カテゴリ「写真集」の101件の記事 Feed

2014年2月25日 (火)

「鉄道歳時記 冬」

Cimg7547 写真集「鉄道歳時記 冬」を見おえる。

 1985年、小学館・刊。帯、栞、付き。

 今月20日の記事で紹介した、「同 秋」に続く本である。

 冬の鉄道歳時記となると、雪景色の中を走る列車を捉える。

 ただし、北海道では流氷の近くを走ったり、新潟県の高架路線を走る超特急列車、珍しい雪の中を走る鹿児島本線、と様ざまである。

 待合室で石油ストーブに暖まりながら、列車を待つ客の1枚も懐かしげである。

 大雪地域の除雪の様子を集めた、「鉄道と除雪」も貴重な章だ。

 この5冊シリーズも、最後の「名所」の巻を残すのみとなった。

2014年2月20日 (木)

「鉄道歳時記 秋」

Cimg7544 写真集「鉄道歳時記 秋」を見おえる。

 小学館、1985年・刊。

 5冊シリーズの3冊めで、今月12日の記事(←リンクしてある)、「同 夏」に続くものである。

 秋の風物としては、山間の紅葉、稔り田・刈り田くらいしかない。

 旧型の1輌電車、2輌電車が、それらを縫って走るさまは、ノスタルジーを呼ぶ。駅名表示板の写真を集めた3ページも、民俗的でかえって興趣深い。

 それとは別に、「愛子(あやし)駅」が紹介されていて、漢字の印象と訓みの印象が、これほどかけ離れているのも珍しい。

 僕は鉄道マニアではないので、これらの鉄道が現在、どのような様か知らない。

2014年2月12日 (水)

「鉄道歳時記 夏」

Cimg7535 写真集「鉄道歳時記 夏」を見おえる。

 1985年5月、小学館・刊。

 帯、栞、163ページ。

 3日前、2月9日の記事で紹介した、「同 春」に継ぐ本である。

 夏の暑気を払おうと、表紙のように滝の近くを通過する電車を載せ、海の近くを走る写真も多い。

 「日盛り―駅の顔」の章では、海水浴帰りの人たちが電車を待って混む駅や、夏休みの行楽や帰省の人たち、駅前路上での朝市まで写される。

 「夏深し―小海線の夏を追う」の章では、小海線の高原列車を追って、避暑地地帯を走るディーゼルカーを撮ってゆき、涼感を求めている。

2014年2月11日 (火)

「第二十六回 愿泉書道展作品集」

Imgp0427  図録「第二十六回 愿泉書道展作品集 黒川青逸書作展」を見おえる。全84ページ。

 3日前、2月8日の記事、「第18回 同作品集」に継ぐ。

 その間に8年が過ぎ、回も8回増えた。2007年、於・県立美術館。

 今回は名誉会員、黒川青逸・夫妻の書作展を併催した。

 題材は漢詩、和歌が多いが、中島みゆきの歌詞、高村光太郎の詩、等を含む。

 硬い線にも、柔らかい線にも、僕は好感を持つ。

 写真は、40ページ~41ページの見開きである。

 

2014年2月 9日 (日)

「鉄道歳時記 春」

Cimg7534 写真集「鉄道歳時記 春」を見おえる。

 1985年、小学館・刊。

 春、夏、秋、冬、名所、の5冊シリーズである。

 電車の写真に、詩歌句等のページを添えている。

 ローカル線の電車が、山を背景に走り、川を越え、田園地帯を疾走する姿は、懐かしい。

 また駅や沿線の花々も、人情味があって美しい。

 特急電車のページもあるのだけれど、先頭正面が四角な列車が多く、ノーズ型(?鼻型)は少なく、流線型はない。

 レトロな雰囲気に、すっかり惹かれてしまった。

2014年2月 8日 (土)

「第十八回 愿泉書道展作品集」

Imgp0425  図録「第十八回 愿泉書道展作品集」を見おえる。1999年10月、於・福井県立美術館。

 同会がどのような流派か知らないが、様々な書風があって、わりあい自由なようだ。

 僕は中学・高校と芸術科目に書道を選んだけれど、音楽・美術がダメだからそうしたまでで、本格的に習おうとは思わなかった。

 それがこの歳になって、書道展図録を見たり、まれに書道展に出掛けたりすると、とても惹かれる。

 この図録の墨跡の流麗にも、詰屈にも憧れる。

 女性の出品も多く、好ましい。

 写真は10ページ~11ページの見開きである。印刷のため、紙が白ではなくグレーになっていて、印象も違っているだろうと思われて、惜しい事だ。

2014年1月12日 (日)

「世界 花の旅 3」

Cimg7486 写真集「世界 花の旅 3」を見おえる。

 朝日新聞社、1991年・刊。帯付き、157ページ+索引。

 今月2日の記事(リンクしてある)「同 2」に続き、この3冊シリーズの終いである。

 日本を含む世界の、25種類の花が、栽培者、保護者、研究者などとともに紹介されている。

 中でもアフリカの砂漠に生長するキソウテンガイ(奇想天外)は、僕は初めて知った。樹齢1500年の株もあるという。

 麻薬に関わる、ケシの栽培、コカの葉の使用についても語られる。

 この巻は写真のスペースが大きい。日曜版の読者から、意見があったのだろうか。

 これからはもう、このような企画はありそうにない。

2014年1月 2日 (木)

「世界 花の旅 2」

Cimg7468  写真集「世界 花の旅 2」を見おえる。

 昨年12月16日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「同 1」に継ぐ本である。

 1991年、朝日新聞社・刊。帯つき、161ページ。

 世界(日本を含む)の26種類の花を取り上げて、大きな写真と、取材記事等で紹介している。

 政治や貧困と絡める記事が多くて、困る。

 園芸愛好家の立場で言えば、新品種育成(発見)、新しい栽培法の記事を、それらも取り上げられているのだが、もっと多く見たかった。

 花を求めて世界を回るという、大がかりな事業も、当時の朝日新聞社ならではの事だ。

2013年12月16日 (月)

「世界 花の旅 1」

Cimg7443  「世界 花の旅 1」を見おえる。

 朝日新聞社、1991年3刷。3冊シリーズ。

 写真集といっても、ページのほぼ半分は、小さな字の文章で、読了に苦労した。

 25ヶ国のトピカルな花をとりあげる。

 ただし、孤児と養母をめぐる「ミニバラ」、サハロフ博士追悼をめぐる「ワスレナグサ」など、人情に絡める題材が多い。

 珍しい(当時)花として、ヒマラヤの「青いケシ」、花の名所として中国の牡丹園の話題に惹かれた。

 ニュージーランドの、大規模な家庭花壇(公開)を紹介した記事「ブルーデージー 分かち合う自然のページ」の、注目の仕方も良い。家庭花壇の理想だろう。

2013年12月 4日 (水)

「西山秋崖喜寿記念書作展」

Cimg7413
 「西山秋崖喜寿記念書作展」(1979年3月21日~26日、福井市福祉会館)の図録を見おえる。

 僕は書道に素人だけれど、憧れはある。

 楷行草書より、写真(7ページ~8ページ)の右3作品(隷書だろう)のような書が好きである。

 また写真左端の古風な書体は、中国発掘物の甲骨文・金文などが紹介されて、日本の書家に好まれたのだろう。

 彼は福井県に生まれ、同県で活動、全国的な賞を受賞し、県内・全国の書道会の役員を務めている。

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