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2011年9月の28件の記事

2011年9月19日 (月)

「モーツァルト」

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 昨日の記事で購入を報告した中古CD、同朋舎出版「ザ クラシック コレクション」よりの「モーツァルト」を聴いてみた。

 「交響曲第41番」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「ホルン協奏曲第2番」の3曲、67分39秒の収録である。

 2曲めの第1楽章は聴きなれていた(コンサートのアンコール曲として? 結婚式で用いられて?)が、その他はなじめなかった。

 以前に廉価版の「バッハ大全集」を買って聴き、好感を持った。

 同じシリーズで「モーツァルト大全集」もAmazonであるのだが、僕が買う事はないだろう。

2011年9月18日 (日)

6冊と1枚

 今日の午後、久しぶりに「BOOK OFF 板垣店」へ行き、古文庫本6冊と中古CD1枚を買ったので、以下に列挙する。

  • 楠田枝里子「ナスカ 砂の王国」(文春文庫)
  • 同「飛んだ 旅行記」(同)
  • 同「パンとサーカス物語」(同)
  • 同「気分はサイエンス」(同)
  • 同「不思議の国のエリコ」(同)
  • 石田衣良「フォーティ 翼ふたたび」(講談社文庫)
  • ザ クラシック コレクション「モーツァルト」(同朋舎出版・発行)

2011年9月17日 (土)

「足立美術館所蔵 大観名品100選」

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 「足立美術館所蔵 大観名品100選」を見おえる。

 昭和63年、足立美術館・発行。

 箱、落款・印・一覧、年譜あり。

 僕は美術の素人で(美術史、美術論を知らなく、美術品に多くは接していない)、横山大観の絵の実物を1作品も観ていない。

 横山大観は、自然を描いて優れていると思う。

 デフォルメされた紅葉や、白梅、海の波など、美しい。

 動物や人物は、それらとはくだるように思う。

2011年9月15日 (木)

後藤夜半「翠黛」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第3巻(昭和56年・刊)より、13番めの句集、後藤夜半(ごとう・やはん)「翠黛(すいたい)」を読みおえる。

 原著は昭和15年、三省堂・刊。

 大正12年より昭和8年までの作、216句を収める。

 彼の抒情には女性的なところがある。

 鷹羽狩行が解説で例句を引きながら、「このように夜半の句は集を追って高まりをみせ」と述べ、僕も同感するので、この後の句集を同「大系」で読める事を楽しみにしている。

 以下に5句を引く。

なつかしく子につきめぐる花御堂

魂棚のくさぐさ見ゆれ路地涼み

草市にこゞめるひとの影法師

滝の上に水現れて落ちにけり

日焼たる須磨浦町のをとめたち

2011年9月14日 (水)

「現代詩集Ⅰ フランス」

Cimg5305 「世界詩人全集」第20巻、「現代詩集Ⅰ フランス」を読みおえる。

 新潮社、昭和44年・刊。

 箱、帯、本体にビニールカバー、月報あり。

 今年8月1日の記事で、第19巻を紹介して以来である。

 この本には、第一次世界大戦中より第二次世界大戦後にわたる、フランスの13詩人の詩業が収められる。

 僕にはそれらの詩の良さが、あまりわからない。

 古典と呼ぶには新しく、現代詩と呼ぶには古い(発行当時は、新しかったのだろう)。

 アンドレ・ブルトンの「自由な結びつき」は、シュールリアリズムの詩の、最高の達成だろう。

2011年9月13日 (火)

「はじめてのWindows7 基本編」

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 先日、電器量販店「百満ボルト本店」へ行き、図書コーナーで、「はじめてのWindows7 基本編」を買った。

 戸内順一・著、秀和システム、2010年2刷。

 この本は、僕にはあまり役立たないようだ。

 すでに今年1月から、Windows7の入ったパソコンを使って来た。

 また本の初刷が2009年と古く、扱っているもののバージョンが古くて、適応できない場合が多い。

 今のパソコンで引っかかる点があるので買ったのだが、それを修整できないし、他に参考になる所はわずかだ。

2011年9月12日 (月)

白石公子「ありそでなさそで」

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 詩人・白石公子(しらいし・こうこ)のエッセイ集、「ありそでなさそで」を読みおえる。

 文春文庫、1995年・刊。

 僕は彼女のエッセイ集、「日曜日の捜しもの」を読んで、このブログの記事にした事がある。

 話題になったエッセイ集、「もう29歳、まだ29歳」に続く、30歳になった独身女性が紡ぐ「ありそでなさそで」である。

 世の男性(あるいは女性も)の好奇心を知っての、日常生活の1枚1枚を描いている。

 当時は少なかった非婚も、今では男性・女性とも、多くなっている話を聞く。

 彼女は今どうしているのだろう?

2011年9月11日 (日)

板坂元「人生後半のための知的生きがい入門」

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 板坂元「人生後半のための知的生きがい入門」を読みおえる。

 PHP文庫、1995年・刊。

 今年5月23日付けの、購入の記事 がある。

 読みおえて、今の僕にはあまり参考にならなかった。

 経歴、趣味、お洒落の自慢話を聞いているようだった。

 僕はもともと、人生論を読む事を、好まなかった。その時の悩みを解いてくれる本に、出会わなかった。

 詩や小説を読む事が、まだ頼りになった。

2011年9月10日 (土)

「現代俳句大事典」

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 「日本の古本屋」を通して、東京都の古書店「日本書房」に注文していた、「現代俳句大事典」が届いた。

 三省堂、2005年・刊。

 廉価だったけれど、箱に元は帯があったのではないかと思われる。

 これで三省堂の「現代詩大事典」、「現代短歌大事典」と共に、3つの大事典が揃った。

 「現代俳句大事典」については、数名の俳人の系統と句風を知りたいのが、当座の用であり、今後も調べる事が出来る。

 当座の用にはウィキペディアでも良かったかと思った。しかし、たとえば「渡辺白泉」で調べてみると、「現代俳句大事典」のほうが、圧倒的に情報量が多かった。

 この本を買った事は、間違いでは無かった。

2011年9月 9日 (金)

「若狭文学」第49号

Cimg5283  小浜市在住の詩人、O昭八郎さんより、同人文学誌「若狭文学」第49号(終刊号)が送られた。

 「若狭文学(当時は「わかさ文学」)」は、昭和45年8月に創刊、O昭八郎さんが事務局方となった。

 M正さんの「編集後記(終刊の辞)」に、会員の高齢化・他の終刊理由が挙げられている。

 その中で、石川県の文学誌「金沢文学」が主宰者の死去により、平成22年に終刊した事は知っていた。

 さらに福井県内を主とする「日本海作家」が、今年10月に185号でもって終刊する、と書かれてある。

 「日本海作家」はしばらくの間、僕も作品を載せて貰ったので、それらしい話は聞いていたものの、終刊は淋しい。

 O昭八郎さんは、初記の誌に詩「飴屋南無郎(あめやなむろう)」を寄せている。神話より描いた作品である。

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