カテゴリ「買った本」の327件の記事 Feed

2013年3月 6日 (水)

大江健三郎・文庫本2冊

Cimg6816Cimg6813













 Amazonのサイトで、大江健三郎の小説「水死」が文庫化された(講談社文庫、2012年12月)事を知り、注文した。

 そのあと同氏の「美しい……」という文庫本が蔵書にあったな、と思って文庫本棚を捜したが、見つからない。

 Amazonの古本で探すと、新潮文庫「美しいアナベル・リィ」が、1円で何冊か出ていた。状態の良さそうな、「(有)イーブックスパイダー吉野の桜店」に注文した。

 しばらくしてもう1度、文庫本棚を捜すと、同氏の「二百年の子供」「さようなら、私の本よ!」と共に、「美しいアナベル・リィ」が並んでいた。

 注文をキャンセルできる時間帯だったが、1円の注文(別に送料250円が掛かるが)なので、キャンセルしそびれた。

 本が着いて驚いた。カバーに擦り傷はあるが、帯の付いた文庫本を、1円で売っていたのだ。古本の一覧表で、帯に言及していたか、僕には覚えがない。

 同氏の文庫本小説、4作を今度は、文庫本棚の目立つ所に並べて、おいおい読んでゆこう。

2013年2月19日 (火)

歌誌2冊

Cimg6783














 昨日に結社歌誌「コスモス」2013年3月号が届いた。僕の歌は3首選だった。

 今号は、「創刊60周年第一記念号」という事で、さまざまな企画が載る。出来るだけ丁寧に読みたい。

 今日(指定休日の火曜日)の午後に、「パワーセンター ワッセ」にある書店、「Super KaBoS ワッセ店」へ行き、総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の3月号を買った。

 例年の通り、「アンソロジー二〇一二 テーマ別私の一首」が載る。

 共に、読みおえたなら、ここに報告したい。

2013年2月 4日 (月)

「日経PC21」3月号

Cimg6753
 先日の夜、近所のローソン(もうカタカナ、「」なしだよね)へ行った時、本棚にこの雑誌があったので、買ってきた。

 特集の「どれがいいのか!タブレット」に関心があった。電子書籍等に興味があった。

 何年かパソコンを使って、僕は初心者を卒業したかな?と思っていた。

 しかしこのPC誌の言葉や、言っている事がわからない。

 アンドロイドって?iOSって?読んだ事はあるけれども、噛んで含めるような説明がないから、その他も含めて、記事がわからない。

 その他の特集も難しく、今の所、興味がない。

 いまだに僕には、「日経PCビギナーズ」あるいは「週刊アスキー」を読むのが、所を得ているのだろう。

 あるいは目的別の単行本は、図版を多く入れて、手取り足取り教えてくれるのだが。

2013年1月30日 (水)

文庫本3冊

Cimg6739














Cimg6742_2

 最近、文庫本を3冊、入手した。

 上の写真は、日本エッセイスト・クラブ編のベスト・エッセイ集より、「’05年版 片手の音」「’06年版 カマキリの雪予想」(いずれも文春文庫)である。

 昨日の記事の「’04年版」に続く本である。

 2冊は、Amazonのマーケット・プレイス「ブックマーケティング」より入手した。

 僕は「’07年版 ネクタイと江戸前」を持っている。このシリーズを初めからそこまで、25冊を読みおえたなら、このシリーズの読み継ぎも一旦、中断したいと思っている。

 下段のポール・ホフマン(平石律子・訳)「放浪の天才数学者 エルデシュ」(草思社文庫、2011年・刊)は、数学者の伝記的な本である。

 Amazonのマーケット・プレイス「Second shop」より、入手。

 僕は数学は苦手だったが、高等数学「ポアンカレ予想」「フェルマーの最終定理」「四色問題」、3つが証明された、物語的な本を読んでいる。ここには進歩がある。

2013年1月24日 (木)

武藤佐枝子「マルテニツァを襟に」

Cimg6726 武藤佐枝子さんの歌集、「マルテニツァを襟に」が届いた。

 平成24年7月、短歌研究社・刊。

 彼女は「コスモス」会員では、ブルガリア在住のただ一人の歌人である。歌集上梓は、「コスモス」誌で知った。

 入手までの経緯が面白い。

 まずAmazonを見たが、在庫なし。

 それで楽天ブックスを見ると、取寄せの上、販売とあるので、1月3日付けで注文した。

 1月8日、13日、「取寄せ中」のメールがはいる。

 1月21日に、ようやく発送案内がメールで届き、1月22日に歌集が届いた。

 勝手に心で応援している人の歌集なので、近いうちに読みたい。

2012年12月19日 (水)

「コスモス」と「歌壇」

Cimg6666














 1昨日の12月17日(月曜日)に、結社歌誌「コスモス」2013-1月号が届いた。

 僕の歌は、(10首出詠のうち)久しぶりに特選で、5首掲載だった。

 いつもの所まで読んだなら、また報告する。

 昨日・18日(火曜日、指定休日)に、書店「SuperKaBoSワッセ店」へ行き、総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2013-1月号を買った。その他の本は買わなかった。

 同誌の新春巻頭作品に、「コスモス」編集兼発行人の宮英子さんが、「週間日録」8首を寄せていられる。

2012年12月11日 (火)

「現代詩年鑑」と詩集「満月をしも」

Cimg6644Cimg6645














 Amazonへ注文していた、思潮社「現代詩年鑑2013」が届いた。

 「詩人住所録」には僕の名前が、「詩誌一覧」には僕の参加する詩誌「群青」「青魚」が載っている。

 毎年買うのだが、その確認だけではもったいないので、ぼちぼち読んでゆきたい。

 「日本の古本屋」を通して、東京都の古書店「心願社」に注文していた、石原吉郎の遺稿詩集「満月をしも」が届いた。1978年、思潮社・刊、箱、帯補。

 先の12月8日付け記事の末尾に、「取寄せ中」と書いた本である。

2012年11月23日 (金)

「中勘助全集」書簡篇

Cimg6598 書店「Super KaBoS ワッセ店」内の古書店で、「中勘助全集」(全17巻)の書簡篇(第15、16、17巻)を買った。

 岩波書店、1991年頃・刊。箱、月報あり。

 写真は3冊の箱の背である。

 その棚には、この全集の途中(小品・随筆篇より)からしかなく、第14巻は詩歌篇だった。

 しばらく前から気になっていて、今日午前、書簡篇3冊揃いを買った。

 彼の小説は、有名な「銀の匙」を含め、1冊も読んでいない。

 しかし岩波書店の「中勘助 小説・随筆 <復刊>7冊」より、「銀の匙」を含む5冊を所蔵している。

 また岩波文庫の「中勘助詩集」を読んでいる。

 それで書簡篇を買っても、そんなに不義理ではないと思う。

 第17巻の末尾に、中勘助宛山田又吉書簡、補遺、年譜、総目索引、他を収めている。

2012年10月16日 (火)

歌誌とエッセイ集

Cimg6505Cimg6508















 今日午前、商店集合地「ワッセ」にある、書店「SuperKaBoS ワッセ店」へ行った。

 お目当ての総合歌誌、「歌壇」11月号はすぐ見つけた。

 パソコン本の棚で、「できるExcelデータベース」の2010版があった(2002~2007版は持っている)が、買わなかった。

 またAmazon内のマーケットプレイス「駿河屋」より、古本「’97年版ベストエッセイ集 司馬さんの大阪弁」(文春文庫、日本エッセイスト・クラブ編、2000年・刊)が届いた。この年刊エッセイ集のシリーズを読み続けているが、この巻(他にも)が手許に無いからである。

 この本の値段は1円である。送料が250円と一定なので、実際の送料との差額が店の儲けになる。ただしAmazonも一定額の手数料を差し引いて、利益とする。細ごまと、せちがらい世である。

2012年9月17日 (月)

春日井建「青葦」

 砂子屋書房「春日井建全歌集」(2010年・刊)より、4番めの「青葦」を読みおえる。

 原著は、1984年、書肆 風の薔薇・刊。

 1963年・25歳で歌と別れた彼が、1979年・41歳で歌作・再開、中部短歌「短歌」の編集発行人を引き継ぐ。

 歌作・再開は、三島由紀夫の死(1970年)、大事な友の死があり、父の死が「充填された銃の引金をひかせることとなった」(「あとがき」より)。

 結社誌の編集発行人を引き継いだのは、父の遺志か、残された会員の意志か、彼の老母への憐みか。「この短い期間の心理的事件は、私にとっては不可思議かつ不条理だったが、表向きには自然にことが運んだ。」と彼も多く触れられたくないような、「あとがき」である。

 以下に5首を引く。

蕩尽のはてに帰りし体には馴染まむとせぬ家具の影さへ

秋雷の一閃ののち闇ふかし忘じ難きは人にはあらず

うちつけに黄葉吹きあぐるつむじ風われに老いたる母一人ある

運不運ともに搬ばれゆくならむ旅の鞄はわれになじみぬ

住む場所のいづこにもなき悲しみに砂漠清しと言ひしロレンス

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート