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2007年4月の18件の記事

2007年4月29日 (日)

ポオ詩集

 昨日午後3時より、甥の結婚式に出る。結婚式に招かれて盛り上がる歳でもないので、ビールを途中からウーロン茶にかえ、料理も余した。写真を70枚ほど撮ったので、ミスしたものを除き差し上げるつもり。僕のカメラは安物の一眼レフである。

 今日、阿部保・訳「ポオ詩集」(新潮文庫)を読み終えた。昭和31年初刷、昭和41年10刷の元パラカバ破れ、本文ヤケの古い本である。大時代的な(?)訳で、それで通っていた時代のおおらかさが懐かしい。そして末尾の新潮文庫目録に載っている本は殆どすべて、いまの書店の棚に並んでいない、つまり絶版になっているようすなのに気付く。

2007年4月27日 (金)

牡丹「島錦」

 軒下の10号(直径30センチ)プラ鉢で、斑入り花の牡丹「島錦」が咲いている。斑入り花の牡丹はこの品種だけらしい。ピンクの地に赤い斑が入っているが、優れた株では、白の地に赤い斑が入って、花が映えるらしい。種苗カタログのカラー写真で見たことがある。

 庭では紫木蓮(普通種)や花の大きな木瓜「世界一」が咲いている。

2007年4月26日 (木)

洋種椿の初花

 一昨年の秋だったか、種苗会社の通販で買った4種の洋種椿のうち、2種が初花を咲かせた。はかの鉢花とともに、軒下に並べてある。

 ひとつはピンク八重花の「イースタモーン」、もうひとつは白半八重の「エレガントシャンパン」である。もうひとつの株には莟があるが、4種めは莟がなくて枝葉の勢いがよい。

 庭では八重桜と鬱金桜が花盛りである。

2007年4月25日 (水)

「歌壇」5月号と

 今日一日は、日曜日出勤の振替休日である。午前中に書店で「歌壇」5月号と、「エクセルで困ったときに開く本」(朝日新聞社)を買った。

 歌誌の購入は色々と種類の変遷を経た。「NHK歌壇」は入門的、角川「短歌」は保守的、「短歌研究」は先鋭的すぎる、ということで中道左派的(?)な「歌壇」をいまのところ買って読んでいる。「短歌往来」と「現代短歌 雁」は、周辺の本屋に置かれていない。5月号特集の「いま読みなおす「女人短歌」のうた」も感動的だし、インタビュー「河野裕子 私の会った人々」も語りがざっくばらんで、興深いエピソードが続々と出てくる。作品連載等は言わずもがなである。

 エクセルの本は、蔵書のデータベースをエクセルで作ろうとして、わからない事が多いからである。推定で四千冊くらいの蔵書を書庫に収められれば良いのだが、今のところ書庫建設は無理なので、このようなたいへんな手間を掛けなければならないのである。他の目的にも使えるけれども。

2007年4月24日 (火)

シングルCD

 僕にはよく聴くシングルCDが2枚ある。1枚はユーミンの「輪舞曲(ロンド)」である。夫婦の仲がいまひとつのとき、この曲を聴くと、穏やかな気持になって効果がある。なかでも歌詞の「あなたの知らぬ傷跡も 雪解けに咲くクロッカス」の箇所が好きである。

 2枚めはPuffyの「サーキットの娘」である。明日の仕事のために気合を入れる時に効果がある。歌詞のなかでも「「ねずみ色に輝くアスファルトが 男たちの戦いを待っている」「誰より早く帰って来てね 私の所へ お願い」の箇所に元気が出る。

 ほかにサザンの「01MESSENGER」「エロティカ・セブン」なども聴く。

 いずれも「ブックオフ」のワゴンセールで1枚10円か30円くらいで買った中古CDである。アルバムCDは聴き通すために1時間くらいかかるので、忙しい僕はあまり聴かない。

2007年4月22日 (日)

原色世界の美術12

 昨夜、「原色世界の美術12 エジプト」(小学館)を見終えた。

 今日の午後、先日の売れ残りの本80冊ほどを、息子の母校ではなく、市立みどり図書館に寄贈した。土、日曜に引き取って貰えるため。「原色日本の美術」30冊、ファブリ版「世界美術全集」20冊、囲碁全集「現代の名局」10冊、ほかに「定本 三好達治全詩集」など。こころよく引き取って貰えた。空いた本棚には既に別の本が並んでいる。

2007年4月19日 (木)

前登志夫歌集

 昨日、「日本の古本屋」を通じて註文してあった、現代歌人文庫8「前登志夫歌集」(国文社)が届いた。彼の作品は綜合歌誌でしか読んでいなかったので、初期作品をある程度まとめて読めるのはありがたい。

 今日、山岳エッセイストの増永迪男さんから著作「夜明けの霧の山」が届いた。写真と散文の美しい内容である。

 岩波書店のホームページより、岩波文庫の新刊・復刊を覗いたが、ほしい本はなかった。

 

2007年4月18日 (水)

ゲーテ、春日井建

 昨夜、「世界詩人全集」1「ゲーテ詩集」(新潮社)と、「現代歌人文庫」35「続・春日井建歌集」(国文社)を読み終えた。ゲーテの詩と春日井建の短歌を同時並行的に読むのは無謀なようだが、ぼくはこういう事にわりあい慣れている。

 ところでゲーテは病的で、春日井建は健康的と感じる僕の感覚は病的だろうか。

2007年4月15日 (日)

何でも鑑定団

 日曜日は僕がテレビを観るほとんど唯一の曜日である。11時過ぎにNHK教育チャンネルのNHK杯将棋戦を途中から観た。7段棋士が4段棋士に負けたが、勝負だからそういう事もある。

 12時から「開運!何でも鑑定団」を観る。こちらではこの番組が日曜日の正午から放映される。僕はこの番組が大好きで、「何でも鑑定団」を観ないと、1週間の区切りがつかない。この番組を観たいがために、支部歌会を欠席する場合もある。とくに今日は3時間の特番で、十分堪能した。

 骨董品鑑定の楽しみは、時に多額な不労所得を得られる所にあるように思う。庶民の夢で、宝くじが当選したようなものだ。

 ただし僕は、骨董収集の授業料を時間的に財政的に支払うつもりはない。また県立博物館に勤める親類男性にこの番組のことを話したら、「ああ、あれはハズレも入れて面白おかしくやってますけどね」と苦々しいふうだった。もっとも博物館では金額より学術的価値を重んじるから…。

2007年4月14日 (土)

荒川洋治さん

 午後2時より福井新聞社で第5回「北陸現代詩人賞」贈賞式があり、僕も参加した。久々に顔見知りの詩人たちと会った。また選考委員長の荒川洋治さん(現代詩作家)と話をかわした。荒川さんは高校文芸部の1年先輩で、僕は彼が中心となって発行した同人詩誌「とらむぺっと」の、Mさんと共に創刊同人である。彼がリードした文芸部活動の熱気を、彼は「〇高文芸ルネッサンス」と称した。今も僕は細々と詩を書いている。

 休憩時に建物の外で二人きりで煙草を吸った時に、高校文芸部員だった同級生や後輩の消息を彼に訊かれたので、僕は知っている限りを伝えた。またお互いの両親の話になった時、僕の一人息子のことを訊かれたので、正直に答えた。

 写した写真のうち、彼の写っている良いものがあったら送る約束をした。

 5月の土曜日に、図書館で彼の講演があることがわかったので、それも聴講したい。

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