カテゴリ「写真集」の101件の記事 Feed

2015年1月21日 (水)

「ニューヨーク自然史博物館」

Cimg8202 写真集「世界の博物館」(全23巻)より、第4巻「ニューヨーク自然史博物館」を見おえる。

 講談社、1989年・4刷。

 先の1月4日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「メトロポリタン博物館」に継ぐ。

 この博物館の目玉は、恐竜の骨格の展示だろう。

 35トンもあったプロントサウルス、体長14メートル余で最大のティラノサウルス、角や背鰭のある恐竜など、貴重な全身骨格がたくさん復元されている。規模が大きい。

 北米やアフリカの動物の剝製を主としたジオラマ、宝石を含む鉱石、先住民族の遺産、他の展示写真があって、僕はザッと見ていった。

 写真は、カラー、モノクロを合わせて、285枚。

2015年1月 4日 (日)

「メトロポリタン博物館」

Cimg8185 大判(A4判より、やや大きい)写真集「世界の博物館」全23巻より、第3巻「メトロポリタン博物館」を見おえる。

 先の第2巻「ワシントン航空宇宙博物館」を、昨年12月8日の記事(←リンクしてある)で紹介して以来である。

 講談社、1989年4刷。

 メトロポリタン博物館は、アメリカ・ニューヨークに在る美術博物館である。

 この本では、「中世の世界」「ヨーロッパの絵画と工芸」「アメリカ絵画とインテリア」「諸文明の遺産」「音楽の響き(楽器)」の、5章に分けて、337枚の写真(カラー写真多数)と解説で博物館を紹介している。

 世界的には後発ながら、コレクションの寄付、旺盛な活動などに依って、有数な美術館となった。

 「メトロポリタン博物館」に大きな関心のある人は、本書を見るか、現地で実体験して頂きたい。

Pixabaybフリー素材サイト「Pixabay」より、新年の1枚。

2014年12月 8日 (月)

「ワシントン航空宇宙博物館」

Cimg8132 講談社の写真集「世界の博物館」(全23巻)より、第2巻「ワシントン航空宇宙博物館」(1989年5刷)を見おえる。

 第1巻の「アメリカ歴史技術博物館」は、先の11月25日付け記事(←リンクしてある)で紹介した。

 この巻では、ライト兄弟以前の飛行機試機から、複葉機、リンドバーグの大西洋横断、軍用機、超音速ジエット機、大型旅客機等に至る展示がある。

 またロケット部門では、ドイツのV2から、アメリカ最初の人工衛星エクスプローラーの打ち上げ、月面着陸、惑星探査機等に至るまで、展示されている。

 他に軍用機のエンジン群、宇宙船内部・宇宙服の変遷等も示されている。

 空への憧れを持った者には、興味尽きない336枚の写真と解説である。

2014年11月25日 (火)

写真集「アメリカ歴史技術博物館」

Cimg8123 先の11月11日の記事(右サイドバーのカレンダーより、どうぞ)で、「日本の原始美術」全10巻のしまい、「装飾古墳」を紹介した時、約束した通り、新しい写真集シリーズを紹介する。

 講談社「世界の博物館」全23巻(箱入り)である。

 まず第1巻「アメリカ歴史技術博物館」(1989年・4刷)を紹介する。

 アメリカの移民の始まりよりの歴史と、技術開発の歴史が示される。

 写真494枚のうち、多くがカラー写真である。

 写真集を見る場合、解説をどれほど読むか、という問題がある。

 僕は専門的な関心はないので、解説はできるだけ読み過ごしたい。

 家庭用電器製品、鉄道と自動車、ジャーナリズムの発展の歴史は、アメリカらしいと感心するところ大である。

2014年11月11日 (火)

写真集「装飾古墳」

Cimg8106 全10巻の写真集「日本の原始美術」より、しまいの第10巻「装飾古墳」を見おえる。

 講談社、1979年・刊。

 同・第9巻「装身具」は、先の10月27日の記事(←リンクしてある)で紹介している。

 この巻は、カラー写真62枚、解説34ページ。

 古墳の石室や、横穴などに描かれた図を取り上げている。

 当時に壁画が未発見のキトラ古墳(1983年・発見)は当然、また1972年に壁画が発見された高松塚古墳も理由を挙げて、取り上げていない。

 僕は神も霊も信じないが、葬窟に長く立ち会う気持ちはなく、早々にこの本より退却した。

 これでこの10巻を見おえたので、また新しい写真集シリーズを紹介したい。

 

2014年10月27日 (月)

写真集「装身具」

Cimg8071 写真集「日本の原始美術」全10巻より、第9巻「装身具」を見おえる。

 講談社、1979年・刊。

 今月10月17日の記事(←リンクしてある)、同「古鏡」に継ぐ。

 カラー写真81枚、解説38ページ。

 この全集を買うお目当ては、鏃と勾玉・管玉のカラー写真だった。

 しかし鏃の写真はなく、勾玉・管玉の写真は、期待ほどには多くなかった。

 学問性を重んじて、木・骨・金属・石・硝子等の装身具も通覧させねば、ならなかったのだろう。

 僕が中学生の頃か、町内で石棺が発掘され、出土した勾玉・管玉が現場近くの箱の中だったか置かれて、実物を見た経験があるからである。

2014年10月17日 (金)

写真集「古鏡」

Photo 写真集「日本の原始美術」全10巻より、第8巻「古鏡」を見おえる。

 講談社、1979年・刊。

 今月10月12日の記事(←リンクしてある)、同「銅鐸」に継ぐ。

 カラー写真112枚。解説35ページ。

 日本で出土した青銅製の古鏡、3千数百面のうち、3分の2は、日本で制作された、倭鏡とされる。

 裏面の文様の種類や系統を、学問として研究しているが、表の面の写真は1枚もない。

 化粧具としてより、呪具祭器として用いられた事に拠る。

 しかし僕は、骨董品とは言わないが、美術品として見たいので、鏡面がどれくらい外界を写したかも見たかった。発掘品では、無理なのだろうか。

 

2014年10月12日 (日)

写真集「銅鐸」

Cimg8050 写真集「日本の原始美術」全10巻より、第7巻、「銅鐸」を見おえる。

 講談社、1979年・刊。

 先の9月21日の記事(←リンクしてある)、「埴輪」以来である。

 カラー写真66枚、解説33ページ。

 銅鐸は、石ないし土を鋳型に造られた銅器で、それを揺らして内に吊った舌(ぜつ)に当てて鳴らしていたが、後に祭祀器となったようだ。

 大きさは、初めの高さ12センチ余から、後には134センチ余のものも造られた。

 文様は、人物・動物から、流水文などの抽象文があり、学者は様々なメッセージを、読み取ろうとしている。

2014年9月21日 (日)

「埴輪」

Cimg7952 講談社「日本の原始美術」(全10巻)より、第6巻「埴輪」(1979年・刊)を見おえる。

 今月7日の記事(←リンクしてある)で紹介した、同・第5巻「土偶」に継ぐ。

 カラー写真78枚、解説34ページ。

 埴輪は、古墳が築かれた時に、群立されたものである。

 人物埴輪が有名だけれど、円筒埴輪などが多いらしい。

 人物埴輪は、戦士、巫女などの、さびしげな笑みに、惹かれる人が多い。

 楽人は楽しげである。

 家、甲冑などの他に、「蓋(きぬがさ)」と呼ばれる荘厳具がある。

 兵庫県五色塚古墳では、前方後円墳を整備し、埴輪を連立させ、古代の面影を復元した、とある。

2014年9月 7日 (日)

「土偶」

Cimg7919_2 写真集「日本の原始美術」全10巻より、第5巻「土偶」を見おえる。

 講談社、1979年・刊。

 函、帯。カラー写真65枚、解説34ページ。

 先の8月26日の記事(←リンクしてある)、「須恵器」に続く。

 土偶は、縄文時代に女性をかたどって作られ、呪術意義によってか壊され、埋められた。

 早・前期のものが、美しくない、わかりにくいという理由らしいが、カラー写真の少ないのは残念である。

 編著者が、学問に疲れてか、「本書は『土偶』の語りである」という方針で、入門書としてはどうだろう。

 また同時代の他の造形として、岩偶、土板、土面、動物の土製品、等が紹介されている。

 

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