カテゴリ「写真集」の101件の記事 Feed

2013年7月 8日 (月)

「探訪日本の古寺 3 東京・鎌倉」

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 小学館「探訪日本の古寺」(全15冊)より、「3 東京・鎌倉」を見おえる。

 1981年・刊、箱、帯、月報あり。

 先の6月10日の記事(←リンクしてある)、「探訪日本の古寺 2」に続く紹介である。

 権力の地だけあって、有名な古寺が多く、浅草寺、柴又帝釈天、寛永寺、増上寺、泉岳寺、等の他、1ページに5つの写真を載せる場合もある。

 今回も、矢内原伊作、綱淵謙錠、中島梓、虫明亜呂無、渋沢龍彦、井出孫六、等のメンバーが散文を寄せているけれども、僕は読む気が起きなかった。

 彼らも出版社に依頼されて小品を書いたのであろうし、僕の宗教への反感もある。

2013年7月 4日 (木)

「第五回 窪田瑞穂書作展作品集」

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 図録「第五回 窪田瑞穂書作展作品集」を見おえる。

 鯖江市に在住の書家が、還暦・瑞穂会館10周年記念として、1991年3月28日~3月31日に、県立美術館で催した個展の、図録である。

 様々な書体で、様々な語(漢文・漢詩の1部、等)を筆にしている。

 写真の左は、表紙。右は60~61ページである。それぞれクリックして、拡大してご覧ください。

 中には「藝に游ぶ」(書の字体は異なっている)の語もあり、そのような心境かと感心する。

2013年6月10日 (月)

「探訪日本の古寺 2 」

Cimg7043 15冊の写真集シリーズ「探訪日本の古寺」より、「2 関東・甲信越」を見おえる。

 1981年、小学館・刊。

 今年5月20日の記事(←リンクしてある)、「1 東北・北海道」に次ぐ本である。

 箱、帯、月報、187ページ。

 信仰心が無いせいか、写真でも仏像ではなく、建物(「輪王寺 大猷院霊廟」・他)、塔(「光前寺 三重塔」、「大法寺 三重塔」、「妙宣寺 五重塔」、等)の美しさに惹かれた。

 この巻にも、水上勉、安西篤子、田中小実昌、笹沢佐保、真継伸彦、一色次郎、井出孫六、などの錚々たる作家が、文章を寄せている。

 水上勉の「名僧列伝 良寛」は、良寛の出家後、一切無所有の生涯を描いて、感慨深い。

2013年5月20日 (月)

「探訪日本の古寺 1 東北・北海道」

Cimg6989 15冊の写真集シリーズ「探訪日本の古寺」より、「1 東北・北海道」を見おえる。

 1981年、小学館・刊。

 箱、帯、月報。

 古寺の写真集シリーズのうち、このシリーズは古本界で廉価で、10年くらい前の僕に購入できた。

 写真は小さく、文章が多い。

 前に紹介した同社の「日本の庭」15冊シリーズでは、文章をほとんど読まなかったのが惜しく、この本では文章のほとんどを読んだ。

 富士正晴、中井英夫、三浦哲郎、津島佑子、森敦、原田康子ら、当時の錚々たる文筆家が、真摯な思いを述べている。

 中でも惹かれたのは、富士正晴「円空」と中井英夫「死者の香ー恐山菩提寺」の2編である。

 写真では最勝寺・五重塔の美しさに打たれ、中尊寺金色堂の諸仏の荘厳さに、10年も前か東北地方に職場・慰安旅行した際に拝観した景を思い出した。

2013年5月 7日 (火)

一青窈と世界遺産

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 ゴールデンウィークに行楽もなかったので、昨日午後、久しぶりに「BOOK OFF 二の宮店」へ行った。

 写真集「ユネスコ世界遺産」(講談社)の、第8巻「西ヨーロッパ」と、第10巻「南ヨーロッパ」が安かったので、買った。写真はアップしない。

 家に同シリーズの2冊が在るのがわかっていたので、カブルかと思ったが、やはり第10巻がカブッていた。でも1冊105円だった(更にその2割引き)から、まあいいんだ。

 CDコーナーに、一青窈のベスト盤らしい「Best yo」があったので、これも買った。(写真あり)。

 帰宅して、さっそく聴いてみる。デビュー曲(?)の「もらい泣き」は良いのだけれど、「ハナミズキ」あたりから曲想が生真面目になり過ぎて、長くは人気が続かなかったようだ。声はとても良い。

2013年4月19日 (金)

写真集「クメールの瞳」2冊

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 写真集「クメールの瞳」2冊を見おえる。

 2冊は、題名も副題も同じである。

 新生カンボジアの様子を伝えようと少年少女、若者をおもな対象とした、モノクロ写真が並ぶ。コメントを付して。

家族、労働、学校、商業、産業の場面を切り取って、復興途上を印象づけようとしているが、ある程度の作意を僕は感じる。

 なお序文はあるが、奥付けはなく、写真家の「あとがき」らしい1文が付されるのみである。

2013年3月22日 (金)

「荒廃の大地カンボジア」2冊

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 カンボジアをめぐる2冊の写真集を見おえた。

 「未来への険しき道―荒廃の大地カンボジア」と「夢と絶望の狭間で—荒廃の大地カンボジア」である。

 「カンボジア支援事業取材団」の編集である。「一歩」発行。

 単なる視察報告書ではないらしく、A4判、96ページの本に、カラー、モノクロをまじえ、1ページ1枚、2ページ1枚を含め、多くの写真を収める。

 植民地時代、ポルポト(クメール・ルージュ)時代を経て、カンボジアには産業が少なく、水、電気、道路など、インフラ面でも不備が多い事がわかる。

 今は、外国の支援、資本受け入れなどで、経済面の復興が進みつつあるようだ(ネット検索の結果の1部に由る)。

2013年2月 8日 (金)

写真集「スポーツの未来」

Cimg6763_2 写真集「写真・絵画集成 日本スポーツ史 3 スポーツの未来」を見おえる。

 日本図書センター、1996年・刊。

 A4判、207ページ。

 先の2月5日付け記事、「2 近代スポーツの現在」に継ぐ本である。(右サイドバーのカレンダーの日付けをクリックしてください。ただし2013年2月内・限定)。

 民族的格闘技より発展した、サンボ、テコンドー、キックボクシング等が、紹介される。

 またこれまでの競技を複合化した、シンクロナイズド・スイミング、新体操、トライアスロン等。

 スノーボードも紹介される。2010バンクーバー冬季オリンピック、ハーフパイプで優勝したショーン・ホワイト選手の、ダブルマック・ツイストという妙技が思い出される。映像は覚えていない(動画サイトで見られるだろう)が、解説者の「これ以上の技は、科学的に人間には無理だ、とされています」というコメントが残っている。

 ハーフパイプの技は、早くも極め尽くされたのだろうか。

 知のスポーツ、囲碁・将棋では、何百年もゆっくりと(時に爆発的に)進化し続けている(僕の意見では)のに。

 これで「日本スポーツ史」シリーズ・全3冊も終いである。

2013年2月 5日 (火)

写真集「近代スポーツの現在」

Cimg6755 写真集「写真・絵画集成 日本スポーツ史 2 近代スポーツの現在」を見おえる。

 日本図書センター、1996年・刊。

 A4判、219ページ。

 先の1月27日付け記事、「一 スポーツ前史」に続く本である。

 近代スポーツを扱うので、絵画はなく、広範に写真(ほとんどがモノクロ)を集めてある。

 肉弾戦(?)のラグビー、アメリカンフットボール、いま人気のサッカー、バレーボール、敏捷性の要る卓球、バドミントン。

 また難度と美しさを競う板飛び込み、体操競技、百分の一秒を争う短距離競走、千分の一秒を争うと言われるスキーなど。

 スポーツを苦手の僕には、すべて躍動しており、憧れる。

 

2013年1月27日 (日)

「スポーツ前史」

Cimg6731 写真集「写真・絵画集成 日本スポーツ史 1 スポーツ前史」を見おえる。

 日本図書センター、1996年・刊。

 A4判、199ページ。

 199ページの内、カラー写真は初め16ページのみで、あとはモノクロ写真なのが惜しい。

 日本スポーツ史前史として、神事に関わる相撲、お神輿・山車、武道に関わる弓道、流鏑馬、相馬野馬追祭、精神のスポーツとして百人一首、囲碁・将棋等ほか、多彩である。

 現代の写真だけでなく、古い絵図からも、相当の部分が載せられている。

 3冊揃いで定価、37,080円と高価なので(僕は「BOOK OFF」で安く買った)、「日本の古本屋」で調べると、元はセット箱と本体カバーがあったらしい。僕の本には、どちらも無いけれども。

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