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2014年5月の33件の記事

2014年5月11日 (日)

支部5月歌会

Imgp0548  今日午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会F支部」の、5月歌会が持たれた。

 事前1首出詠10名、当日参加者8名。

 僕は以前より用意していた、CD版歌集「雉子の来る庭」(ワード2010版)を、パソコン操作が出来る会員、4名に渡した。残りの3名には、これも用意したプリント版(A4判67枚)1部を、回覧して貰う事にした。

 歌会はプリント詠草を基に、U支部長の司会で、1首につき2名が批評し、支部長の講評と添削例提示で進んだ。

 添削には、感嘆の声があがったり、異見が出たりした。

 歌会後、8月までの支部歌会の予定を確認し、散会した。


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2014年5月10日 (土)

「あすなろ集」末まで

 結社歌誌「コスモス」2014年5月号の「あすなろ集」を、末まで読みおえる。

 今月4日の記事、「その一集」末まで、に継ぐ。これから「その二集」も読む予定だ。

 これまでに比べると、受ける刺激は弱い。ただ昇級のため一所懸命だった、当時の自分の思いが甦る。

 付箋を貼ったのは、愛媛県、O・美弥子さんの次の1首(154ページ上段)。

土軽く押し上げて立つ霜柱踏めば足裏に沈む音する

 視覚、触覚、聴覚の印象を、鮮やかに捉えている。

Photo無料写真素材集サイト「足成」より、蝶の1枚。

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2014年5月 9日 (金)

「日本国立公園」第3巻

Cimg7684 全4巻の写真集「日本国立公園」より、第3巻「近畿/中国/四国篇」を見おえる。

 1988年・3刷、毎日新聞社・刊。

 B4判、157ページ。写真116枚。

 今月2日の記事、同・第2巻「関東甲信越/中部篇」に継ぐ。

 監修者の井上靖がこの巻の序文で、この巻の国立公園すべてが、海岸部を含む、と述べている。

 伊勢志摩国立公園では、英虞湾の海苔ひび、真珠筏に、親しみを感じる。

 山陰海岸国立公園では、玄武洞の柱状節理が厳かしい。

 足摺宇和海国立公園では、竜串海岸の見残しの奇岩が、奇観を見せる。

2014年5月 8日 (木)

詩誌「ココア共和国」vol.15

Cimg7682_2 仙台市にお住いの詩人・秋亜綺羅さんが、個人詩誌「季刊 ココア共和国」vol.15を送ってくださった。

 今年2月3日の記事で紹介した、「同」vol.14に継ぐ。

 70年代初めの作品と、現在の作品を招待された、三上寛とPANTAの詩は、昔の作品の方が元気なようで、少し淋しい。

 小林坩堝(こばやし・かんか、1990年・生)の「火星のおんな」は、まとまった力作である。

 秋亜綺羅の「来やしない遊び友だちを待ちながら ―または伊東俊への弔詩」(7ページにわたる)は優れた作品である。

 電話の機械対応(「~だったら1を/~だったら2を/…/押してください/最後に♯を押してください」という指示)を、詩の冒頭に持って来て、現在の風俗を取込み、昇華している。

 若い日からの文学の友へ、回想をまじえての挽歌である。

 

2014年5月 7日 (水)

ティブッルス「詩集」より

 平凡社「世界名詩集大成(1) 古代・中世篇」(1960年・刊)より、ティブッルス「詩集」(ほぼ16編)の抄訳を読む。

 「詩人の願い」「旅先で病める詩人」「田園の祓祭」「友の誕生を祝う」の4編である。

 先月29日の記事、プロペルティウス「哀歌」に継ぐ。

 アルビウス・ティブッルス(BC48?~BC19?)は、忠実な恋人と共に暮らす牧歌的な田園生活に憧れた(「詩人の願い」)が、現実には戦闘に従い(「旅先で病める詩人」)、不幸な恋を重ね、30歳くらいで夭折した。

 裕福な家に生まれて没落した詩人らしく、鷹揚な心が厳しい環境に耐え得なかったようだ。

Photoフリー写真素材集サイト「足成」より、君子蘭の1枚。

 

2014年5月 6日 (火)

広部英一「『畝間』以後」

 思潮社「広部英一全詩集」(2013年10月・刊)より、未刊詩集・編の「『畝間』以後」10編を読む。

 解題に拠れば、詩集「畝間」に収録されなかった作品、または「畝間」刊行後に書きためていた作品ではないかと、推測されている。

 晩年の広部さんがなぜ、2連10行(1連5行ずつ)、行の長さを揃えた詩作に執着したのか、今もって謎であるが、新しい定型詩を提示する、という積極的な意図があったのでは、と僕は推測する。

 また詩誌「木立ち」の盟友、南信雄さんを1997年に57歳で亡くしており、悼む思いは強く、その後に「彼」「友」と詩中で呼ばれる魂は、南さんを指すと、僕は思っている。

Photo「フリー素材タウン」より、チューリップの花の1枚。

2014年5月 5日 (月)

「水脈」第50号

Cimg7679 「福井詩人会議・水脈」事務局より、詩誌「水脈」第50号が送られてきた。

 2014年4月・発行。

 1990年、4人で出発した「水脈」が、25年目の現在は会員17名を擁している。

 50号記念号という事で、ほぼ全員が詩作品を、また「『水脈』50号のいま 私たちの思い」に感慨を寄せている。

 会員の方は個人的には優しく、爽やかな人である。詩作品もわかりやすい作品が多い。

 ただ僕たちの詩誌「群青」とは、考え方の違う所があり、深い交流はしていない。

 ともあれ「水脈」の50号記念、おめでとうございます。

2014年5月 4日 (日)

ゲーム機ソフト2つ

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Cimg7676
 昨日、喫茶店へ寄ったあと、「HardOff」某店へ行った。某社のポイント交換で、「ニンテンドー 3DS LL」を入手したが、ソフトはテトリスしか持っていなくて、物足りなかったからだ。

 以前に、安価な中古ソフトがあるのはわかっていたが、いわゆるゲームソフトは高価で時間と技術も要り様のようだった。

 迷ったあとに買ったのは、実用的な(?)「大人の常識力トレーニング」と「がんばる私の 家計ダイアリー」だった。

 「常識力トレーニング」は1日5問形式で、昨日今日の10問で9問正解だった。常識を身に付けようとする63歳の詩人(かつ歌人)て、変だと思いませんか?

 「家計ダイアリー」には、手を付けていない。初期設定が要るし、入出金を記帳し続ける覚悟が要るから。

「その一集」末まで

 先月22日の記事(←リンクしてある)、「コスモス」5月号、で「コスモス」2014年5月号の、初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」等を読みおえた事を報せた。

 先日そのあと、「その一集」」を外国より北海道に入って南下し、読みおえた。

 出詠者は読まれる事を期待するだろうし、僕には歌を詠む励みになる。これからも今号を読み続けるつもりだ。

 付箋を貼ったのは、次の1首。高知県のI・芳子さんの作品(95ページ下段)。

哲学書思想書などはもういいとダンボールに詰むさばさばと夫は

 僕はまだ、哲学書思想書を捨てられない。難解な本は高等だという気持ちが残っている。

Photo「フリー素材タウン」より、清流の1枚。

2014年5月 3日 (土)

春の晩花2つ

Imgp0542

Imgp0546
 春の終わりの花、2つを紹介する。

 左の写真は、黄木蓮(大木になっている)の花である。品種としては、もっと黄味の強いものがあるらしい。

 右の写真は、庭の洋種椿の花である。大輪、品種不明。

 春の花は、ここで紹介した以外に、椿や木瓜などであったが、それほど重要な事ではない。

 なお「晩花」は、馬場あき子さんの歌集の題名でもある。

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