カテゴリ「買った本」の327件の記事 Feed

2010年11月 2日 (火)

岩波文庫2冊

 駅前(JRのF駅前)に、用事があって出掛けた。駅前商店街には、シャッターを降ろした店が幾つかある。郊外の、無料大駐車場をそなえた量販店などに、客を奪われたのだ。

 待ち時間が少しあったので、近所の紀伊国屋書店へ行き、岩波文庫を2冊買った。

 この店の、岩波文庫の棚が、開店当時に比べて、3分の1以下になっていて、がっかりする。店にも事情があるのだろうが。

 買った2冊の内、1冊はアメリカ作家のワシントン・アーヴィング(1783~1859)の「ブレイスブリッジ邸」(2009年1刷)である。彼の「スケッチブック」を、岩波文庫ではないかも知れないが、文庫本で持っている。

 もう1冊は、現代フランス系作家であるル・クレジオの「物質的恍惚」(2010年1刷)である。ウィキペディアに拠ると、この本はエッセイ集とされている。

 僕は彼の小説の1作を、現代世界文学全集の1冊で読んだ、と記憶している。

 なお彼は2008年に、ノーベル文学賞を受賞している。

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2010年10月31日 (日)

「Sex and the City」と「滅びゆく野性動物」

 昨日、「BOOK OFF 米松店」へ行った。

 DVD「Sex and the City」の「Season5」2枚組と、写真集「滅びゆく野性動物」(成美堂出版、1991年・刊)を買った。

 DVDは、アメリカのテレビドラマらしく、1話完結、2枚で8話入っている。

 このドラマは人気だけれど、このDVDはごく安価で、レンタル専用だったためらしい。昨日と今日で、2枚8話を観おえたのだけれど、2枚めで一瞬、映像が乱れたけれども、他に不都合はなかった。

 DVDの中身は、離婚経験者を含むハイミス4人仲間のドタバタ劇(ときにオゲヒンな振る舞いもまじる)である。アメリカ現代女性の本音だろうか、他のSeasonを観ようという気はあまり起こらない。

 写真集は、世界の滅びゆく哺乳動物のもので、関心がある。鳥類、昆虫などを含めたら、膨大な種類になるだろう。「レッド データ ブック」として写真集が出ているが、僕には手が届かない。

 先日に購入した、「日本の天然記念物」6冊には、そういう意味もあるだろう。

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2010年10月23日 (土)

「歌壇」11月号とイプセン「ヘッダ・ガーブレル」

 午前10時過ぎ、車で「パワーセンター ワッセ」に着く。

 ここは、大駐車場(地上)を持つ、郊外型の商店街みたいなものである。

 まずATMコーナーで、通帳の記入をした。たいした異動はないのだが、ふだんはカードのみで入出金しているので。

 次に、オフィス用品店へ行き、B5判用紙、500枚1包みを買う。おもに、同人誌「棧橋」に送る原稿を、パソコンとプリンタで、印刷するためである。

 500枚といっても、そんなに長い先を見てのことではなく、1包み250円弱と安かったからである。

 3番目に書店、「KaBos ワッセ店」へ行く。

 総合歌誌「歌壇」2010-11月号を買う。

 同店内の「古書センター」で、イプセンの戯曲「ヘッダ・ガーブレル」(岩波文庫)を買う。僕はまだ、彼の有名な「人形の家」さえ読んでいない。

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2010年10月15日 (金)

谷川俊太郎「62のソネット +36」

001  「Amazon」に注文していた、谷川俊太郎詩集「62のソネット +36」が届いた。

 集英社文庫、2009年1刷、帯。

 この本には、詩集「62のソネット」の62篇と、未発表のソネット36篇、計98篇と、その98篇の英訳が収められる。

 詩集「62のソネット」は若くして(?)、思潮社「谷川俊太郎詩集」で読んだ。

 未発表36篇は、初めて知った。

 先日、「TSUTAYA」の店頭で見掛けて、買わなかったのだけれど、のちに店へ買いに行く予定の日に腰痛となり、ネットで買ったものである。

 英訳は読みきれないし、邦文と対照しながら読む気はない。

 僕の最近の詩作はソネットばかりなので、彼のこの詩集に学びたい。

2010年10月14日 (木)

「ある生涯の七つの場所」揃

004  「ブックオフ オンライン」が小説の古本の安売りをしていたので、辻邦生の連作短篇「ある生涯の七つの場所」の、第1~4、6巻を注文した。

 また、その第5巻を、「日本の古本屋」を通して、「古書 あやめ書房」に注文した。

 それらが届いて、蔵書の第7巻と合わせて、全7冊が揃った。

 中公文庫、1992年初版、第1・2巻のみ帯あり。

 写真は、7冊の背である。

 この本は、彼のライフワークのように思えて、以前より揃えたかった小説である。

 彼の小説は、以前に1作のみ読んだが、外国生活の小説で、僕には実感が伝わらなかった。

 「辻邦生作品全六巻」も、僕の本棚にある。

2010年10月 8日 (金)

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」

003  「楽天ブックス」に注文していた 「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」が届く。

 副題は「村上春樹インタビュー集 1997-2009」である。

 2010年9月、文藝春秋・刊。

 新刊の単行本を買うのは、村上春樹の小説だけにしようと思っていた。このインタビュー集は、文庫本になってから買うつもりだった。

 しかしこの本では、村上春樹の創作の秘密を見つけられそうなので、単行本を買うことにした。

 ポイントのこともあるので、送料無料の「楽天ブックス」に注文した。

 そのあとに、大型書店の1つ、「KaBos ワッセ店」に寄ったところ、同書は1冊も無いようだった。人気の本の初版は、地方書店まで回らないのだろうか。

 「楽天ブックス」に注文して、良かった。

 インタビュー18本、539ページの大冊である。

2010年10月 4日 (月)

「春日井建全歌集」

002_2  砂子屋書房のホームページから注文した、「春日井建全歌集」が届いた。

 2010年5月、砂子屋書房・刊。

 この本の発行を「三月書房」のホームページで知って、欲しかったが、小遣い財政が許さなかった。先日、ある会の会費の戻りがあって、ようやく購入を決めた。

 大歌人の全歌集だし、前衛と呼ばれながら、僕にも理解できそうな範囲なので、とても欲しかった。

 この本には、全9歌集と、年譜、初句索引などが収められる。

 彼のドラマ台本、小説なども含めた集がほしいという要望があるが、全集ということにになると、この不況下では無理だろうと思う。

 僕は、国文社の現代歌人文庫より、「春日井建歌集」「続 同」を読んでいたし、思潮社の追悼版「春日井建の世界」も読んでいた。

 しかし僕には、未読の全歌集が10冊くらいあるので、いつこの本を読めるか、わからない。

2010年9月26日 (日)

「蛇儀礼」と「歌壇」10月号

001  書店「KaBos 新二の宮店」へ行き、2冊を買う。

 1つは、ヴアールブルク「蛇儀礼」(岩波文庫、2008年・刊)である。

 ドイツの美術史家・ヴァールブルクが、19世紀末のアメリカ・インディアンの蛇儀礼(宗教儀礼)を、見聞をもとに論じた講演の記録である。

 僕はこれまで、この本が出ていることを知らなかった。

 モノクロの写真が多数挿まれて、理解の助けになりそうだ。

 他に歌誌「歌壇」10月号を買う。特集は「百年前の名歌集を読む-明治に何が詠まれたか」である。

 本当のお目当ては、こちらである。

 毎月1回、この店に寄って「歌壇」新号を買い、気に入った文庫本などがあればそれも買う、というのが慣例になってきた。

2010年9月 2日 (木)

文庫本2冊

002  今日は今夏6回め、最後の夏休みだった。

 読みおえた文庫本、12冊を布バッグに入れて、「BOOK OFF 米松店」へ行く。

 11冊が売れて、180円だった。レシートを見ると、買取基準が変わったのか、何かのセールか?と思わせる。

 文庫本を2冊、買った。

 三木卓「野鹿のわたる吊橋」は、蔵書にあるような気もしたが、未蔵であれば小さい掘出し物なので、買っておいた。

 三木卓は、H氏賞を受けたことのある詩人だが、小説に進出して、ある程度の成功を収めている。

 ピート・ハミルは、アメリカへの貧しい移民の子で、「ブルックリン物語」はその自伝的小説である。

 「ニューヨーク・スケッチブック」 などの邦訳がある。

2010年8月29日 (日)

俵万智「考える短歌」

002  ネットより「Amazon」に注文していた本、俵万智「考える短歌 作る手ほどき、読む技術」が届く。

 新潮新書、2010年6刷。

 2004年に初版が出て、版を重ねている。

 なんと言っても実戦的な指導書で、「句切れを入れてみよう」、「副詞には頼らないでおこう」、「あいまいな『の』に気をつけよう」など、先人の歌、投稿歌などを例に上げて、論じている。

 僕はいわゆる「俵万智以後」に短歌を始めた者である。

 彼女のファンで、歌集はすべて、買って読んでいる。

 彼女は大阪生まれだけれど、少女時代を福井で過ごしていて、同じ高校に通った、10余年を隔てているけれど。

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