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2010年2月の23件の記事

2010年2月28日 (日)

ウィンパー「アンデス登攀記」

003  「勝木書店二の宮店」の移った、「Super KaBos新二の宮店」へ、久しぶりに行く。3ヶ月ぶりくらいか。

 この店も3回めくらいで、駐車場への楽な車の乗り入れ方が、わかるようになった。

 ウィンパー「アンデス登攀記」上下2冊を買う。

 岩波文庫、2004年。

 この2冊の発行当時に、僕は買えなかった。本の恨みは怖い。

 ウィンパーの著書に「アルプス登攀記」があり、岩波文庫でも出ていた。

 僕は「世界ノンフィクション全集」で、持っている筈である。

2010年2月27日 (土)

椿「太神楽」

001  庭で椿「太神楽(だいかぐら)」の花が咲く。

 牡丹~獅子咲き、大輪。

 去年の12月9日のこのブログにも、この品種の花を紹介した。

 その時、花容の乱れが気になったが、それは性質でも病気でもなく、樹勢や気候の影響であったようだ。

 庭のこの株は、紅地に白の大きな斑がはいる、優れた系統のもののようだ。

 1789年の「諸色花形帖」に載る古典的名花(「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(誠文堂新光社)による)。

2010年2月26日 (金)

サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」

002  J.D.サリンジャーの長編小説、「ライ麦畑でつかまえて」を読みおえる。

 白水Uブックス、野崎孝訳、1989年32刷。

 著者のサリンジャーは、2010年1月27日に、91歳で亡くなったばかりである。

 日本の多くの若手作家が、「『ラ・麦』体験」と略称して、読んだ衝撃を語っている。

 今年還暦を迎える僕としては、さほど感激はなかったが。

 彼の文庫化(新潮文庫)された短篇集は、全部読んでいるように思うが、はっきりしない。先日、短編「バナナフイッシュにうってつけの日」を読んだが、上流社会の繊細すぎる青年を描いていて、好感がもてた。

 荒地出版社の「サリンジャー選集」4冊と、東京白川書院の「サリンジャー作品集」6冊を持っているが、今は取り出せない所にある。ある場所はわかっている。

2010年2月25日 (木)

沢田研二「ROYAL STRAIGHT FLUSH ①」

Cd_003  先日買った、沢田研二ベストアルバム3枚組、「ROYAL STRAIGHT FLSH」より、1枚めを聴く。

 「カサブランカ・ダンディ」「ダーリング」「勝手にしやがれ」など、彼の熱唱12曲を収める。

 CDの曲もシャウトしているけれど、テレビでの様子を思い返して比べるとイマイチである。

 録音スタジオでよりも、ステージで歓声を浴びながら歌うほうが、気合が入る歌手がいるものだ。

 それでこそスター歌手と言える。

 それでもこのCDを聴きながら、ワルな男のイメージを楽しんだ。

2010年2月24日 (水)

高見順・詩集「死の淵より」

002  高見順・詩集「死の淵より」を、読みおえる。

 講談社文庫、昭和46年1刷。

 この本は、亡くなる直前の「詩集 死の淵より」に、「『死の淵より』拾遺」と「『わが埋葬』以後」の章を、収める。

 僕はこの文庫本を、高校生時代以来、何度も読み返して(その都度、本は違うが)、感銘を新たにした。

 文学好きな方には、1度は是非読んでもらいたい詩集である。

 詩「黒板」の後半を引く。

   「黒板」

  (前略)

私の好きだった若い英語教師が

黒板消しでチョークの字を

きれいに消して

リーダーを小脇に

午後の陽を肩さきに受けて

じゃ諸君と教室を出て行った

ちょうどあのように

私も人生を去りたい

すべてをさっと消して

じゃ諸君と言って

2010年2月23日 (火)

CDと歌誌

 「勝木書店ワッセ店」へ行く。

 ジュリーこと沢田研二のベストアルバムCD、「ROYAL STRAIGHT FLUSH」3枚組を買う。

 以前から欲しかったCDだけれど、高価で買えなかった。

 先日、ある所から商品券を貰ったので、それを使って、ようやく買えた。

 沢田研二の一時の勢いは、テレビで観ていて、凄いものがあった。

 歌誌「歌壇」3月号を買う。特集「アンソロジー2009 テーマ別私の1首」があり、値段が平常号より、少し高い。

2010年2月22日 (月)

ゾロ目スタンプ

003  先日の某FMラジオ放送で、今日(平成22年2月22日)は(2)が5つ並ぶ日なので、郵便局(全体の約半数)では、記念スタンプを用意している、と話していた。

 僕も昨日のうちに封筒に80円切手を貼って、用意していた。

 仕事の昼休みに郵便局へ行って、スタンプを局員に押してもらった。

 僕が「このようにスタンプを押してもらいに来る人はいますか」と訊くと、「2月2日にはお一人来ましたが、今日は初めてです」との返事だった。

 帰宅後にパソコンでネットニュースを読むと、郵便局では始まる前から行列ができた所もあったらしい。

 また切手も通常切手でなく、干支の寅にちなむ切手を貼ったりしたようだ。

 同じものを2通作ったので、1通を妻に譲った。

2010年2月21日 (日)

「週刊アスキー」3/2号

001  深夜に近所の「ローソン」へ行って、ミニ三色弁当、ミニボトル茶とともに、「週刊アスキー」2010-3/2号を買った。

 表紙の記事題では、とくに取り入れたいこともなかったが、パソコン、ネットの関心がどのあたりへ行っているか、知っておくのもよい。

 「ネットノート」と呼ばれるパソコンの機種比較や、「コア i7」と呼ばれる新部品を使ったパソコンの紹介が、おもな記事だろうか。

 デジタル一眼レフカメラの新機種の紹介、「ロリータお茶会inモスクワ」の記事(写真入り、見開き2ページ)まである。

 最後に短歌の拙作を1つ。

真夜中の三時に目覚めパソコンを開くか否か迷ひてをりぬ

         (未発表)

2010年2月20日 (土)

「バッハ大全集」第20巻

001  「バッハ大全集」を初めより聴いてきて、今日は20枚めをCDラジオで聴く。

 昨年2月26日にこのブログで購入を紹介した、オランダ製CD155枚組のものである。

 CDラジオで聴いているのは、セパレート・ステレオセットのアンプが故障した為である。

 このCDには、バイオリン・ソナタ3曲(BWV1014~BWV1016)を収め、全44分40秒の演奏である。

 バイオリン・ソナタといっても、バロック・バイオリンのことだし、伴奏もピアノではなく、ハープシコードの演奏だ。

 アダージョはもどかしく、アレグロは軽快だけど、バロック音楽の荘重な調べの中のことである。

2010年2月18日 (木)

正岡子規「病牀六尺」

003  正岡子規の随筆集、「病牀六尺」を読みおえる。

 この長短の随筆は、正岡子規が死の2日前まで127日を書き継いで、新聞「日本」に発表し続けたもの。

 岩波文庫、1986年・28刷。

 美術論、俳句論、教育論ほか、病床に身動きも思うようにならない病人としては、旺盛な知の活動を示す。

 美しい娘さんに身近にいてもらえるようになった、と大真面目に書いてきて、末尾に「お嬢さんの名は南岳草花画巻」と明かす。僕は全く意表を突かれた。

 僕のブログの記事は、正岡子規の随筆に及ぶべくもないが、本を主に、生活のトピックスを報じ続けたい。

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