「コスモス」2008-5月号
「コスモス」2008-5月号を読みおえる。初めより「COSMOS集」までと、「新・扇状地」など。
第45回「桐の花賞」と第30回「評論賞」「随筆賞」の受賞者が発表されている。
「コスモス」2008-5月号を読みおえる。初めより「COSMOS集」までと、「新・扇状地」など。
第45回「桐の花賞」と第30回「評論賞」「随筆賞」の受賞者が発表されている。
地元の「Kabos(勝木書店)ワッセ店」が店内の一画で古書店を始めたので覗いてみる。
中央公論社の「世界の名著」全巻を1冊280円でバラ売りしていたので、手許に欠けていた、8「アリストテレス」、43「マルクス エンゲルス Ⅰ」、50「ウェーバー」を、喜んで買った。これで「世界の名著」全66巻が揃ったわけである。
町の古本屋の1冊400円や、「日本の古本屋」の1冊800円の古本を買うことを良しとせず、そのチラシに欠けていて買った本にチェックを入れながら、「BOOK OFF」で1冊105円で買い集めてきた甲斐があるというものだ。
ただし、もっと早く「世界の名著」を揃えられていた可能性はある。河出書房新社の「世界の大思想」揃いを古本で買った時に、同内容の「世界の名著」を手放した(売ったのだと思う)からである。そのあと後悔してまた揃えようとして苦労した。
さて「世界の名著」を揃えたはいいが、読み入るのはいつの事か。
佐佐木幸綱氏の第13歌集「はじめての雪」を読みおえる。
歌風は穏やかになっているようだ。もっともこれまでに僕は、短歌研究文庫「佐佐木幸綱歌集」を読んだだけである。河出書房新社「佐佐木幸綱の世界」の第1、2巻(歌集篇)を持っているが、まだ読んでいない。
例によって写真を撮ったが、出来がひどいのでアップしない。
歌集「はじめての雪」より、気に入りの3首を引いておく。
電脳の指示を待つ間のわたくしは犬のロッタの従順真似て
缶ビールこきんとあけて可憐なる働き蜂の話を聞きぬ
極月の沼に浮きいて動かざる鴨よ 現在を動かぬ意志よ
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