カテゴリ「本・新聞」の39件の記事 Feed

2011年2月21日 (月)

「白崎昭一郎作品集Ⅰ、Ⅱ」

 市内にお住まいの作家、白崎昭一郎氏が、分厚い2冊の「白崎昭一郎作品集」を送ってくださった。

 氏は、京都大学医学部を卒業後、福井市内で開業し、福井保健所長、某大学教授を歴任した。

 また小説に志をもち、20冊余の単行本を刊行している。

 彼は小説中心の同人文学誌「日本海作家」の編集長を長く務め、僕もしばらくお世話になった。ただし僕は小説では、短編1編、掌編3編くらいを載せてもらっただけで、他には評論、詩、短歌連作などをお願いした。

 この作品集は、Ⅰが507ページ、Ⅱが長編小説「橋本左内」1編のみで648ページと大部である。

 最近は同人詩誌「群青」を毎号、送らせてもらっているので、その関わりから作品集を送ってくださったのかも知れない。

 大先輩より、拙い後輩への、励ましでもあるだろう。

Cimg4678

2011年2月11日 (金)

「越前手漉和紙銘鑑」

Cimg4661  僕の蔵書に、「越前手漉和紙銘鑑」がある。

 昭和50年、北陸通信社・発行。

 福井県の旧・今立町には、手漉和紙の産地があり、その産品は越前和紙として、貴重がられている。

 この本には、約60種の越前和紙のサンプルと、新門精一郎氏によるそれらの解説を収める。

 また末尾には、「越前和紙 歴史年表」、「越前五箇 和紙の里案内(16ページの写真集を含む)」、「紙の祭り」も収められている。

 加藤良夫氏による「紙の祭り」は、41ページにわたり(写真を含む)、貴重な文書である。

 この本のページを繰ると、越前和紙を愛した郷土の詩人、故・則武三雄さん(越前和紙での著書もある)が偲ばれる。

 写真は、箱の表である。

2011年1月 1日 (土)

掘り出し物

 新年初めの日ということで、おめでたい(?)掘り出し物の話を書く。

 ただし古本のことなので、金額的には大したものではない。

 数年前、「BOOK OFF 米松店」の全集類のコーナーに、「ガルシン全集」(中村融・訳、青娥書房)と、「ヤコブセン全集」(山室静・訳、青娥書房)の、箱入り1巻全集が、共に1冊105円で出ていた。

 「これは」と思って買い求め、家に帰ってネットの「日本の古本屋」で調べると、共に5、6千円する本だった。

 同店や「BOOK MARKET 武生店」などで、他にも掘り出し物の古本を買った事がある。

 最近ではそれが、ぱたりと無くなった。

 いわゆるセドラー(「BOOK OFF」で古本を買って、「Amazon」やオークションで売る人たち)が現れて、「BOOK OFF」側でも用心し、「これは?」という本は、ネットで調べるらしい(これは僕の推測だけれど)。

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2010年8月30日 (月)

2,300件め

 文庫本蔵書データベースへの入力が、昨日、2,300件めに至る。

 その本は、青木利夫「ヨーロッパ感情旅行」(朝日文庫、昭和59年・刊)である。

 内容はわからないが、カバー装画がお洒落である。

 「本・新聞」のカテゴリで調べてみると、2,000件めの入力の報告は、2009年9月27日で、300件の入力に約11ヶ月かかっており、とてもスローペースだ。

 文庫本の蔵書は、2,700冊~3,000冊の間と予想している。

2010年7月16日 (金)

「漱石詩集 印譜附」

003  僕の古い蔵書に、「漱石詩集 印譜附」がある。

 岩波書店、大正8年・刊。

 小さな秩に2分冊が入っている。

 1冊は漱石の漢詩集で、原文では僕にはわからない。吉川幸次郎の注釈による漱石詩集を、岩波新書で読んだことがある。

 もう1冊は、漱石の印譜集で、これが貴重である。

 見開き2ページの左側に印が捺してあり、右側のページは空白である。

 全28ページに印が捺してあるが、1ページに2つの印が捺してあるところもある。

 朱のにじみ具合などから、印刷ではなく、1つ1つ印を捺したようだ。

 僕の数少ない稀覯本のうちの1冊である。

 写真は、2番めの「漱石」の印。

2009年9月27日 (日)

2,001件め

 エクセル形式による文庫本蔵書データベースへの入力が、東海林さだおのエッセイ集「ワニの丸かじり」(文春文庫)でもって、2,001件めとなった。

 1,800件を越えたのが、このブログによると、今年7月15日である。

 200件入力に2ヶ月余りで、少しペースアップしているか。

 これと、残りの文庫本の様子では、文庫本蔵書は、2,500件(冊数はそれ以上)という予想も、ホラではなくなってきた。

2009年7月15日 (水)

1,800件越え

 文庫本蔵書のデータベースへの入力が、1,800件を越え、1,811件に至った。

 入力が1,500件に至ったのが、このブログの「本・新聞」カテゴリで調べると、昨年の12月25日である。300件を入力するのに、7ヶ月近くかかった訳である。

 何かと忙しく、データの入力が稀なのと、僕のミスで入力結果に不安が生じて熱心になれない事情がある。

 とまれ1,800件めの入力がJ・S・ミル「自由論」(岩波文庫)、1,801件めの入力が源氏鶏太の「大願成就」(角川文庫)だったことは、目出度い。

2008年12月25日 (木)

1,500件に達する

 先日、文庫本蔵書のデータベースへの入力が、1,500件に達した。

 今年9月4日のブログ(カテゴリは「本・新聞」)で、「1,300件に到る」という題の記事を載せているから、入力は遅々としている。他にする事がない暇に打ち込んでいるからである。

 文庫本蔵書データベースは、今年うちにどころか、年度末の3月末にも、終わりそうにない。

 文庫本蔵書は、これまでの予想の2,000冊を越えて、2,500冊くらいになりそうである。しかも、文庫本の全集(「宮沢賢治全集」10冊など)や、全集端本(「岡本かの子全集」端本など)を、除いての数である。

2008年10月16日 (木)

岩波文庫目録3種

003 005_2  僕の手もとに今、3種類の岩波文庫目録がある。

 初めの写真は、岩波文庫発刊60年を記念して、1987年に発行された単行本。以前に「BOOK OFF」で買ったもの。

 2枚めの写真の右は、発刊80年を記念して、2007年に発行された文庫本。新刊を買った。

 左の写真は、2000年版の、解説がついた目録(文庫本)。書店より、無料で貰った。

 暇のある時にこれらを読んでいると、とても愉しい。たとえば茅盾・作「子夜」上下巻があると、どんな小説だろう、読んでみたいが、絶版文庫2冊揃いでは古書界で高価だろうなあ、という具合である。

2008年9月 4日 (木)

1,300件に到る

 エクセルによる、蔵書文庫本データベースへの入力が、1,300件に到った。文庫本の蔵書は、2,000件くらい、ありそうな気がする。

 1件につき、13項目(だったかな)を入力するし(入力を終えたあと、整列させてさらに、2項目を追加の予定)、空いた時間に入力しているので、データベース化がなかなか進まない。

 いつ始めたのか覚えていないし、記録もない。今年じゅうに蔵書文庫本のデータベースが出来上がるかどうか、わからない。

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