カテゴリ「短歌会」の169件の記事 Feed

2012年3月25日 (日)

「コスモス」4月号

 結社歌誌「コスモス」2012年4月号を読む(A5判の透明ビニールカバーをかけて)。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。

 付箋を貼ったのは、次の1首。「COSMOS集」119ページ上段の、F紀世子さんの「きづな」5首より。

若かりし日にしがらみと言ひしものきづなと呼びて確かむる今日

 1首の言葉、お説ごもっともです。

2012年3月11日 (日)

支部3月歌会

Cimg5742 今日午後1時より、「コスモス短歌会」F支部の3月歌会が、F市の某会館の1室で持たれた。

 事前1首出詠14名、本日・歌会参加者10名。

 写真は、途中休憩の時の1枚。

 担当のIさんが作成したプリントにより、U支部長の司会で、指名された2名ほどずつが、1首ずつ批評し、支部長の批評と添削が示されて、歌会は進んだ。

 発言は活発であり、討議と呼びうるほどの場面もあった。

 支部長の話も詳しく、歌会は通例よりずっと時間をかけ、4時半ころに散会した。

2012年2月23日 (木)

「コスモス」3月号

 歌誌「コスモス」2012年3月号を読む。

 今の所、初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。

 付箋を貼ったのは「月集シリウス」の、兵庫県のF成子さんの1首(24ページ・上段)。

出し惜しみするは心がちひさいと言ふごと鵯(ひよ)が千両を食ふ

 彼女の今号の歌は、上記を含む5首とも、瀟洒である。

2012年2月12日 (日)

F支部2月歌会

Cimg5675
 今日の午後1時より、F市内の某会館の1室で、「コスモス短歌会」F支部2月歌会が持たれた。

 僕は昨年の12月歌会に出席してより、2ヶ月ぶりである。

 事前出詠1首14名、歌会出席者10名。

 U支部長の司会で、プリントより1首ずつ、指名された者が批評を述べ、支部長が講評と添削例を示した。

 途中の休憩タイムに、Tさんが「あすなろ集」より「その一集」に、4月号より昇級する事を確認。彼と固い握手をかわした。

 僕の1首は、「わかりにくい」と評された。力が入りすぎたか。

 4時頃に散会した。

2012年1月22日 (日)

「コスモス」2月号

 結社歌誌「コスモス」2012-2月号を読みおえる。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」(「その二集」「あすなろ集」の特選欄)、「新・扇状地」、他。

 僕の短歌は、「その一集」3首選だった。ううむ。

 付箋を貼った1首は、「月集シリウス」で埼玉県のT政雄さんの5首(16ページ上段)より、次の作品である。

年々に発言力をつけし妻時に上司のごとく物言ふ

 微笑ましく、怖くもある境地だ。

 「コスモス」にも有力な若手が多いが、なんとしても層が薄く、これからの課題であろう。

2012年1月 1日 (日)

「コスモス」1月号

 新年あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。

 先日、歌誌「コスモス」2012-1月号を読みおえた。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」、「第五十八回O先生賞発表」の1部、他。

  「その一集」特選欄の冒頭に、ブルガリア在住のM佐枝子さんの5首が載っている。彼女は短歌的には孤絶の地にあって、毎月出詠し、欠詠する事もない。

 今回の事を、僕は喜ばしく思っている。作品は作品のみによって評価されるといっても、大きな事情は考慮されるべきではないだろうか

2011年12月11日 (日)

県支部12月歌会

Cimg5522
 今日の午後1時よりK会館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の、12月歌会が持たれた。

 僕は2ヶ月ぶりの参加である。

 事前1首出詠13首、歌会参加者11名だった。

 Iさんが清書(パソコンで)したプリントを基に、13首を1首ずつ、司会のU支部長に指名された2名ほどずつが批評を述べ、支部長が講評し添削例を示し、会は進んだ。

 会員の疑問や反論に、支部長は理を尽くして述べ、皆が納得したようだった。

 会の発言が盛り上がり、常より遅い4時過ぎに散会となった。来年以降も精進する事を誓って。

2011年11月26日 (土)

「コスモス」12月号

 結社歌誌「コスモス」2011-12月号を読む。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。

 ただし同誌はこのあとも読み続けるので、たとえば11月号は「あすなろ集」福岡県の所で次号がとどいた。

 今日の午前は妻の運転でドライブだった。何首かを得る。

 このあと夕方より、〇〇班の忘年会で、近場の温泉で入浴と酒席の一泊である。

2011年10月26日 (水)

「コスモス」11月号

 結社歌誌「コスモス」2011-11月号をよみおえる。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。

 なお、本誌はこのあとも読み続けるので、たとえば10月号では、「その一集」の山口県あたりで、次号が届いてしまった。

 11月号では、東日本大震災を詠んだ作品が、少なくなったようだ。

 僕は、一般的でない感慨をもっており、作品化できないでいる。

 このところ、日本近辺で地殻変動の力が活発化しているようで、恐れている。

2011年10月19日 (水)

「棧橋」No.108

 昨日に紹介した3歌誌のうち、「棧橋」No.108を読みおえる。

 最も好感をもったのは、Y直さんの「娘といっしょに」12首である。たとえば冒頭、

言ふほどでなけれどけふは誕生日娘に従ひ東京へ行く

とあるように、俗にいう「おのぼりさん」の1連だけれど、素直な作品群である。

 見栄をはらず、恥じるような事もしない。

 レトリック豊かな作品も結構だけれど、素直な作品も歌壇にあらねばならない。

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