然・風景を詠んで美しく、政治を詠んで鋭く、人情を詠んで豊かである。1首の流れで、音韻だけでなく、イメージ、視線の流れがなめらかである。

 付箋を貼ったのは、「月集シリウス」のM・治生さんの、次の鋭い1首。

「粛々と取り進めます」(=お前らの意見なんかを聞いてられるか)

Photo_2「フリー素材タウン」より、睡蓮の1枚。

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