今日4月24日(土曜日)の正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」4月例会が持たれた。
メンバーは同人詩誌「群青」の同人である僕、こぐま星座さん、AUさん、KMさん(イニシャル表記の2人は女性)の4名である。
今回は、最近にAUさんが第2詩集を出版しているので、お祝いかたがた小さな批評会として、研究会が持たれた。
こぐま星座さんが取り寄せた弁当やコーヒーで、まずは食事。
批評会ではAUさんが、今度の詩集のテーマに、現代人の生命力(現代日本詩)の衰弱と再生を描いたと述べた。
こぐま星座さんは、福井にこれまでなかった発想の作品群だと称揚した。
KMさんより、難解な作品があり、作者の説明がないとわかりにくい点があることを作者はどう思うかと、質問があった。
また気に入りの作品を上げ、一般的な感想も述べ合った。
午後3時、次回の日程を決めて散会した。
今日土曜日の昼12時より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、同人詩誌「群青」のメンバーが集まり、「詩の研究会」3月例会が開かれた。
メンバーは、僕、こぐま星座さん(変名多数)、KMさん、AUさんの4名。
まず詩集、詩誌等の受け渡しと、僕の作成した、詩誌「群青」17号の収支明細書の配布があった。
そのあと、AUさんが先日、東京の思潮社、印刷所、製本所等を巡ってきたので、その報告を聞く。
研究は、こぐま星座さんが作成した多数のコピーを基に行われた。元の本は、詩1編ごとに石垣りんさんがその下に、コメントを付したもの。
山村暮鳥から高橋順子に至る10名の詩を、それぞれ美点を挙げて感心したり、あるいは「想定内の表現」などとバッサリ斬ったり、午後3時まで、思うところを述べ合った。
同人詩誌「群青」のメンバー4人による「詩の研究会」が、今日正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で催された。
メンバーは、僕とこぐま星座さん、それにKMさんとAUさん(あとの二人は女性)である。
まず先日に金沢市で催された詩の講演会に参加した、こぐま星座さんとAUさんより、報告があった。講演は北川透による、中原中也論、とのこと。
そのあと、戦後派詩人・鮎川信夫に関する語り合いに入る。テキストは、僕が用意した彼の2編の詩のコピー。僕とこぐま星座さんの持参した「鮎川信夫全集」第1巻「全詩集」も参照した。
途中より、詩、詩人についての一般論に移るようだった。
僕の持参した電子辞書も、2、3度の出番があった。
2時半過ぎに散会した。
今日、午前9時より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、第6回「詩の研究会」が持たれた。
メンバーは、同人詩誌「群青」の仲間4人(男性2人、女性2人)である。
テーマの1は、岡崎純さん(前・福井県詩人懇話会代表)の詩業について。テキストは、土曜美術社の「日本現代詩文庫」より「岡崎純詩集」、他。
詩人の故・広部英一さん、KAさんの詩と比べながら、レトリックの問題、作品の現実性、また岡崎さんの詩の変遷などをめぐって、活発に意見が出された。
テーマの2は、福井県詩人懇話会・発行の年刊アンソロジー「詩集ふくい’09」の作品をめぐって。
それぞれが佳いと思う詩を挙げて、その特性を分析した。
議論のあとに、僕が持って行ったポケット・デジカメで、写真を少し撮りあったあと、次回の内容をきめて、12時前に散会した。
今日土曜日の午後2時より、F市内の某カルチュアセンターの一室で、第5回「詩の研究会」が開かれた。
メンバーは、同人詩誌「群青」の同人と寄稿者の4名である。
テーマは、2004年に亡くなった郷土の詩人・広部英一さんの詩作品をめぐって、である。
テキストは、KMさんが用意してきてくれた、詩5ページ、エッセイ4ページ、レジメ2ページであった。
広部さんの詩的業績、後輩を育てた業績をめぐって、各人の故人との関わり、彼の周囲の詩人の話などをまじえ、語りあった。
次回の日時とテーマを決めて、4時半に散会した。
今日土曜日の午後2時より、詩人の故・広部英一さんを偲ぶ、第4回「苜蓿忌」が催された。
旧・清水町「きらら館」前公園にて、碑前祭。
実行委員の増永さんの挨拶のあと、後藤さんが広部さんの詩「前世」を朗読した。
「広部英一を語る」では、川上さんが「去る者は日々に濃し」と述べて、人々の広部さんへの思いが濃くなっていることを語った。定さんは、広部さんの例より「師を批判できるようでなければならない」と語った。
そのあと、中島さんの献花、今村さんの献本(広部さんが編集・発行していた詩誌「木立ち」の新刊、104号)でもって、碑前祭を終えた。
会場のテーブルを増設する程、多くの人が集まった。
岡崎さんが、広部さんは「千の風になって」の歌を好んで、死を予感していたのではないか、と思い出の一端を語った。
また今回の「H氏賞」を受賞した中島さん(「木立ち」同人)は、広部先生からお祝いの言葉を頂きたかったと、涙ながらに語った。
他に数人の思い出話のあと、故・詩人の夫人の謝辞でもって、「偲ぶ会」を終えた。
昨日の午後2時より、「清水町図書館」の1室で、第3回「詩の研究会」が持たれた。
メンバーは、詩誌「群青」同人の僕、こぐま星座さん、KMさんの3名と、他にAU
さん、TTさんを合わせて、5名だった。うちKMさんとAUさんが女性で、あと3名が男性である。
テキストは、男性3名が用意した、内外国、新旧の詩人7名の7篇である。AUさんの司会で討議が進んだ。
こぐま星座さんが暴走しかけるのを抑えつつ、熱心な発言が続いた。
研究会会員の詩の向上に、どれくらい役立つかわからないが、少なくとも詩に強い関心を持ち続けさせる力にはなるだろう。
来月9月の開催日を決めて、3時間の研究会が済んだ。
鯖江市・在住の詩人・TAさんから、冊子「一篇の詩より」が送られてきた。
鯖江詩の会・編・発行、2009年8月1日付け。
「鯖江詩の会」は、同人詩誌「青魚」の発行母体であり、僕も「青魚」の同人である。
この「一篇の詩より」には、県内の文学者44人が、自分の好きな詩を1篇挙げて、寄せる思いを述べている。多くは、詩誌「青魚」にリレー連載されたものである。
僕も1文を書くように誘われたのだが、TAさんと「青魚」への感謝の思いは別として、文章は寄せなかった。
1篇の詩に寄せて自分の詩観を述べるのは気恥ずかしいし、仲好しサークル的になるのも嫌だった。
もっとも、冊子化の発案者、TAさんの発想はもっと、別な所からだったらしい。
それに造本も立派な1冊である。
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