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2012年6月の33件の記事

2012年6月20日 (水)

ミニ薔薇と百合

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 キッチンの窓辺で、黄花のミニ薔薇が咲いた。4輪である。

 赤花のミニ薔薇も咲いたが、1輪のみなので、ここでは取り上げない。

 右の写真は、百合(アジアティック・ハイブリッド系?)の花である。

 昨年6月19日に「ゆりの里公園」へ行って(記事あり)、球根の無料配布を受けた。8月22日の記事で、開花を報告した。

 冬に玄関にも取り入れず、軒下で越冬したが、芽を出して花を咲かせた。

 支柱を立ててないので、花の重みで茎がしなっている。支柱はあるのだが、鉢土が柔らかくて、立たないのだ。去年は、どうしていたのだろう。

 このあと、1本の茎が折れてしまった。茎を花瓶に挿したので、莟は咲くかも知れない。球根が太れないので、来年の花が咲くかと、遠い先のことを心配する。

 今度の日曜日にでも、「ゆりの里公園」へ行って、今年の花に会って来ようと計画している。

2012年6月19日 (火)

「ショパン全集 10」

Cimg6130 先の5月26日の記事で購入を報告した、廉価版「ショパン全集」も聴き進み、今日は10枚めのCDを聴いた。

 2010年、EMI製、全16枚。

 パソコンで音楽CDを聴く時、以前はBeat Jamというソフトを使っていたが、今は(無料では?)使えなくなった。

 Windows Media Playerでも、それなりの情報を見ながら、音楽を聴ける。

 この10枚めには、幻想即興曲と、27曲のエチュード、他3曲の、計31曲、76分ほどの演奏が収められている。エチュードには、超絶技巧的な曲や、ゆるやかな曲が含まれる。

 ストレスを感じずに聴けるクラシック曲である。

2012年6月18日 (月)

三國玲子「花前線」

 短歌新聞社「三國玲子全歌集」(平成17年・刊)より、2番めの歌集「花前線」を読みおえる。

 原著は、昭和40年、新星書房・刊。

 なお本・全歌集は、1ページ12行組で、やや読みにくいが、余韻は少し味わえる。また「巻末記」にあるように、没後17年の刊行で、真摯な作品は支持され続けている。

 この歌集の作歌時期は、第1歌集「空を指す枝」で「第2回新歌人会賞」受賞、十月会・入会、「一路」会員のN久雄と結婚、青年歌人会議・参加、また60年反安保闘争に加わるなど、人生の高揚期だったようだ。

 以下に5首を引く。

めぐりあはむ一人のために明日ありと紅き木の実のイヤリング買ふ

奪はるるのみの愛情もよしとする今の心の長くつづけよ

かち得しと思ふ涙よ父母の言葉を今朝は伝へむとして

長身にオーバー厚くいでてゆき何を贖ふ夫の病か

翔らざる心を悼み筋深き双手ねんごろに湯に浸しゐつ

2012年6月17日 (日)

「群青」編集会議

 明後日(6月19日)の午後1時半より、同人詩誌「群青」24号の編集会議を持つ予定だった。

 今朝になって、こぐま星座さんの申し込みと斡旋があって、今日の午前10時より、喫茶店「K」にて、会議が持たれる事になった。

 集まったのは、同人の僕、こぐま星座さん、AUさんの3名だった。

 僕が、誌面をパソコンで打ち込んでいて不審に思った箇所等を質して、確定した。

 こぐま星座さんが持参の、ハンバーガーを食べては、よもやま話。

 腰痛を病む僕は、11時ころに退散した。

 誌面稿を打ち直して、明後日の指定休日にでも、M印刷へ持って行く予定である。

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写真は、本文と無関係。

ダウンロード。フォト集より。

文庫本2冊とビデオ

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 久しぶりに「BOOK OFF 米松店」へ行った。

 ちくま文庫の、瀬尾まいこ「図書館の神様」(2009年・刊)は、初めての作家の小説である。

 短編「雲行き」を併録する。

 岩波文庫の、シュトルム「みずうみ 他四篇」(1990年・45刷)は、有名な短編小説集だが、これまで手許になかったように思う。

 他にDVD「Sex and the City」のSeason4ノ6を買った。レンタル用落ちで、格安だった。

 2002年、パラマウント作品。3話を収める。

 30歳前後くらいの、女性4人グループの友情と、それぞれの異性関係を描いている。

 僕はのちのシリーズを観ているが、今回はまだ上品である。

ミニ薔薇2株(3)

PhotoPhoto_2









 キッチンの窓の前で、2株のミニ薔薇が咲いた。

 左の写真は、1輪のみだが紅薔薇。

 右の写真は、黄花で、4輪が咲いている。

 双方とも、まだ莟があるので、これからも楽しみである。

2012年6月16日 (土)

滝井孝作「浮寝鳥」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第5巻(昭和56年・刊)より、3番めの句集、滝井孝作「浮寝鳥」を読みおえる。

 原著は、昭和18年、石原求龍堂・刊。

 200句(創作の逆年順)、自筆「奥書」を載せる。この「大系」本では、随筆を省く。

 彼は文学的出発において、河東碧梧桐ら(「海紅」等)の、新傾向俳句の俳人であったようだが、小説を経て、俳壇にも復帰した「浮寝鳥」では、有季定型の句に納まっている。

 この「大系」第5巻ではこのあと、久米正雄「返り花」、室生犀星「犀星発句集」、内田百閒「百鬼園俳句」と、文人俳句の句集が続くのだが、当時の時勢に疎い僕には、その理由がわからない。

 以下に5句を引く。

水鳥や艦船うごき波のくる

たつぷりとたゆたふ蚊帳の中たるみ

夕あたゝか星僅か出る窓の空

霜晴れの欅の梢空の濃き

双子山脊肩のさむい夕日哉

Phm10_0851
写真は、本文と無関係。

ダウンロード・フォト集より。

2012年6月15日 (金)

阪本越郎「未来の海へ」

 彌生書房「定本 阪本越郎全詩集」(昭和46年・刊)より、9番目の「未来の海へ」及び「未来の海へ 拾遺」を読みおえる。

 原著は、昭和45年、潮流社・刊。没後の遺稿詩集である。

 阪本越郎(1906~1969)のこの詩集は、丸山薫・村野四郎の編纂、竹中郁の飾画によって、出版された。

 この詩集で彼は、モダニズム風、古風、児童詩風、さまざまな風合いの詩を、自由に書いた。

 この全詩集には、他に翻訳詩集、児童詩が収められているが、それらは適格な読み手がいるだろうから、僕は差し控える。

Phm10_0526
写真は、本文と無関係。

ダウンロード・フォト集より。

2012年6月14日 (木)

ミニ薔薇と夾竹桃

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 左の写真は、窓辺に置くミニ薔薇である。3輪が咲いた。

 今年6月7日の記事に続き、今年4回めの開花のようだ。

 黄花のミニ薔薇も以前に咲いたが、1輪のみなので取り上げなかった。

 右の写真は、普通種の夾竹桃である。

 元の主の幹が大きくなりすぎたので、かつて伐り倒し、そのひこ生えか、さらなるひこ生えかである。

 花に微量の毒があるらしく、嫌がるひともいる。

2012年6月13日 (水)

エッセイ集「人の匂ひ」

Cimg6098_4 「’85年版ベスト・エッセイ集 人の匂ひ」を読みおえる。

 文春文庫、1989年・2刷。

 日本エッセイスト・クラブ・編。52編。

 5月13日の記事「’83年・版、耳ぶくろ」、6月9日の記事「’84年版 午後おそい客」に続く、3冊めである。

 村上春樹「納豆をめぐる朝食あれこれ」、村上龍「全仏オープンテニス」、阿久悠「畳二枚の座敷牢」などが新しい。日本がバブル経済に入ってゆく時代である。

 個人的には、長部日出雄「二頁の伝記―追悼 唐牛健太郎」に惹かれた。

 僕はアンソロジーのエッセイ集より、個人の(文筆家でない)エッセイ集が好きだと、今になって知る。たとえば、女優・沢村貞子が晩年に書いた、数冊のエッセイ集など。

 多くの人のアンソロジー・エッセイ集だと、読み進むときの、気分のアップダウンが大きくて。

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