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2011年3月の26件の記事

2011年3月31日 (木)

定年

 本日、3月31日をもって、Kセンターの定年となる。

 8時半より別館で式が行われ、定年退職辞令と感謝状を、仲間とともに受けた。

 正午より、某ホテルで、食事会があった。

 33年余勤めて、中途採用のためなどで、ヒラのままに終わった。

 明日より元のKセンターで、再任用職員として働くことになった。

2011年3月30日 (水)

山際淳司「ルーキー」

Cimg4791  山際淳司「ルーキー」を読みおえる。

 角川文庫、平成10年8版。

 「エンドレス・サマー」、「スローカーブをもう1球」に続き、3冊めを読んだ。

 ただしこの本の裏表紙見返しには、これらの他に彼の著作・15冊の題が並ぶ。

 「ルーキー」はその前の2冊と違って、描く対象は264ページ、清原和博1人である。ただし真正面から描くのではなく、リトルリーグから高校野球、プロ野球1年めまでの、仲間やライバルたちからの取材がほとんどである。

 キヨハラの快進撃のあとには、敗れ去った者、霞む者が累々と残される。

 それも勝敗のあるスポーツの厳しさだろうけれど、読む者は気弱くなる。

 最後にリトルリーグの監督と、PL学園野球部の監督に取材して、イメージを和らげているが。

2011年3月29日 (火)

「日野草城全句集」

Cimg4786  「三月書房」のホームページより、「俳句の新本特価コーナー」の、「日野草城全句集」を買った。

 定価の4割だった。

 沖積社、1996年・刊。

 未刊句集を含め、8句集を収める。

 角川書店「増補 現代俳句大系」第1巻より、彼の句集「青芝」を読んで、わるい気がしなかった。

 阿波野青畝の句集「万両」も良かったのだが。

 他にも全句集が特価であるが、句をほとんど知らない俳人では、手を出せない。

 全歌集だけでも幾つも抱え込んでいるのに、いつ読めるかわからない。

 「三月書房」のホームページには、「短歌の新本特価コーナー」などもあるから、関心のある方は、覗いてみられるとよいだろう。

2011年3月28日 (月)

皆吉爽雨「雪解」

 角川書店「増補 現代俳句大系(全・15巻)」の第3巻より、2番目の句集、皆吉爽雨「雪解」を読みおえる。

 原著は、昭和13年、雪解刊行会・刊。

 皆吉爽雨(みなよし・そうう)は、福井県の生まれである。福井の旧制中学校を卒業し、大阪の会社に就職した。

 「雪解」は彼の第一句集で、高浜虚子の「序」、501句、大橋桜坡子の「跋」、著者自筆年譜、「巻末に」の題のあとがき、を収める。

 以下に5句を引く。

蕎麦刈るや藁束さげて老の腰

夜桜の提灯売れてつゞきけり

樋替へて住みかはりをり春の雨

石段に沿ふ那智村や初詣

病遍路庭にむしろをもらひ伏す

2011年3月27日 (日)

五色団子

Cimg4779  妻が五色団子を焼いて、僕にくれた。

 妻の母より貰ったうち、アルミホイルにくるんで、ストーブの天辺で焼いてくれたのである。

 妻の母は、また別の人から貰ったそうだ。

 春の彼岸日は過ぎているし、寺の灌仏会にはまだ早い。何の催しだったのだろう。

 五色団子は、色をつけた米(もち米ではない)の団子を紐にして重ね合わせ、短く切ったものだろう。

 僕の町内(旧・字)には浄土真宗の寺があって主流なのだが、他に天台宗の尼寺がある。そこへ灌仏会に幼い僕たちが参ると、この五色団子と甘茶を貰えた。

 とくに甘茶は、甘いものの欲しい、田舎の子供には貴重だった。

 いつか信仰を失ったが、僕は仏教系の日曜学校に通ったりした子供だった。

2011年3月25日 (金)

「歌壇」4月号

Cimg4775  3月20日に、書店「KaBoS ワッセ店」で買った3冊のうちの1冊、「歌壇」(本阿弥書店)2011-4月号を読みおえる。

 ただし特集は2つともほとんど読まず、短歌作品をおもに読んだ。

 歌誌の毎号、新し味のあるテーマで特集を組むのは、編集部としてもご苦労様である。

 しかし、相反するテーマを何回も特集して自滅した、「短歌朝日」の例もある。

 今号でもっとも惹かれたのは、米口實氏の「葬送以後」20首である。詠みぶりになめらかさと、品がある。

 以下に2首のみ引用する。

ケージより出せども鳴きて動かざるさびしき猫は足元に寄る

途切れがちな夢のあとにも満ち足りて目覚める朝は来るのだらうか

2011年3月24日 (木)

詩誌「群青」合本

Cimg4770  一昨日の仕事帰りに「宮本印刷」へ寄り、同人詩誌「群青」第11号~第20号の、合本2冊を受け取った。

 先方さんのご厚意で、無料だった。

 また昨日に、Yさんにテプラーを打ってもらい、題字を貼り付けてもらった。原本には印刷されていないからである。

 1冊は、「群青」創刊同人の、こぐま星座さんに譲ることになっている。

 同人のKMさん、AUさんは、10号後の参加なので、30号が出たなら合本を作りましょう、という話になっている。参加時点までの合本はそれぞれ、差し上げた。

 創刊号~第10号の合本よりも、今回のほうが分厚い。同人が増えて、1号のページ数が増えたからである。

 これからどこまで続くかわからないが、僕は同誌の編集役を務め続けたい。

2011年3月23日 (水)

「コスモス」4月号

 歌誌「コスモス」2011-4月号を読みおえる。

 ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」(2名各15首)、「コスモス新鋭特集」(4名、各7首と小文)など。

 散文もそれなりに読む。

 新人の少なさを嘆く方がいられた。

 当F県支部でも、「その二集」ゼロ名、「あすなろ集」2名という淋しさである。

 また還暦の僕が、支部では最も若いらしいなど、会員の高齢化も進んでいる。

2011年3月22日 (火)

ミニ薔薇

Cimg4766  3月9日に、性懲りもなく、ミニ薔薇を1鉢買った。

 色は、「亭主の好きな…」の、紅花。

 形は、ミニでも剣弁高芯咲き。

 莟ばかり10くらいも付いた株を買ったのだが、昨日くらいに2輪が咲いた。

 株を長持ちさせるのなら、莟を摘んで少なくするのだが、今回はそうはしていない。

 付いた莟をすべて咲かせて、1期で終わるのも、鉢植えのミニ薔薇として、立派な一生のように思えてくる。

 化成固形肥料を2粒、株元に埋めてある。

 拙作を1首。

台所(だいどこ)のストーブ焚けば窓の辺に紅のミニ薔薇二輪がひらく

               (未発表)

2011年3月21日 (月)

詩誌「アリゼ」第141号

Cimg4768  兵庫県にお住いのS陽子さんが、お便りとともに同人詩誌「アリゼ」の第141号を、送って下さった。

 兵庫県内に在住の詩人を多くの同人として、詩21名23編、エッセイ10編が載る。

 2011年2月、アリゼの会・発行。

 東北地方太平洋沖地震のあとでは、自分に出来ることは小さくても、被災や原発異常の様子に心がせわしくなる。

 日ごろから、危機というものが起こり得ることだと、心に留めて置かねばならない。

 これまで同誌に俳句を多く寄せてきたYみち江さんが、詩「月の夜」を載せている。

 ご夫君に関わって、つらい経験があるようだが、あからさまには書かれていないので、僕も推測を書かない。

 詩誌「アリゼ」を読ませてもらうようになってから、何年が経つのだろう。

 

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