「コスモス」4月号
歌誌「コスモス」2011-4月号を読みおえる。
ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」(2名各15首)、「コスモス新鋭特集」(4名、各7首と小文)など。
散文もそれなりに読む。
新人の少なさを嘆く方がいられた。
当F県支部でも、「その二集」ゼロ名、「あすなろ集」2名という淋しさである。
また還暦の僕が、支部では最も若いらしいなど、会員の高齢化も進んでいる。
歌誌「コスモス」2011-4月号を読みおえる。
ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」(2名各15首)、「コスモス新鋭特集」(4名、各7首と小文)など。
散文もそれなりに読む。
新人の少なさを嘆く方がいられた。
当F県支部でも、「その二集」ゼロ名、「あすなろ集」2名という淋しさである。
また還暦の僕が、支部では最も若いらしいなど、会員の高齢化も進んでいる。
結社歌誌「コスモス」の、2011-3月号を読みおえる。
ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」(2名各15首)、「コスモス新鋭特集」(4名各7首)など。
今月号では、昇級者の発表があり、同支部のM清子さんが「その一集」に進んだ。同年代の意味もあり、僕はとても喜んだ。
付箋を貼った1首は、「月集シリウス」の愛知県のY美奈子さん(22ページ下段)の、次の作品である。
動かぬといふは激しき力にて林檎の幹のほのかにぬくし
結社歌誌「コスモス」2011-1月号を読みおえる。
ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」、「コスモス新鋭特集」など。
「コスモス新鋭特集」に掲載の人は、将来の「コスモス」を背負っていく方たちと思われ、頼もしい。
僕が今号で付箋を貼った1首は、「月集シリウス」の鳥取県の方、Tみどりさんの以下の(24ページ下段)作品である。
芸を終へ老いたるトドは瞑目す秋の日差しに腹をさらして
身につまされる歌である。
ちなみに僕は、身長180センチ(何ミリか縮んでいるが)、体重95キロ(煙草を止めてより太った)、年は還暦を過ぎている。
結社歌誌「コスモス」2010-12月号を読みおえる。
ただし、いつものように、初めから「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」、「コスモス新鋭特集」などである。
付箋を貼った1首は、「COSMOS集」の「あすなろ集特選」より、146ページの上段、K文江さんの「ぽんぽこたぬき」5首のうちの、次の作品である。
聞こえぬと電話セールス断りて老いるも楽しぽんぽこたぬき
良い手を教えてもらった。僕ももっと老いたら、この手を使おう。
僕はこの号に欠詠した。思うところあっての行為である。
しかし同人たる事は続けるつもりで、同人費を送金し、105号の原稿の準備もしている。
通読したところでは、O恵美さんの「犬のしっぽ」12首と、感性が合うようだ。
今の僕は犬を飼えないけれど、今の家に分家してから、2度、犬を飼った。
末尾の1首に関わって、小さい幸福をほしいけれども、稀には大きな幸福がほしい、と思う僕である。
「棧橋」No.104の読了に関して、2首の拙作が出来たので、以下に掲げる。たとえ「コスモス」に出詠しても、載らないだろうなあ。
「棧橋」を一応は読み通したりヤッタゼイとぞ声あぐるわれ
バッハ作パイプオルガン曲集に励まされつつ歌誌を読みゆく
(未発表)
結社歌誌「コスモス」2010-11月号を読みおえる。
ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地(2名各15首)」、「コスモス新鋭特集(4名各7首)」など。
「コスモス新鋭特集」の中の、M菜水さん「センターライン」7首が気になる。
バスケットボールの選手として試合を、若々しい感性で描く。学生時代を回想してか、あるいは現在もあるチームに属しているのか。
回想だと僕は推測するが、連作は描写が鮮やかである。
結社歌誌「コスモス」の、2010-10月号を読みおえる。
ただし初めから、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「コスモス新鋭特集」(4名、各7首)、「新・扇状地」(2名、各15首)、それに小随筆欄「風鳥派」などを読んだのである。
「COSMOS集」などの作品を読んでいると、若い感性にハッとする時がある。
その中で、「COSMOS集」のS美衣さんの次ぎの作品(117ページ上段)に、付箋を貼った。
トマト缶五つも空けて週末のソース作りは魔女の気分だ
料理の楽しみを知らない僕だけれど、料理の楽しみ、不思議さが伝わってくる作品だ。
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