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2015年8月15日 (土)

「スウェーデン デンマーク 野外歴史博物館」

Cimg8514 講談社「世界の博物館」全23巻より、第14巻「スウェーデン デンマーク 野外歴史博物館」(1989年6刷)を見おえる。

 今年6月19日の記事(←リンクしてある)、同・第13巻「エルミタージュ博物館」に継ぐ。

 スウェーデンの「スカンセンの野外博物館」、デンマークの「オーフスの古い町家の博物館」等、古い建物を集めて、集落・街並みそのものを博物館と見做すのである。

 日本の「明治村」「江戸村」などの野外博物館もそれらに倣っているとされる。

 北欧文化として、北欧神話「エッダ」等に関わる遺物、またバイキングの遺物等(現代のバイキング祭を含む)の写真と解説を収める。

 写真440枚、175ページ。

2015年6月19日 (金)

「エルミタージュ博物館」

Cimg8449 講談社「世界の博物館」全23巻より、第13巻「エルミタージュ博物館」(1989年5刷)を見おえる。

 先の6月9日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「ベルリン世界民族博物館」に継ぐ。

 エルミタージュ博物館は、元は王宮の1部だった。冬宮、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場の、5つの建物より成る。

 第1章「ロマノフ王朝の宮殿美」では、冬宮等の建物(シャンデリア、肖像画、等を含む)、王の間と玉座、黄金の客間(家具等を含む)、憩いの間、等が豪華を極めている。

 本の初刷当時(1979年)はまだ、ソ連の時代だった。

 ロシアの民俗品、当時の連邦各地の古代遺物とともに、外国からの美術品のコレクションも多い

 178ページ、写真379枚。

2015年6月 9日 (火)

「ベルリン世界民族博物館」

Cimg8439 講談社「世界の博物館」全23巻より、第12巻「ベルリン世界民族博物館」(1989年2刷)を、ザッと見おえる。

 先の5月19日の記事(←リンクしてある)、「ミュンヘン科学博物館」に継ぐ。

 詳しく見なかったのは、訳がある。博物館の方針というより、この本の編集方針か、世界の民俗を尊ぶ気持ちが感じられない。

 自国の民俗を展示する事なく、オセアニア、南アジア、アメリカ・インディオ、アフリカ等の民俗の品を並べても、当時の原住民民俗への見世物的関心をあまり越えていない。

 神像、仮面、民具等を敬意なく並べても、それらの収集が当時の民俗を壊したかと思われる。

 この本に苦情ばかり並べたが、それらに関心深い人には、価値ある1冊かも知れない。

 178ページ、写真481枚。

2015年5月19日 (火)

「ミュンヘン科学博物館」

Cimg8411 講談社の写真集シリーズ「世界の博物館」全23巻より、第11巻「ミュンヘン博物館}(1989年5刷)を見おえる。

 今月13日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第10巻「ルーブル博物館」に継ぐ。

 「ドイツ博物館」(正式な名称)は、1925年に開館した。機械の陳列にとどまらず、国民の教育の場として、構想された。

 時計、染め織り機、カメラ、印刷などの歴史のあと、ロケット、深海潜水艇、飛行船、鉄道などの機械も臨場感ある展示がされる。

 そして車の進歩の歴史に、多くのページを当てている。

 楽器のコーナーも長く、平和的だと受け取るのは、素人の印象か?

 180ページ、写真367枚。

2015年5月13日 (水)

「ルーブル博物館」

Cimg8389 講談社「世界の博物館」全23巻より、第10巻「ルーブル博物館」(1989年4刷)をザッと見おえる。

 先の4月25日の記事(←リンクしてある)、第9巻「ヨーロッパ自然史博物館」に継ぐ。

 180ページ、写真404枚。

 詳しく見なかったのは、訳がある。

 オリエント、エジプト、ギリシャ・ローマの収集品は略奪同然だっただろうし、宗教画は嫌味で、貴族のエロティズム好みも厭らしい。

 NHK編の「ルーブル美術館」全7巻を持っており、「ルーブル博物館」と同じらしい(共に表記は「MUSEE DU LOUVRE」となっている)ので、そちらの各巻を見おえた時に、ここで報告したい。

2015年4月25日 (土)

「ヨーロッパ自然史博物館」

Cimg8367 講談社の写真集シリーズ「世界の博物館」全23巻より、第9巻「ヨーロッパ自然史博物館」を見おえる。

 1989年4刷、180ページ、写真272枚。

 前の第8巻「ロンドン科学博物館」は、今月7日の記事(←リンクしてある)で紹介した。

 副題は「化石と生物の不思議」。

 おもに「ベルギー王立自然史博物館」の化石を扱い、他の研究所等の太古遺物等をも紹介している。

 「ベルギー王立自然史博物館」は、10頭のイグアノドンの完全骨格の展示が壮観である。

 他にワニとカメ、水中動物、分けても多種多数のアンモナイトの化石が目を引く。

 「アフリカの自然界」と題する、象や蝶、猿等の標本のコーナーもある。

 中学生時代に地学部員で(ほとんど活動はなかったが)、のちに勝山市の恐竜博物館へ3、4度通った僕には、関心を惹かれる世界である。

2015年4月 7日 (火)

「ロンドン科学博物館」

Cimg8339 写真集「ロンドン博物館」を見おえる。

 講談社「世界の博物館」全23巻の第8巻(1989年4刷)。

 今月2日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第7巻「ビクトリア王室博物館」に継ぐ。

 副題は「蒸気機関車と機械文明の夜明け」。

 1797年のワット、蒸気機関の発明から、1804年の蒸気機関車の発明があった。

 蒸気機関は、炭鉱の揚水ポンプに用いられて始まり、紡績機、工作機械に用いられて、産業革命を起こした。

 また望遠鏡、顕微鏡等の、発達の歴史も展示される。

 カラー、モノクロ、合わせて378枚の写真。

2015年4月 2日 (木)

「ビクトリア王室博物館」

Cimg8337 講談社「世界の博物館」全23巻より、第7巻「ビクトリア王室博物館」(1989年5刷)を見おえる。

 今年2月27日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第6巻「大英博物館」に継ぐ。

 副題は「ヨーロッパの伝統工芸とインテリア」。

 家具などの室内調度品では、16世紀からのテーブル、椅子、寝台など、貴族・富裕商人らの用いたものが、きらびやかである。

 各時代にデザイナーらが競った跡がある。

 また金工、ステンドグラス、ミニアチュール、陶磁器などの工芸品も展示される。

 カラー、モノクロ、合わせて写真401枚。

2015年2月27日 (金)

「大英博物館」

Cimg8274 講談社「世界の博物館」全23巻より、第6巻「大英博物館」(1989年4刷)を見おえる。

 今月6日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第5巻「メキシコ国立人類学博物館」に継ぐ。

 僕は既に6冊ものの写真集シリーズ「大英博物館」(日本放送出版協会・刊)を見おえており、そのしまい第6巻(1991年)の記事(←リンクしてある)は、2011年11月18日付けである。

 この本は、切り口は違うだろうが、6巻本ほど詳しくはない。

 また世界各地の古代文明の遺物も、「富は略奪より始まる」という言葉を思わせる。

 そういう非難を避けるためか、イギリス史からの遺物、独立して行った図書館、等にもページをさいている。

2015年2月 6日 (金)

「メキシコ国立人類学博物館」

Cimg8247 講談社「世界の博物館」全23巻より、第5巻「メキシコ国立人類学博物館」(1989年4刷)を見おえる。

 1月21日の記事(←リンクしてある)で紹介した、第4巻「ニューヨーク自然史博物館」に継ぐ。

 メキシコの古代文化と現代の文化を、写真と解説によって紹介しているが、予備知識がないので、読み進めにくい。

 オルメカ文明、テオティワカン文化、マヤ文明(これは名前を聞いた事がある)などの盛衰が見られる。

 石像、土偶などの遺品と、神殿(模型が展示されている)などの遺跡がある。マヤ文明の「ひすいの面」(ばらばらになっていた物を、継ぎ合わせ復元した)は、有名である。

 神殿の壁を復元したもの、古代都市の平面図などが目新しい。

 

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