カテゴリ「詩誌」の224件の記事 Feed

2013年10月29日 (火)

詩誌「間隙」第35号

Cimg7311 先の10月25日(金曜日)、「群青の会」会合のおり、AUさんより頂いた同人詩誌、「間隙」第35号を読む。

 今年4月21日の記事(←リンクしてある)で紹介した、34号に続く発行である。

 AUさんは詩「パパイヤ」と、エッセイ「『パパイヤ』について」を寄せている。

 詩「パパイヤ」より、「群青」第28号の彼女の詩、「翼」の方が優れているように思える。

 今更リフレインはないでしょう、バリエーションの繰り返しならあるけど、という思いである。

 ただし同誌の、O・孝和さんの詩「夕べの光のなかで」はひらがなのみで書かれており、N・敏之さんの詩「自然の島国」では「~よ」という呼び掛けが2度行われる。

 詩のレトリックも、復古調の時代なのだろうか。

2013年10月27日 (日)

詩誌「天彦」6号

Cimg7308 1昨日(10月25日)の「群青の会」会合のおり、AUさんから頂いた、詩誌「天彦(あまびこ)」6号を読みおえる。詩人懇話会・副代表のK・久璋さんが、僕達のために、AUさんに渡していた詩誌である。

 詩8編、散文4編を収める。

 何度も書くけれども、地方から文化活動を起こして、発信することは重要である。

 詩に慣れない人は、指導を仰ぐだけでなく(詩に師弟関係はない)、古典(昭和の古典もある)を読んで、感動の体験を増やすべきである。

 エッセイ、研究も充実している。

 発行所「美浜 詩の会」代表(?世話役?)のK・久璋さんの「蟋蟀の歌」は、学識と真情が綯い合わされていて、感銘を受けた。全4連のうち、最終連を引く。


父いとし 母いとし

げに子は憎しとぞ鳴き募る

思いつめたような 綴れ刺す

蟋蟀のつぶらな目に

にわかに泪が溢れてくる

2013年10月25日 (金)

「群青の会」会合

Cimg7307 10月22日(火曜日)に「宮本印刷」より、同人詩誌「群青」第28号、100冊を受け取った。

 同人3名の詩1編ずつに、エッセイを1編、10ページのささやかな詩誌である。

 今日(10月25日、金曜日)の午後4時半に、喫茶店「ユトリ珈琲」に同人3名が集まった。

 こぐま星座さん(このあと6時より仕事)とAUさんに詩誌を渡し、同人費を受け取った。AUさんは25冊も引き取ってくれて、発送するという事であった。

 お互いの詩について、思いを述べ合った。

 先日の苜蓿忌で夫人より3人が頂いた、「広部英一全詩集」と「現代詩手帖」の広部英一特集についても。

 またAUさんより僕とこぐま星座さんが、文芸誌「天彦」6号(美浜 詩の会)、詩誌「間隙」第35号、等を頂いた。

 こぐま星座さんの勤めの時刻もあり、5時半に散会した。

2013年10月24日 (木)

詩誌「果実」69号

Cimg7304 県内にお住まいの詩人、T・篤朗さんが、お便りを添えて、同人詩誌「果実」69号を送って下さった。

 今年5月4日の記事(←リンクしてある)で、同誌68号を紹介して以来である。

 同人(皆さん元教員)5名が、詩13編と、批評2編を寄せている。

 齢を重ねても、真摯に人間性を追求する姿勢に、心搏たれる。

 T・篤朗さんは創作意欲旺盛で、5編の詩を寄せている。

 孤独感の中で、自らに問い、他者を問う。

 作品「星」全5連より、最終連を引く。


  星

    T・篤朗


  (前略)

ひときわ輝くシリウスを右手に感じ

銀河を進む

孤独な疑問を抱きしめて

光さえ携えずに

2013年10月14日 (月)

詩誌「角」第30号

Cimg7283 県内にお住まいの詩人、N・としこさんが、同人詩誌「角」第30号を送ってくださった。

 2013年9月15日・発行。

 12名の各1編の詩、2編の散文が載る。

 N・としこさんの詩「ま昼」は、新しい家庭環境と新しい時代に、違和感を表わしているようだ。

 新しい時代に乗る人は、僕にはわからない詩を書き、理論では復古的になり、感じない人は家庭些事を描き続けている。

 今は内に籠って、古典研究をしている、(オタクと言われる僕に合う)、そうするのが良い時期ではないのか。

2013年10月 5日 (土)

詩誌「群青」第28号・編集会議

 この10月3日(木曜日)に、同人詩誌「群青」(年3回・刊)の第28号の原稿を、僕がパソコンのワードで入力し終えたので、同人のこぐま星座さんに連絡した。彼から、もうひとりの同人・AUさんと調整して貰って、今日(土曜日)の午前10時より、喫茶店「珈琲ユトリ」に同人3人が集まった。

 これまでに3人が集まった2回は、僕の私情で、ブログにアップしなかった。

 誌面稿は、筆者の自己責任ということで、見てもらった。指摘される点はなかった。

 3人の詩とAUさんのエッセイについて、感想を軽く述べ合った。

 AUさんのエッセイの主題である、詩人・作家のつかさんの逝去を巡って語り合った。

 今日の午後に催される苜蓿忌に、こぐま星座さんとAUさんも参加する事になった。その忌祭については、明日の記事にアップしたい。

 「群青」第28号の誌面稿は、新しくプリントし直したので、明後日7日(月曜日)に、いつもお願いしている宮本印刷へ、持ち込む予定である。

Photo「フリー素材タウン」より、八重黄花コスモスの写真を1枚。

2013年9月15日 (日)

詩誌「アリゼ」第156号

Cimg7212 兵庫県にお住まいの詩人、S陽子さんが、お便りを添えて、同人詩誌「アリゼ」第156号を送って下さった。

 今年7月21日の記事(←リンクしてある)で紹介した、同誌・第155号に続く。

 2013年8月31日・刊。

 隔月刊という事で、旺盛な活動である。

 僕の参加する同人詩誌の内、「群青」は年3回、「青魚」は年2回くらいの発行だから。

 今号は、詩19編、評論・紀行2編、詩集評2編、エッセイ8編を収める。

 巻頭のK清仁さんの「映し世」は、きしむ時代のメルヘンを抒情して、危機を表わしている。

2013年8月 8日 (木)

詩誌「水脈」第48号

Cimg7150
 「福井詩人会議・水脈(すいみゃく)」の事務局、T健隆さんより、詩誌「水脈」第48号を頂く。

 今年8月30日付け・発行。

 同誌のベテランの、Nとしこさん、K仙一さん、T百代子さんの作品が、見当たらなくて淋しい。

 ここのところずっと、評論のみだった(と僕が記憶している)I信夫さんが、詩「遺影」を発表している。亡くなられた奥さんを偲ぶ作品である。

 以下にM祐子さんの詩「つまずく」(3連8行)より、第2連を引く。


そう言えば生きてるとつまずくこともいっぱいある

人生でつまずくのは智恵になる

だんだん慣れて つらの皮が厚くなって気が強くなる

2013年7月21日 (日)

詩誌「アリゼ」第155号

Cimg7126
 先日、兵庫県・在住の詩人S陽子さんがお便りを添えて、同人詩誌「アリゼ」第155号を送って下さった。

 先の5月17日の記事(←リンクしてある)で紹介した、同誌・第154号に続く。

 2013年6月・刊。

 亡くなられた同人、W千波さんの追悼という事で、作品抄8編、追悼文8編を収める。

 詩とエッセイでは、移りゆく世にあって、これからの生き方を模索するようだ。

 なお今年3月24日の記事で、詩誌「アリゼ」を第88号から頂いたと書いた。しかし先日、本棚の同人詩誌等を整理したところ、「アリゼ」は第59号(1997年6月30日・発行)から頂いていた。そのあとは、第73号、第78号、第80号、第87号と在り、その記事の第88号以降に続く。

 S陽子さんが、地元の詩の催しのおり、帰省しては僕たちに、詩誌「アリゼ」を下さったものである。

2013年6月30日 (日)

「群青の会」会合

 昨日(土曜日)の午前に、「宮本印刷」より、同人詩誌「群青」第27号、100冊を受け取った。

 それ以前に、同人のこぐま星座さんに連絡を入れて、紆余曲折の末、昨日午後6時より喫茶店「ユトリ珈琲店」に、AUさんを含めて、同人3名が集まった。

 これまで会合に使っていた喫茶店「モントリオール S店」を止めたのは、午後7時に閉店で、勤務の不規則な同人もいるので午後6時・集合ではゆっくり話せないからである。

 「ユトリ珈琲店」は、夜の11時まで営業している。

 「群青」第27号の受け渡し、同人費(印刷・製本代)の受け取りが1番。

 同人間の詩集(受贈した?)等の貸し借りなど。

 あとは詩と生活をめぐる、よもやま話。午後7時半近く、散会した。僕は今日(日曜日)も休日なので楽だったが、生活・仕事が迫っている同人もいたかも知れない。

Phm10_0587
ダウンロード・フォト集より、清流の1枚。

少しでも涼感を。

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