「宇野千代全集」
「日本の古本屋」を通して、愛知県の古書店「山星書店」に注文していた、「宇野千代全集」12冊揃いが届いた。
中央公論社、昭和52年頃・刊。
箱、月報、帯(第10巻のみ欠)。
彼女の小説で、「おはん」「色ざんげ」「刺す」などが、名作と言われる。
詩誌「群青」同人の、こぐま星座さん(変名多数)も、彼女の作品のファンである。
彼女は長生きをして(1897~1996、享年98)、晩年にそのエッセイ集多数が評判になり、華やかだった。
この全集は生前版なので、それらエッセイ集は収められていないかも知れないが、読みたくなれば文庫本(古本を含む)を捜せばよいだろう。
この全集はなぜか、古本相場が安く、僕も格安で入手した。
写真は、12冊の箱の背である。
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