季刊同人歌誌「棧橋」№93を読みおえる。
巻頭の宮里信輝さん96首詠「運気」を面白く読む。
水上比呂美さんの48首詠「美男な鰐」は、ファンタジック・サスペンスと呼ぶべき、短歌の新しい世界を開拓している。ファンタジックと書いたけれども、心理はリアルである。
昨年9月初めに葛城で催された批評会の折りのことがらを連作とした方、新しい歌境を拓こうとしている方も多い。
午前中、久しぶりに「BOOK OFF鯖江店」へ行く。ここには買いたくて買える本があった。7冊を買ったので以下に列記する。
ジョージ・オーウェル「オーウェル評論集」(岩波文庫)
伊藤整「近代日本人の発想の諸形式 他四篇」(同)
スウィフト「奴婢訓」(同)
中谷宇吉郎「科学の方法」(岩波新書)
旺文社「現代日本の名作 46 山川方夫 坂上弘」
同「同 47 後藤明生 畑山博」
捧和子歌集「銀の歳月」(柊書房)
なかには既に蔵書にある本も混じっているかもしれない。各1冊、105円であった。
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