カテゴリ「買った本」の327件の記事 Feed

2010年2月 5日 (金)

「宇野千代全集」

005_2  「日本の古本屋」を通して、愛知県の古書店「山星書店」に注文していた、「宇野千代全集」12冊揃いが届いた。

 中央公論社、昭和52年頃・刊。

 箱、月報、帯(第10巻のみ欠)。

 彼女の小説で、「おはん」「色ざんげ」「刺す」などが、名作と言われる。

 詩誌「群青」同人の、こぐま星座さん(変名多数)も、彼女の作品のファンである。

 彼女は長生きをして(1897~1996、享年98)、晩年にそのエッセイ集多数が評判になり、華やかだった。

 この全集は生前版なので、それらエッセイ集は収められていないかも知れないが、読みたくなれば文庫本(古本を含む)を捜せばよいだろう。

 この全集はなぜか、古本相場が安く、僕も格安で入手した。

 写真は、12冊の箱の背である。

2010年1月28日 (木)

「中国現代文学選集」16冊

002  先日「BOOK  OFF 米松店」へ、読みおえた文庫本など30冊ほどを持って行ったところ、24冊が530円で売れた。

 そのとき、店内に「中国現代文学選集」(全20冊)が16冊、1冊105円で出ていたので、さっそく購入した。

 平凡社、昭和37年頃・刊。

 箱、月報、帯なし。

 箱のタイトルなどをみると、政治色の強い作品が多いようだ。

 足りない本を読みたくなったら、ネット古書店などで購入できるだろう。

 写真は、第9巻「趙樹理集」である。

 なお僕は、河出書房「現代中国文学全集」端本、12冊も持っている。

2010年1月26日 (火)

小説と哲学書②

 「楽天ブックス」へ、ポイントを利用して注文した本のうち、残りが届いた。(1月23日の記事の参照を請う)。

  • 古井由吉「野川」講談社文庫、2007年・刊
  • ジル・ドゥルーズ「意味の論理学」上下、河出文庫、2007年・刊

 「野川」は長編小説、「意味の論理学」は現代哲学書である。

 なお1月23日の記事に、レヴィ・ストロース、フーコーを読んでいないと書いたが、プラトン、カント、ヘーゲルなど読んではいないので、念のため。

2010年1月23日 (土)

小説と哲学書

 「楽天ブックス」に、ポイントを利用して注文した本のうち、1部が届いた。

  • 古井由吉「木犀の日」講談社文芸文庫、1998年。
  • ジル・ドゥルーズ「差異と反復」上下、河出文庫、2007年。

 「木犀の日」は、短編小説集である。僕は古井由吉の小説が好きで、数冊を読み、数冊の未読本を持っている。

 「差異と反復」は、難解な哲学書である。フーコーどころか、レヴィ・ストロースさえ読んでいない僕に、読みきれるかどうか、わからない。

2010年1月18日 (月)

「斎藤茂吉全集」端本7冊

005_2  「日本の古本屋」を通して、北海道の古書店「春陽堂書店」に注文していた、「斎藤茂吉全集」端本7冊が届いた。

 第29~32巻(日記篇4冊)と、第33~35巻(書簡篇3冊)である。

 岩波書店、昭和48年頃・刊。

 箱、本体にパラカバ、月報欠。

 大歌人のプライベートを覗き見るようだが、以前に「斎藤茂吉全短歌」4冊(岩波書店)を購入・読了しているので、失礼にはならないと思う。

 写真は、7冊の箱の背である。

2010年1月 5日 (火)

詩集2冊と俳誌1冊

 最近に僕が入手した本を紹介する。

  • 有馬敲・詩集「白い闇」白地社、1981年・刊、箱、帯
  • 同・同「島」砂子屋書房、1982年・刊、箱、帯補

 「BOOK OFF 米松店」で買った本。

 彼は知られた詩人で、作品を読んでみたい気持ちのところへ、立派な詩集が格安だったので、棚にあった2冊を買った。

  • 季刊俳誌「幹」№214、平成22年1月・刊

 福井県現代俳句協会会長の、Y透思朗氏が送って下さったもの。

 彼は人柄が大きいので、親しみを感じている。

 「幹」は、福井県の現代俳句の根拠地である。

2009年12月30日 (水)

小高賢・編著「現代の歌人140」

002  「Amazon」に注文した本、小高賢・編著「現代の歌人140」が届いた。

 2009年、新書館・刊。

 明治41年生まれの小暮政次から、昭和50年生まれの永田紅まで、140人の歌人がセレクトされている。「コスモス」所属の歌人も、ざっと見たところ数名が収められている。

 体裁は、見開き2ページに30首の短歌、その初めに短いプロフィール欄、その下部に小高賢による鑑賞欄が付される。

 1ページ17首のところもあり、活字が小さいが、あまり気にならない。アンソロジーと割り切る気持ちがあるからだろう。

 この本が、作品に沿いつつ、僕の現代短歌入門になればよい。

2009年12月29日 (火)

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」

003  「楽天ブックス」に注文した、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」が家に届いた。

 新潮文庫、2009年19刷。

 僕はこの本の存在を知りながら、長く、読みたいと思わなかった。

 心理セラピストで、紙誌や本で活躍する人を、信用できない。

 それに作家が、セラピストにお伺いを立てることも、不自然だ。

 ただしこの本で村上春樹が、60年代学生運動や、オウム事件・阪神大震災への思いを述べているということで、彼の小説のよき理解、とくに幻想的に描かれることへの理解が、できるようになるのではないか、と思ったからだ。

2009年12月24日 (木)

「BOOK OFF 二の宮店」にて

 近所に用事があったのでそのあと、久しぶりに「BOOK OFF 二の宮店」に寄る。

 5冊を買ったので、以下に紹介する。

  • Jamais Jamais「B型自分の説明書」2008年16刷(文芸社)
  • 佐江衆一「黄落」(新潮文庫)1999年
  • 石田衣良「約束」(角川文庫)2007年
  • 同「赤・黒」(文春文庫)2008年
  • 同「スローグッドバイ」(集英社文庫)2005年

2009年12月16日 (水)

「現代詩年鑑 2010」

004  「勝木書店ワッセ店」に取寄せを依頼していた、「現代詩年鑑 2010」が届いたと連絡があったので、仕事後に店まで行き、本を受け取った。

 2009年12月、思潮社・刊、408ページ+出版目録。

 内容は、「2009年代表詩選140篇」、鼎談「詩と世界の繋留点を探る」、評論、アンケート「今年度の収穫110人回答」、「詩人住所録」、「詩書一覧」、「詩誌一覧」など。

 「詩人住所録」には、僕の名前も載っている。

 「詩誌一覧」には、僕の参加している同人詩誌「群青」「青魚」も載っている。

 上2つの確認だけでは惜しいので、年末年始の休み(といっても、僕は12月30日まで働くので、休みは4日間しかない)に、全体にわたって読んでみようと思う。

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