「コスモス」2007-8月号を、いつもの所まで読みおえた。初めから「COSMOS集」までと、「扇状地」など。若い人たちの活躍がたのもしい。
昨日は夏休みの一日だったので、午前中に「BOOK OFF米松店」に行き、文庫本3冊を買った。小川洋子「博士の愛した数式」新潮文庫、色川武大「私の旧約聖書」中公文庫、井原西鶴「好色一代男」岩波文庫である。取上げて読み始めるのは、いつかわからない。
近所の林から朝夕に聞こえる声は蝉らしいが、と思ってヤフーで検索すると、蝉の種類ごとの声が聞けるサイトがあり、やはり蜩(ヒグラシ 別名カナカナ)とわかった。鳥の声のように大きいから迷ったのだ。
そのサイト「昆虫カエルの鳴き声」のアドレスを記してみますので、興味がおありの方は覗いてみてください。
数日前より昨日まで、梅雨どきらしいわが庭に、5匹くらいのオハグロトンボが住んでいて、僕が近づくと、ひらひらと飛びたつさまが優雅だった。
よく晴れた今日、山あいのわが職場の敷地で、赤トンボの群舞が見られた。好天の今日に羽化したのだろう、近くに川はないのにヤゴはどこに住んでいたのだろう、秋の赤トンボとは種類が違うのだろう、と仕事の合間に話が弾んだ。
歌集2冊、村山香代子「アーモンドの枝」と田村ひさ子「葉ざくらの窓」を読みおえた。二人はともに「未来短歌会」の歌人である。「未来」の歌人の歌集をたくさん(50冊くらい)入手したので、折々に読んでゆきたい。
「アーモンドの枝」には75首のみ収載されている。歌集の見開きの片側のページに4~6首が載っており、反対側のページに童画ふうの絵が載っていて(本文のページにはみ出している場合もある)その絵のうえに本文の短歌の英訳が刷られている。ビジュアル歌集の先駆けであろうか。外国の人に短歌を理解してもらう努力も多とする。
「葉ざくらの窓」のなかでは、今際の夫、亡くなったあとの夫恋を詠んだ作品は激しく、凄味さえある。多くの人に読まれてほしい歌集である。
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