カテゴリ「詩誌」の224件の記事 Feed

2013年6月29日 (土)

詩誌「群青」第27号

Cimg7081 今日の朝に、「宮本印刷」へ電話すると、同人詩誌「群青」第27号は、既に出来上がっている、との話だった。

 午前中に伺って、100部を受け取る。

 原稿締切は5月末日、編集会議は6月11日(当日の記事あり)、誌面稿の宮本印刷への持込みは6月13日だった。

 内の様子は、目次(1ページ)、こぐま星座さんの詩「ひよこ」(2、3ページ)、僕の詩「蔵書群」(4、5ページ)、AUさんの詩「草」(6、7ページ)、こぐま星座さんのエッセイ「お茶漬けしませんか」(8ページ)、奥付け、というささやかな詩誌である。

 今日の午後に同人3名が、喫茶店に集まったのだけれども、その事は明日の記事にしたい。

2013年6月11日 (火)

詩誌「群青」編集会議

 今日午後6時より、喫茶店「モントリオール S店」にて、同人詩誌「群青」第27号の、編集会議が持たれた。

 メンバーは同人の、AUさん、こぐま星座さん、僕の3名である。

 僕が原稿をパソコンのワードで入力した、誌面稿を見せる。こぐま星座さんよりエッセイの1部改稿を、AUさんより1語の入力ミスを、示される。

 同人誌等の貸し借りをする。

 詩の話、仕事(農業を含む)の話を交わして、閉店の7時頃に散会した。

Phm10_0559_2
ダウンロード・フォト集より、倒木のある清流の写真1枚を。

涼を呼ぶだろうか。

2013年5月27日 (月)

詩誌「角」第29号

Cimg7005 民俗学者・詩人のK久璋さんが送って下さった詩誌2冊(先の5月25日付け記事あり)より、「角(つの)」第29号を読みおえる。

 2013年5月20日・刊。

 O純さんの「ひと粒」は、机の下の炒り豆1粒(おそらく豆まきの残りだろう)を噛む話である。あまりにもトリヴィアルな話ではなかろうか。

 登場人物も自分ひとりである。僕が家庭の1場面を描いても、妻、あるいはまれに子供が登場する。それで、どうという問題でもないが。

 K久璋さんの「生成」は、短詩6編を載せる。「天彦」5号の「生成」1~11に比べて、よくないと僕は思う。短詩ではエスプリを効かせなければならないが、1編の行数が明らかに多くなっている。東日本大震災を取り込もうとするのは、評価すべきか、否定すべきか。

 

2013年5月25日 (土)

詩誌「天彦」5号

Cimg6996
 県内にお住まいの詩人、民俗学者であるK久璋さんが、詩誌「天彦」5号、「角」第29号を送ってくださった。

 まず「天彦(あまびこ)」5号を紹介する。

 美浜 詩の会、2013年3月・刊。

 詩は8名の11編、3編のエッセイを収める。

 O純さんの「露の玉」は、里芋の葉の上の露がころげて地に滲み入るまでを描く。寂光のさす境地であろう。

 K久璋さんの「生成 Ⅰ」は、短い詩を11編連ねて、暗喩の世界を築く。ルナールの「博物誌」を、僕は連想した。

 第1連を引く。


1 石に押しつぶされているのではない

シジフォスのように

石を持ち上げているのでもない

石の下の隙間を虫けらが塒にしているだけだ


 「あとがき」に拠れば、「美浜詩の会」は公民館講座からサークル化して5年を経る。地方からの初心者を含めての発信は、大事なことである。

 

2013年5月17日 (金)

詩誌「アリゼ」第154号

Cimg6983 兵庫県に在住の詩人・S陽子さんが、お便りを添えて、同人詩誌「アリゼ」第154号を送って下さった。

 今年3月23日の記事(←リンクしてあり)で、同誌第153号を、紹介して以来である。

 詩は23名の24編、「船室」と題する批評欄に6編、「船便り」と題するエッセイ欄に8編、他に受賞紹介等を収める。

 この時代に、外に打って出ようとしなければ、家族に籠ったり、回顧的になったり、ファンタジックになったりせざるを得ない。

 O昭代さんの「星の恋 ー七夕伝説ー」(全7連)より、冒頭の2連を引く。


星の林がきらめいている

星たちのささやきが聞こえてくる


「今夜は あのひとに逢えるだろうか?」

「愛しいあの方にお逢いできるでしょうか?」

 

2013年5月 4日 (土)

詩誌「果実」68号

Cimg6944
 県内に在住の詩人・T篤朗さんが、お手紙を添えて、「群青の会」宛てに、同人詩誌「果実」68号をを送って下さった。

 昨年11月3日に、同誌67号を紹介して(記事あり←リンクしてある)以来で、年2回の発行である。

 同人6名は、元教員である。

 B5判、36ページ。

 F則行さんの「入学式」、N明徳さんの「雪道」、K不二夫さんの「箱をつぶす」、W本爾さんの「赤いポスト」、それぞれ事象に言づけて思いを述べる。

 T篤朗さんは6編の詩を寄せている。

 その中の「家族」では、通りかかった村の家で、父親の帰宅を待つ子とその母親の会話に、心に灯ったものを描く。

 この時代に、家族は最後の砦になり得るだろうか。

 

2013年4月26日 (金)

「現代詩図鑑」第11巻・第1号

Cimg6918
 先の4月14日、「群青の会」会合のおり(その時の記事←リンクしてあり)、同人AUさんから借りた詩誌、「現代詩図鑑」第11巻・第1号を、読みおえる。

 2013年2月、ダニエル社・発行。

 U今日子さんの詩時評、25名の詩、2人の招待らしい詩人の詩を、載せている。

 W那智子さんの短い(2行ないし3行)詩9編を並べた、総題「プレリュード」が面白い。以下に1編を引く。

 

  まぼろし

遠い犬を

見たのが

最後である

 またSさざえさんの「生誕」第2連には、つぎのように書かれる。

それらが

配列されて

生れた わたし

満ち引く潮の不出来な作品

 自分を完璧な人間だと思っている人は少なく、多くの人が自分の欠け足りない面を自覚しながら、生きているのだろう。

 

2013年4月22日 (月)

詩誌「青魚」No.78

Cimg6909
 先日、僕も参加している同人詩誌の、「青魚」No.78が10冊、届いた。

 僕の詩は、「僕のソネット Ⅳ」4編である。かたじけなくも巻頭である。

 第2詩集「僕のソネット」の「第Ⅱ部 ~時をめぐって~」の時間論に続く、空間論の積もりである。誇大妄想的か?

 内容は、かなり先の事になるだろうが、僕のもう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」(このブログのリンク集にあり)で、紹介していく予定である。

 「鯖江市高年大学 文芸部詩作会」の方の作品と共に、以前よりの同人の詩文を読んで、僕の心がほどけるようだ。

2013年4月21日 (日)

詩誌「間隙」第34号

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 今月14日の「群青の会」会合のおり(記事←リンクしてある)、同人のAUさんより頂いた詩誌、「間隙」2013年春 第34号を読みおえる。

 2013年2月、間隙出版・発行。72ページ。沖縄県・在住のA盛勝さん編集。

 AUさんは、詩2編とエッセイ2編を寄せている。

 詩「コイン」はお洒落な作風であり、「駅舎」は人生探求的である。

 エッセイ「はちみつ」と「親を許すということ」は、生の今昔を、穏やかに描いている。彼女は和んだ心境に至ったのだろうか。

 「間隙 創刊号・第2号より」30ページが付され、熱気が伝わってくる。あまり懐古的・回顧的にはならない方が良いと、僕は思うけれども。

2013年4月14日 (日)

「群青の会」会合

 急遽、同人詩誌「群青」の発行母体「群青の会」で、会合が持たれる事になった。

 今日の午前10時、喫茶店「モントリオール S店」に、メンバーの僕(数分、遅れた)、こぐま星座さん、AUさんが集まった。

 まず、「群青の会」宛てに来た、パンフレット「福井ふるさと文学館(仮称)基本計画」(平成25年3月付け、福井県教育委員会より)を2人に見せる。

 また「群青の会」宛ての、詩誌「水脈」47号をこぐま星座さんに譲り(AUさんは近く入手する可能性があった)、詩誌「ココア共和国」vol.12もこぐま星座さんに譲った(AUさんはすでに保持していた)。

 こぐま星座さんより、沖縄の土産話などを聞いた。

 AUさんが最近に入手した、詩誌、詩集より、僕は詩誌「現代詩図鑑」2013年冬号を借りた。

 またAUさんが参加している同人詩誌「間隙」第34号を頂く。

 そのあと、社会や生き方を語り合って、語り尽きなかったが、それぞれ午後の用事もあり、11時半頃に散会した。

Photo
写真素材集サイト「足成」より、八重桜の1枚。

季節に合わせて。

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