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2008年2月の15件の記事

2008年2月 6日 (水)

「読書について 他四篇」

005  ショウペンハウエル(別の呼び方・ショーペンハウアー)の「読書について 他四篇」(岩波文庫)を読みおえる。

 彼はそうとう選良意識がつよいようである。文章の中に「知的賎民」「三文文筆家」等の罵言が頻出する。自分の哲学上の業績について大きな自信を持っているのだろう。

 彼の主著「意思と表象としての世界」も市販されているので、買って読みたい気がする。

2008年2月 5日 (火)

鉢花

002 004  先日、妻が知人から鉢花を3つ貰ってきたので、靴箱の上においている。名前はわからないが、プリムラかバーベナの1種だと思う。

 いま冬の時期に鉢花は珍しく、日本の暖地でハウス栽培されたものだろう。

 僕は、1年草は小さい苗のときの管理が苦手で、球根草花、花木などを少し手がけている。盆栽も細かい手入れと長い年季が要るようで、手を染めていない。

2008年2月 4日 (月)

「棧橋」№93

 季刊同人歌誌「棧橋」№93を読みおえる。

巻頭の宮里信輝さん96首詠「運気」を面白く読む。

水上比呂美さんの48首詠「美男な鰐」は、ファンタジック・サスペンスと呼ぶべき、短歌の新しい世界を開拓している。ファンタジックと書いたけれども、心理はリアルである。

昨年9月初めに葛城で催された批評会の折りのことがらを連作とした方、新しい歌境を拓こうとしている方も多い。

2008年2月 3日 (日)

紅梅

001 005  内玄関の靴箱のうえで、鉢の紅梅がちらほら咲いている。

去年に比べて、花が少なく、小さく、色も薄い。夏のあいだの肥培がわるかったのだろう。去年は、買ってから1年で、生産者の肥培の力が残っていたのだろう。鉢物の花はたいてい、そういうものだ。

   拙作1首

紅梅の一輪咲きぬ睦月すゑ靴箱の上に春のさきぶれ

     (「コスモス」平成19年5月号より)

2008年2月 2日 (土)

「オーウェル評論集」ほか

 午前中、久しぶりに「BOOK OFF鯖江店」へ行く。ここには買いたくて買える本があった。7冊を買ったので以下に列記する。

ジョージ・オーウェル「オーウェル評論集」(岩波文庫)

伊藤整「近代日本人の発想の諸形式 他四篇」(同)

スウィフト「奴婢訓」(同)

中谷宇吉郎「科学の方法」(岩波新書)

旺文社「現代日本の名作 46 山川方夫 坂上弘」

同「同 47 後藤明生 畑山博」

捧和子歌集「銀の歳月」(柊書房)

 なかには既に蔵書にある本も混じっているかもしれない。各1冊、105円であった。

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