カテゴリ「買った本」の327件の記事 Feed

2011年12月31日 (土)

本の買い納め

 昨日、久しぶりに「BOOK OFF 米松店」へ行き、文庫本5冊を買った。

 今年に僕が買う本の、買い納めである。以下に列記する。

  • 井上荒野「森のなかのママ」(集英社文庫)
  • 同「ベーコン」(同)
  • 同「もう切るわ」(光文社文庫)
  • 同「だりや荘」(文春文庫)
  • 梨木香歩「からくり からくさ」(新潮文庫)

 以前から気になっていた作家、井上荒野の作品を、廉価に買えて良かった。

 
 
 今年も多くの方が、このつたないブログを読んでくださった。

 来年もよろしくお願いいたします。

 皆様、佳いお年をお迎えください。

2011年12月25日 (日)

「春山行夫詩集」

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 先日、家のパソコンに向かっている時、5分ほど待つ必要があって、「日本の古本屋」で「春山行夫詩集」を検索した。

 すると、5250円の1冊が出ていた。ここ1年間くらい欲しくて、でもこれまで12000円とか、14000円の本では買えなくて、もやもやしていた。

 格安の本が出たので、コメントに「汚れや、書き込み等が無ければ買います」と添えて、東京都の「ほん吉」に注文した。

 魔の5分間だった。

 前払いなので、12月15日に本代と送料と振替手数料を郵便局のATMで支払った。(郵便振替は、入金確認まで日数がかかる)。さらに「ゆうメール」で送るという事で、配達をしている昨日(24日・土曜日)に届いた。

 1990年、吟遊社・刊。

 この本は、春山行夫(1902~1994)の、実質的な全詩集である。

 「北園克衛全詩集」、「安西冬衛全詩集」に加えて、戦前よりの3大モダニスト詩人の、全詩集が揃った。

 それらを、いつ読み始められるかは、わからない。

2011年12月22日 (木)

「山川登美子歌集」

Cimg5547 「楽天ブックス」に注文していた、「山川登美子歌集」が届く。

 岩波文庫、今野寿美・編、2011年12月・刊。

 この本は、岩波書店のホームページのうち、岩波文庫のサイトから知った。

 しかしホームページからでもなく、書店に取寄せ依頼するでもなく、「楽天ブックス」(他には「Amazon」の場合もある)で買った。送料無料で、時間と労力の節約が出来、電子決済である。

 山川登美子は、与謝野晶子らと短歌創作を競ったが、結婚のため郷里に戻り、29歳の若さで亡くなった。

 それだけなら、歌集を買うかどうかわからないが、彼女は若狭出身で、僕と同県なので(地方は違うけれど)、関心がある。

 若狭では毎年、彼女の忌祭が催される。

2011年12月17日 (土)

歌書2冊

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初積雪の残る景の中、「KaBoS ワッセ店」へ行き、2冊の歌書を買った。

 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2012年新年号は、8氏の新春巻頭作品、小島ゆかりさん☓正木ゆうこさんの対談、など華やかである。

 表紙のデザインがシンプルであり、今年はこの路線なのか。

 もう1冊は、正岡子規の「歌よみに与ふる書」(岩波文庫、2007年31刷)である。

 表題作は以前に読んだが、その他に4編の歌論が収められているので。すでに古いのかも知れないが、僕は短歌の素養がないので、基本から始めねばならない。

2011年12月15日 (木)

「甲骨文・金文」

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 今年5月30日の記事 で少し触れた、「中国法書選」60冊のうち、①「甲骨文・金文」を「楽天ブックス」より買った。

 二玄社、2011年17刷。

 左の写真が表紙、右の写真は金文の1部である。

 古い漢字に、僕は興味がある。現代書道に取り入れている書家もある。

 古漢字の活字化、金文では読み下し文と訳もついており、親切である。

 ひととおり鑑賞しおえたなら、また報告したい。

2011年12月12日 (月)

ジム・フジーリ「ペット・サウンズ」

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 「アマゾン」より、ジム・フジーリ「ペット・サウンズ」が届く。

 新潮文庫、村上春樹・訳、平成23年12月1日・刊。

 アマゾンの「本」のコーナーで、「村上春樹 文庫」で検索し、「発行の新しい順(?)」で並べると、この本が出て来たので、さっそく注文した。

 村上春樹は最近、ミステリーの翻訳に集中していたようで、小説の発表を待っている僕には、困った事だ。

 この訳書は、ビーチ・ボーイズのアルバム「ペット・サウンズ」に寄せながら、繊細なリーダー、ブライアン・ウィルソンへのオマージュめいた伝記である。

 ビーチ・ボーイズの曲は記憶になく、また少年的なピュアさを僕は強調したいと思わないので、今すぐ読みたい、という程ではない。

 また機会を見つけて読もう。

2011年12月 9日 (金)

「現代詩年鑑2012」

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 楽天ブックスに注文した、「現代詩手帖12月号 現代詩年鑑2012」が届いた。

 2011年12月、思潮社・刊。

 「詩人住所録」には僕の名前が、「詩書一覧」には僕が今年に出版した詩集「光る波」が、「詩誌一覧」には僕の属する同人詩誌「群青」「青魚」が載っている。

 他に3詩人の「展望鼎談」、140編のアンソロジー詩選、多くの評論がある。

 アンケート「今年度の収穫」も多くのページにわたる。

 末尾の「思潮社2012図書目録」も便利である。

 アンソロジー詩編や詩論を読みたいと思うが、毎年、少ししか読んでいない。

2011年10月27日 (木)

約束通りの2冊

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 以前に約束した通りの2冊を見つけたので、紹介する。

 1冊目は今年10月15日、「大英博物館 1」の記事 で読みたいと書いた、次の本である。

  • 「ギルガメシュ叙事詩」、矢島文夫・訳、ちくま学芸文庫。

 「日本の古本屋」を通して、福岡県の古書店「入江書店」より買い求めた。

 完訳らしいが、欠落部分が多く、何らかの資料で填められないかと思う。長い発掘と研究のあとで、困難なのかも知れないが。

 2冊めは今年10月21日、「大英博物館 2」の記事で読んでみたいと書いたもののうち、次の1冊である。

  • 「ロゼッタストーン解読」レスリー&ロイ・アドキンズ・著、新潮文庫。

 この本は、蔵書より偶然に見つけた。以前に買った事を、忘れていたのである。

 約束した(?)2冊を見つけたが、いつ読めるかはわからない。

2011年10月22日 (土)

「岡井隆全歌集 Ⅳ」

Cimg5410 Amazonのマーケットプレイス「eco-college」に注文した本、「岡井隆全歌集 Ⅳ」が届いた。

 思潮社、2006年・刊。

 2重箱、月報あり。

 この10月14日の記事で、このⅢの購入を紹介した。その時に、「その店にそのⅣもある事を知りながら、財政的に同時には買えない」と書いたが、思い切って買ってしまった。

 この本に、「神の仕事場」~「旅のあとさき、詩歌のあれこれ」(短歌部分のみ)の、10冊の歌集を収める。

 これで2003年まで、彼の29冊ぶんの歌集を読み得る事になる。

 初期歌集「O(オー)」、1956年の「斉唱」以来の歌業である。

2011年10月14日 (金)

「岡井隆全歌集 Ⅲ」

Cimg5389 Amazon内のマーケットプレイス「eco-college」に注文していた、「岡井隆全歌集 Ⅲ」が届いた。

 2006年、思潮社・刊。

 外箱、箱、カバー、月報、資料集成Ⅱ、あり。

 僕は彼の全歌集を、1972年版の1冊本、1987年版の2冊本のⅡ(読了記事あり)、今度の4冊本のⅢと、こまぎれで買っている。

 同店にそのⅣもある事を知りながら、財政的に同時には買えない。

 詩集や歌集を上梓する予定は、別会計である。

 ここに興味深い事実がある。

 「岡井隆全歌集」のⅢとⅣが、Amazonのマーケットプレイスにはあるのに、日本最大級を誇る古書店連合サイト「日本の古本屋」には、1冊も出ていないのである。

 古本の在庫、価格、ともに両グループは、優劣つけがたい所まで至っているのではないかと、僕は推測する。

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