カテゴリ「詩誌」の224件の記事 Feed

2013年4月 9日 (火)

詩誌「水脈」47号

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 「福井詩人会議 水脈」より、「群青の会」宛てに、詩誌「水脈」47号が送られてきた。

 2013年4月30日・発行。

 昨年10月8日の記事で、同46号を紹介して以来である。

 K仙一さんの「明日」を含む4編が、壮士風の詩から、繊細な詩に帰って、僕の歓迎する所である。

 M祐子さん「新聞配達のある日 2」、T香代子さん「ケアハウスのギャル」、I冴子さん「その時を」、I信夫さん「妻の中の佐代子」など、人間心理を描いて、僕は感興深く読んだ。

 他に講演記録、K通夫さんの書評、I信夫さんの「あとがきにかえて」などが重厚である。

2013年4月 8日 (月)

詩誌「ココア共和国」vol.12

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 仙台市にお住まいの詩人・A亜綺羅さんが、季刊個人詩誌「ココア共和国」vol.12を送って下さった。

 2013年4月、(株)あきは書館・発行。

 招待詩人4名の詩・4編。A亜綺羅さんの詩が4編。

 「ブログ ココア共和国(アーカイブ)」は、彼のブログとそのコメントを、あえて大震災以前のものより掲載して、19ページ。

 高度なレトリックを用いた現代詩よりも、生活の中の1コマを捉えた短歌に、衝迫を感じるのは、時代でもあり、僕の年齢ゆえでもあろう。

 これまでの字の大きさでは、自分でも読みにくくなったので、これからは「最大」の字で書いてゆきたい。

2013年3月24日 (日)

詩誌「アリゼ」は第88号から

 昨日の記事で、同人詩誌「アリゼ」の受贈は2004年頃からだろうか、と書いた。

 今日(日曜日)の午前に少し時間があったので、前回整理時より溜まった受贈詩誌等を整理した。誌名ごとに分け、号数を並べ、大封筒に詩誌名・号数をサインペンで書いて、収めるだけである。

 その時に、「アリゼ」の古い号を見つけた。最初にあるのは、第88号(2002年4月30日・発行)であった。(その前より頂いていた可能性はある)。そのあと91、93、94、各号は欠けているが(僕の責任かも知れない)、95号以降は1号も欠ける事なく、現在の第153号に至っている。

 世話をしてくださる、詩人・S陽子さんのご厚意に、深く感謝する。

2013年3月23日 (土)

詩誌「アリゼ」第153号

Cimg6859 同人詩誌「アリゼ」第153号を、兵庫県にお住まいの詩人・S陽子さんが、お手紙を添えて、送ってくださった。

 今年2月7日付け記事、「詩誌『アリゼ』第152号」以来である。隔月刊という事で、次々と活動を読む事ができる。

 その記事で、「詩誌名の意味のわかる方は、教えて下さい」と書いたのだが、それを読まれたのだろうか、A優子さんがエッセイ欄「船便り」の、「アリゼという浪漫的な貿易風の数々① 大阪倶楽部」で、詩誌名について、詳しく書かれている。

 「アリゼ」はフランス語で「貿易風」の意で(僕も三省堂「クラウン仏和辞典」で、そこまではわかった)、「les」は定冠詞、題名の「アリゼ」の表記は複数形、発音は「レザリゼ」となると、明瞭に書かれている。

 僕はS陽子さんのお蔭で詩誌「アリゼ」を、このブログに挙げてからでも、第119号(2007年)より欠けることなく読ませて貰っている。実際は、もっと以前よりの筈だ。僕たちが同人詩誌「群青」を創刊した、2004年頃からだろうか。

 今号は、内容について書く余力がないので、失礼する。旺盛な活躍に敬服しつつ。

2013年3月19日 (火)

「群青の会」会合

 同人詩誌「群青」の発行母体である「群青の会」のメンバー、僕、こぐま星座さん、AUさんの3名が、今日午後2時より、喫茶店「モントリオール S店」に集まった。

 僕とこぐま星座さんよりAUさんに5日遅れのホワイトデー、また僕とAUさんより職場の定年を迎えるこぐま星座さんの祝いに、それぞれささやかなプレゼントを差し上げた。

 また2月26日の会合の時、僕とこぐま星座さんがAUさんより借りた、詩集等を返した。僕はまたAUさんより、詩集1冊を借りた。

 今日の昼に届いた、詩人懇話会会報・第82号についても話し合った。

 またふたりに、「コスモス」4月号の僕の短歌を、読んでもらった。

 さて本題の、「群青」第26号の反響の報告である。おおむね好意的だったが、称賛という程の事はなかった。

 3人とも、生活に関わる仕事面で、立場が弱くなってきて、その面でも話し合った。

 午後3時15分頃、散会した。

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ダウンロード・フォト集より、大地の1景。

本文とは、無関係。

2013年3月 2日 (土)

詩誌「角」第28号

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 県内にお住まいの詩人・民俗学者、K久璋さんが、同人詩誌「角(つの)」第28号を送って下さった。

 同誌はただいま拡大路線を進行中のようで、H秋穂さんに続いて、H信和さんが、詩の世界に復帰した事は、僕としても嬉しい。

 そのH秋穂さんの詩「焔(ほのお)」の中で2回、「何か」の語が使われている事が、僕には気になる。

 僕たちは「いわく言いがたいこと」を言葉で表そうと、詩を書いている。「何か」の語は、走行が逸れていると思う。

 ベテラン(この語が失礼にあたらない事を願う)の、O純さん「蜘蛛」、Nとしこさん「もどき」が、清い抒情である。

 K久璋さんの「惨事」は、露悪的だ。(信仰はなくとも)祈りを捧げるしかない事だ。

 挙げていない新詩人も何名かいるようで、前途を心配しつつ祝う。

2013年2月26日 (火)

同人詩誌「群青」第26号

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 昨日に「宮本印刷」へ、スマホより電話すると、依頼してあった同人詩誌「群青」第26号は、「既に出来上がっている」という事だった。

 すぐに、こぐま星座さんに電話して、今日に会う段取りを付けて貰った。

 昨日の仕事帰りに「宮本印刷」へより、詩誌100部を受け取った。

 AUさんの「丘」とエッセイ(詩論)「地方詩人と中央詩人」、こぐま星座さんの「ヤマキかつおパック」、僕のソネット「丁度」が載る。

 今日火曜日(僕とこぐま星座さんの休日である)の午後3時より、喫茶店「モントリオールS店」に3名が集まり、詩誌と同人費の受け渡しをした。

 詩と詩人をめぐって、さまざまな話をかわした。3人一緒の写真を、僕のカメラで、ウェイトレスさんに撮って貰ったが、公開はしない。

 すっかりリラックスして、午後4時過ぎに散会した。

 

2013年2月22日 (金)

「群青の会」会合

 昨日の仕事帰りに、喫茶店「モントリオールH店」へ寄った。6時から、同人詩誌「群青」の発行母体「群青の会」の会合があるからだ。

 集まったのはメンバーの、僕、こぐま星座さん、AUさんの3名である。

 メインの用事は、AUさんより第4詩集を頂く事である。2人より、ささやかなお祝いを差し上げる。

 今度の詩集は、ちらりと読んだ所でも、とても優れているようだ。

 閉店の7時まぎわまで語り合って、散会した。

Phm02_0365
ダウンロード・フォト集より、雪景の1枚。

本文とは無関係。

2013年2月 7日 (木)

詩誌「アリゼ」152号

Cimg6761 兵庫県・在住の詩人・S陽子さんが送って下さった同人詩誌「アリゼ」より、昨日に続き、第152号を紹介する。

 2012年12月、アリゼの会・刊。63ページ。

 「アリゼ」は、兵庫県・在住の詩人を主な同人とする詩誌である。

 「乗船者名簿」と題する同人住所録には31名が、寄稿者は4名が載る。他には「船便り」と題するエッセイ・コーナー、表紙絵などから、「アリゼ」は帆船に関わる語だと思うが、僕の電子辞書ではわからない。わかる方、お教え下さい。

 K清仁さんの「草叢のようなかれら」は、(日本の現在の状況に照らしても)非戦の詩である。その序詞にヒゥーナーフェルトの言葉が載っている。この文では曾孫引きとなる。

 「第二次世界大戦中にヘルダーリンとハイデガーの作品を背嚢の中につめて、ロシアかアフリカのどこかで死んでいった若いドイツの兵士は、数えきれないほどであった」。

 僕はハイデガーの「存在と時間」(岩波文庫3冊)を読み進んで、第3巻の時間論は、僕の考えと違っていて読まなかった。

 これも岩波文庫の「ヘルダーリン詩集」を手に取ってみたが、「どこが良いのか」わからなくて、読まなかった。

 ヒゥーナーフェルトの言葉に拠ると、僕の感覚は正しいのだろうと、自信を持った。

 

2013年2月 6日 (水)

詩誌「アリゼ」第151号

Cimg6759 兵庫県に在住の詩人・S陽子さんが、お便りと共に、同人詩誌「アリゼ」、第151号、第152号を送って下さった。

 まず第151号を紹介する。

 2012年10月、アリゼの会・刊。

 昨年9月16日付けの記事、「『アリゼ』150号記念号」に続く号である。

 詩作品の他に、「船室」と題されるコーナーに書評等4編、「船便り」と題されるコーナーにエッセイ8編、計12ページが載る。

 散文の割合が多いのではないか、と僕の感じではする。ただし隔月刊でもあり、会員の旺盛な表現欲を充足させるには、良いのだろう。

 T和美さんの短詩「渚」に惹かれたので、以下に全文を引く。

  渚

    T和美


流木に火を点けると

 かろやかに青い炎が立つ

長く海を漂った木は

 静寂のように燃えるのだ

繰り返し夜の砂を噛む波よ

すべて灰になったら

かえしてあげる

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