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2009年12月の28件の記事

2009年12月30日 (水)

小高賢・編著「現代の歌人140」

002  「Amazon」に注文した本、小高賢・編著「現代の歌人140」が届いた。

 2009年、新書館・刊。

 明治41年生まれの小暮政次から、昭和50年生まれの永田紅まで、140人の歌人がセレクトされている。「コスモス」所属の歌人も、ざっと見たところ数名が収められている。

 体裁は、見開き2ページに30首の短歌、その初めに短いプロフィール欄、その下部に小高賢による鑑賞欄が付される。

 1ページ17首のところもあり、活字が小さいが、あまり気にならない。アンソロジーと割り切る気持ちがあるからだろう。

 この本が、作品に沿いつつ、僕の現代短歌入門になればよい。

2009年12月29日 (火)

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」

003  「楽天ブックス」に注文した、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」が家に届いた。

 新潮文庫、2009年19刷。

 僕はこの本の存在を知りながら、長く、読みたいと思わなかった。

 心理セラピストで、紙誌や本で活躍する人を、信用できない。

 それに作家が、セラピストにお伺いを立てることも、不自然だ。

 ただしこの本で村上春樹が、60年代学生運動や、オウム事件・阪神大震災への思いを述べているということで、彼の小説のよき理解、とくに幻想的に描かれることへの理解が、できるようになるのではないか、と思ったからだ。

2009年12月28日 (月)

「新潮文庫解説目録 1981年」

004  本の山の中から、「新潮文庫解説目録 1981年」が出てきたので読む。

 今から28年前の目録、文庫本サイズ。

 他の人にはつまらなくても、僕には興味のある本だ。

 それに、廃棄しようと古いものを整理するうち、読みふけってしまう心理にも似る。

 流行作家の盛衰がわかる。

 当時は34冊も新潮文庫が出ていた石川達三も、現在では本屋の新潮文庫コーナーで見ることがない。

 また当時、13冊の新潮文庫が出ていた丹羽文雄も、現在ではコーナーで見かけない。

 他の作家を含めて、様変わりといえばそうなのだけれど。

 また古い目録を読んでいて、どうしても読みたい本があれば、ネット古書店などで探して、買うこともできる。

2009年12月27日 (日)

「B型自分の説明書」

B_002  Jamais Jamais「B型自分の説明書」を読みおえる。

 文芸社、2008年16刷。

 このシリーズ4冊のうち、B型の本のみ読んでいなかったので、「BOOK OFF」で見つけて、読んでみた。

 僕は占いをかなり信じるほうで、生き方の拙いところを、宿命のせいにしている所があるかも知れない。

 それに、未来に対して、備えられるところがあれば良い。

 さて血液型B型の人が近親者にいるので、この本は興味深かった。

 おおまとめで言うと、B型の人は、外面は突っ張っていても、内面は可愛らしく、いろいろ考えてもいる、というところらしい。

2009年12月26日 (土)

石田衣良「約束」

003  石田衣良の短編小説集、「約束」を読みおえる。

 角川文庫、平成19年・刊。

 この本には、「約束」「青いエグジット」「天国のベル」「冬のライダー」「夕日へ続く道」「ひとり桜」「ハートストーン」の、7編の短編小説が収められている。

 「ひとり桜」の主人公は40歳台の男性だけれど、他の6編はすべて、小学生から19歳までの少年が主人公である。

 それぞれ、苦難に遭いながら、人々の見守るなかで、再出発しようとする、感動的なストーリーである。

 最初の「約束」や「天国のベル」では、亡き人が現れるという、ファンタジックな結末の付け方がされるが、だんだんリアルな結着になるところが面白い。

 僕は、石田衣良の小説を、文庫本で数冊もっているが、実際に読んだのはこの本が初めてである。

2009年12月25日 (金)

「週刊アスキー」2010-1/5・12号

001  近所の「ローソン」で買った、「週刊アスキー」2010-1/5・12号を読みおえる。

 新年号ということで、表紙モデルはブログ界のクィーン・中川翔子(もっとも僕は、彼女のブログを「お気に入り」に入れていない)である。

 また漫画の結末もおめでたい所に持っていってるようだし、小文もそのような感じだ。

 もっとも記事の面では、惹かれるものが少なかった。

 パソコンを買う気はないし、ツイッターを始める気もないし、ブルーレイ・ディスク・レコーダーを買う予定もなく、無料ソフトを導入する気もない。

 分散的な記事を寄せ集めた雑誌だと、外した場合、参考になる記事がほとんど無い事態に遭遇する。

 僕も気をつけてはいるのだが、華やかさに惹かれたのか、この「週刊アスキー」を買ってしまった。

2009年12月24日 (木)

「BOOK OFF 二の宮店」にて

 近所に用事があったのでそのあと、久しぶりに「BOOK OFF 二の宮店」に寄る。

 5冊を買ったので、以下に紹介する。

  • Jamais Jamais「B型自分の説明書」2008年16刷(文芸社)
  • 佐江衆一「黄落」(新潮文庫)1999年
  • 石田衣良「約束」(角川文庫)2007年
  • 同「赤・黒」(文春文庫)2008年
  • 同「スローグッドバイ」(集英社文庫)2005年

2009年12月23日 (水)

「コスモス」2010-1月号

 結社歌誌「コスモス」2010-1月号を読みおえる。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新扇状地」他。

 「新・作歌わたしの方法15」、「展望」などの散文も、作歌を導く参考になる。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」の22ページ下段、MYさんの作品。

繰り返す日々と思へど少しづつ違ふはわれの生命減るゆゑ

2009年12月22日 (火)

「古本屋くまねこ堂・妻のブログ」

 僕が毎日、楽しみに覗いているブログを、紹介する。

 古本屋・古物屋の「くまねこ堂」の奥さんが書いている「古本屋くまねこ堂・妻のブログ」である。ほぼ毎日更新。

 まだ若い夫婦(子供はいない様子)と、従業員1人、猫2匹が、出張買取(東京都と近辺の県)やサイトへのアップや買取品の整理に活躍する様を、写真を含めて記事にアップしている。

 買取、市場出品の様子、看板猫の生態(おもに写真で)、買取品の紹介など、興味深い。

 奥さんは、美的センス、ユーモアのセンスのある方で、ブログを読むのが楽しい。

2009年12月21日 (月)

ファンヒーター3台・他

 昨日(日曜日)の午前中、僕は車でJAのS給油所へ行った。18リットルポリ缶2つに灯油を入れて貰って、家へ持ち帰った。

 セルフ・スタンドのほうが安いようだが、車のガソリンとともに、まだ利用したことはない。

 テレビ「なんでも鑑定団」を見終わった(当地では、日曜日の正午から放送される)あとの1時半、妻の車の運転で、「ワイプラザ」へ行く。そこでざっと見て、隣接する大型電器店「百満ボルト本店」へ行く。

 ファンヒーターが「ワイプラザ」よりも安かったので、小型2台、中型1台を買う。家族の事情による。

 パソコン・プリンタのインクも買う。インクが切れかかっているので、年賀状印刷に備えて。

 「ワイプラザ」へ戻って、炬燵下敷きマットを買う。

 帰宅してさっそく、僕の部屋で新しい小型ファンヒーターを点して、暖房を始めた。

 妻が出費を嘆いていた。

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