カテゴリ「詩」の100件の記事 Feed

2011年3月16日 (水)

「詩の研究会」3月例会

Cimg4741  先日、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」3月例会が持たれた。

 参加したのは僕、こぐま星座さん、AUさんの3名。メンバーのKMさんは、事情により欠席した。

 テキストは、AUさんの用意した仙台市・発行の詩誌「季刊ココア共和国」の7、8冊などだった。「ココア共和国」は基本的に個人誌で、ネットを通じて参加原稿を依頼しているようだ。

 3人がそれぞれ、良いと思う作品に付箋を貼った。

 それを巡って論じ合う前に、こぐま星座さんがAUさんの詩作法について批判を始めた。彼は、表現の原理論から批判する。

 僕とAUさんは、こぐま星座さんの論を「古い」と拒む。

 村上春樹も述べているように、政治、経済、文学など世界的に、戦後的枠組みが崩れているのだ。

 それでも3人、仲良く言葉を交わして別れた。

2011年2月12日 (土)

「詩の研究会」2月例会

Cimg4663_2  今日(土曜日)の正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」2月例会が持たれた。

 メンバーは、詩誌「群青」の同人である、僕、こぐま星座さん、AUさん、KMさんの4名である。定刻にメンバー4人が集まった。

 まず、詩誌「群青」20号の誌面稿(僕が作成した)を各人に見てもらい、ミスと訂正で4ヶ所の修整点が示された。

 研究対象は、僕の詩集「僕のソネット」である。8年前の古い詩集が、なぜ取り上げられるのか、わからないが、先の1月例会を僕は欠席したので、致し方ない。

 集中的な批判を浴びることはなかったので、良しとせねばならないだろう。

 次回の日時と、対象を決めて、定刻の午後3時に散会した。

2010年12月 4日 (土)

「詩の研究会」12月例会

002  今日の正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」12月例会が持たれた。

 メンバーは詩誌「群青」同人の、僕、こぐま星座さん、KMさん、AUさんの、4名である。

 11月例会の時間が揃わず、12月にずれ込んだもの。

 こぐま星座さんより新詩集「夜の食(お)す国」を、KMさんよりあずま菜ずなさんの詩集「枇杷の実ひとつ」を頂いた。

 僕は同人詩誌「青魚」No.73(わが作が載る)を3名に渡した。

 KMさんが資料を用意したエニアグラム(性格の9分法)について、しばらく話す。他の3名は、僕の事を9番めの「平和をもたらす人」と言うが、実は3番めの「達成する人」だと自ら思う。

 AUさんの提案だった、「詩集ふくい 2010」のお互いの作品、各人の気になる詩人・作品について、批評しあう。

 定刻の午後3時近く、1月例会の日取りを決めて、散会した。

2010年10月29日 (金)

「詩集ふくい 2010」

002  福井県詩人懇話会より、年刊アンソロジー詩集「詩集ふくい 2010」が送られてきた。

 懇話会の発足年より毎年発行されて、今年は第26集になる。

 出稿者66名、作品70編は、少し淋しい。

 わが詩誌「群青」同人の、AUさんは「バスルーム」を、KMさんは「雪明り」を、こぐま星座さんは「熱夏」を載せている。いずれも新作の力作である。

 僕は今年3月28日付けのこのブログにアップした、F新聞掲載のソネット「住所印」を載せた。

 原則として、1年以内の新作を出稿するのだが、詩を書かない周囲への気兼ねとかがあって、なかなか適切な新作が、僕にはなかった。

 この詩集に、年内の最高作を載せるという気持ちもない。

2010年10月 9日 (土)

「詩の研究会」10月例会

002  今日正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」10月例会が持たれた。

 僕は道路渋滞・他の理由で、10分遅刻した。

 テキストはAUさんの用意した、現代俳句抄出、6枚65句である。

 1枚毎に考慮時間をとり、気に入りの句や感想をまとめ、1人ずつ交代で司会を務めて、順に発表して行った。

 気に入りの句が重なる場合もあり、評価が別れる作もあった。それは感性の違いというより、解釈(場面など)の違いによる場合が多かった。

 そのあと、同人詩誌「群青」の新号(19号)の編集会議を短い時間で済ませた。

 午後3時頃、センターを出て、所用のあるKMさんは帰途につき、残りの僕、こぐま星座さん、AUさんの3人は、近所の「西村コーヒー」で30分ほど雑談をして、おひらきにした。

 デジカメが不備だったので、会の様子は撮れず、写真はテキストの1部(書き込みあり)である。

2010年10月 3日 (日)

第5回苜蓿忌

004  今日午後2時より、福井に住んで活躍した故・詩人、広部英一さんを偲ぶ、第5回苜蓿忌が催された。

 まず、旧・清水町「きらら館」前の公園にて、詩碑の前で碑前祭。

 女性の司会で、実行委員長のM迪夫さんが挨拶。広部さんの詩の朗読では、Oスミ子さんが「空の童子」を、I秀子さんが「相手」を朗読した。

 「広部英一を語る」では、K明日夫さんが、20代頃より交流があり、人生相談にも乗って貰った、詩誌「木立ち」を受け継いでゆく決意だ、と語った。

006  作家・津村節子氏よりの花を含め、2つの献花がおこなわれた。

 そのあと、詩誌「木立ち」最新107号などの、献本がおこなわれた。

 次いで「きらら館」の1室に移って、偲ぶ会。

 数名の発言と、懇親タイムを交互に、3回くらい。僕は歌人・A尚計さん、小説・漢詩を書いているH二三枝さん、詩誌「青魚」の編集長・T晃弘さんらと、久々に交流した。

 最後に故・詩人の夫人が、謝辞を述べた。

 この春に故人の7回忌を済ませた。この7年には、息子と娘の結婚があり、孫にも恵まれて、故人も安堵しているだろう。

 毎年このように故・詩人を偲んで集まってくださり、とても感謝している、と述べた。

2010年9月 5日 (日)

「詩の研究会」9月例会

001  詩誌「群青」の同人であるKMさんのお宅の1室に、他の同人である僕、こぐま星座さん、AUさんの3名が午後2時前に伺って、「詩の研究会」9月例会(事情により3ヶ月ぶり)が催された。

 こぐま星座さんのレクチュアで、「宇宙の『始まり』入門」。5ページのレジメと、漫画による宇宙論のコピーを用いて。

 「詩と宇宙はどこでつながっているか」の序説のあと、「宇宙像の歴史」に入る。

 古代の宇宙観から、天動説、地動説を経て、相対性理論、ビッグバン説に至る。そして素粒子理論的世界から、トンネル効果まで。

 涼や茶菓から、KMさんのお世話があって、楽しい勉強会だった。

 5時近く、次の会の要領を決めて、散会した。

 

2010年7月 1日 (木)

「福井県詩人懇話会会報」74号

002  「福井県詩人懇話会会報」74号が届く。

 2010年6月30日・発行。

 全20ページのうち、「会員の詩集を祝う会」関連の記事が8ページ半。

 K明日夫さんの寄稿、「第一回鮎川信夫賞贈賞式ほか・韓国の旅のことなど」が、約3ページ。

 そのほかに、詩誌「群青」の同人であるAUさんの寄稿、「広部英一詩集『畝間』を読んで」がある。

 約3,300字。写真は、その冒頭部である。

 広部さんの最終詩集「畝間」には、それまでの全詩集といえる、思潮社・現代詩文庫の「広部英一詩集」の作品と比べて、激しさが著しいと述べる。

 その理由として、自身の死の予感があったのではないか、と彼女は推測している。

2010年6月26日 (土)

「詩の研究会」と「群青」第18号

001 002  

 「詩の研究会」6月例会が、F市内の某カルチュアセンターの1室で、今日正午より開かれた。

 僕は事情で、1時間遅れの午後1時より参加した。

 メンバーは、詩誌「群青」の同人である、僕、こぐま星座さん、AUさん、KMさんの4名だった。

 テキストは、AUさんのプリントした詩、2編1組の7組と、他に詩1編だった。

 1組の1編はオリジナルで、他の1編はオリジナルのアイデアを借りたと考えられる、作品である。アイデアを借りる事の善悪、オリジナルを越える作品がほとんどない、ことなどが論じられた。

 途中休憩後、新しく出来てきた同人詩誌、「群青」第18号をめぐって話し合われた。

 話が横道に逸れてもまた戻って、楽しく語り合った。

 午後3時に、次回の日程を決めて、散会した。

2010年5月22日 (土)

「詩の研究会」5月例会

001  土曜日の今日、正午よりF市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」5月例会が持たれた。

 メンバーは、詩誌「群青」の同人4名(僕を含め)。

 テキストは、こぐま星座さんが用意してきた、「哲学」と題する要旨4ページと、「主要哲学者の簡略関係図」と題するコピー2ページ。

 こぐま星座さんの弁によると、詩作にも哲学の理解は必要だし、他グループと論争になった(?)時、理論武装というのではないけれど(ここはサスケの弁)、理論的考え方が必要になる、という。

 こぐま星座さんのレクチュアは、「哲学とはどういう学か」から始まって、世界最初の哲学者・タレスより、構造主義に至るまでの、おもな哲学者とその内容について簡略に述べるものだった。

 質問や補論や、茶々(これは僕)が入って、熱心に楽しく学んだ。

 午後3時に散会した。

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