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2010年12月の28件の記事

2010年12月19日 (日)

「歌壇」1月号・他

 「KaBoS ワッセ店」へ行く。

 まず、来年用の業務日誌を買う。高橋書店の「Desk Diary 2011」である。

 今年10月初め頃、妻より業務日誌を貰い受け、パソコンの傍らに置いて重宝しているからである。

 次に総合歌誌「歌壇」2011-1月号を買う。ひと通り読んでから、感想をブログにアップする。

 今日はその他に、「M車体」にてマイカーのタイヤ交換(普通タイヤ→スノータイヤ)をして貰い、同人詩誌「青魚」No.73をF県立図書館の郷土資料室に納め、コイン精米所で玄米30kgを精米した。

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2010年12月18日 (土)

変更事項

 このブログの、最近の変更事項が2つあるので、以下に記す。

1・人気ブログランキングに、新しいバナーを加えた。「ブログランキング」の画面では、自分の現在の順位と、その上下2つずつ(操作によって何位でも)、計5つのブログの順位を見られる。「INポイント」の画面では、1日ごとの7日ぶん、あるいは1週ごとの4週ぶんのINポイントや、この「ブログの値段」が見られる。

2・アーカイブはこれまで、当月を含めて、10ヶ月ぶんしか見られなかった。末尾に「もっと読む」を加えて、「サスケの本棚」の全記事を、1画面1ヶ月ぶんずつ、見られるようになった。ただし語検索の機能はないようである。

2010年12月17日 (金)

図録「大写楽展」

003  図録「大写楽展」を見おえる。

 1995年、東武美術館・NHK・NHKプロモーション・発行。

 東洲斎写楽がわずか10ヶ月の間に制作した浮世絵、約140種のうち、120種を収め、関連出品作として他の絵師の浮世絵も収める。

 作品のほとんどが歌舞伎の役者絵だが、相撲絵、武者絵なども、わずかにある。

 初期は大首絵だったが、のちに全身象の絵に制作が移る。

 同時期の他の浮世絵と比べるとわかるが、写楽は人物の特徴を強調するデフォルメをおこなって、1種の迫力を生む。

 写楽は、わずか10ヶ月の制作のあと、世間から消えて、その人物について、様ざまな説がある。

2010年12月16日 (木)

森川暁水「黴」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、11番めの句集、森川暁水(もりかわ・ぎょうすい)の「黴」を読みおえる。

 原著は昭和12年、同刊行会・刊。

 高浜虚子はその序文で、一茶との類似を挙げるけれど、貧しく家庭的に恵まれなかった所が、そうだろうか。

 一茶は俳句の宗匠として通したが、暁水は表具師として勤め、のちに古書籍商を経た。彼は妻帯したが、妻は病みがちで、子供は生れなかった。

 この巻の末尾にも、俳句、一般文学、社会、の3段の年表が付されるが、昭和12年には、いわゆる日華事変が起こり、「日独伊防共協定」が結ばれ、日本は戦争へ入って行く。

 「黴」のような、貧家庭を描いた句集は、後世に生き残った。

 以下に5句を引く。

煮凝や親の代よりふしあはせ

うはごとをいうて泣きをり風邪の妻

貧乏の壁に枕や水中り

帯かへて門辺の妻や花火の夜

蚊がかほにあたる家路を疲れつつ

2010年12月14日 (火)

「鮎川信夫全集 Ⅷ」

002  「鮎川信夫全集 Ⅷ 鮎川信夫、吉本隆明、全対談」を読みおえる。

 思潮社、1989年・刊。

 箱、帯、月報、箱と本体にパラフィン紙カバー。

 全5冊の対談集を収める。

 彼ら二人は当時既に、思想的にここまで至っていたんだ、と感慨深い箇所がある。

 他の対談集も収められているが、読まなかった。

 全8巻のこの全集も終りとなった。

 鮎川信夫は逝き、吉本隆明は「オウム真理教擁護派」のデマなどによって追いやられた。

 二人とも、その詩しか残らない。

 政治的・文壇的な発言など、残らないのだ。

2010年12月13日 (月)

「写真集 シルクロード ⑥」

001  「写真集 シルクロード ⑥ コーカサス・シリア・トルコ・ギリシャ・イタリア」を見おえる。

 NHK取材班・編、日本放送出版協会、昭和59年・刊。

 今年6月29日に購入し(ブログ記事あり)、11月10日に①を見おえてより、このシリーズも最後の⑥を見おえた。

 ④よりの第2期では、取材やモデルに作意のある(その事をことわっている写真もある)ものが多く、興をそがれる。

 保存の良い建築遺跡や、美術遺品が少ない。いきおい、現代のそれぞれの地の生活を写すようになる。

 僕としては、シルクロードの往来の盛んだった当時の、遺品を多く見たかった。

 シルクロードもローマに到り、僕の本の上の旅が1つ終わった。

2010年12月12日 (日)

「現代詩年鑑 2011」

003  昨日午前、書店「KaBoS ワッセ店」へ行き、思潮社「現代詩年鑑 2011」を買った。

 初め、テキストコーナーに無かったので、取り寄せを依頼した。

 そのあと、パソコン雑誌や同店内の古書店をぶらぶらと見巡っていたら、先ほどのレジの店員が、「〇〇さんですよね」と言って来る。「在庫が1冊ありましたので」との事で、さっそく購入する。

 去年も同じパターンだった。その再来を待っていたわけでは、ないけれど。

 この年鑑には、日本の詩界のこの1年を総括する、さまざまな文書が集まっている。

 全部は読み通せないから、少しでも読もうと毎年思うのだが、思うようにはなっていない。

2010年12月11日 (土)

SPEED「MOMENT」

Speedmomemt2_002  という訳で(昨日の続き)、SPEEDのアルバムCD「MOMENT」を聴く。自前のパソコンで。

 副題に「THE BEST ALBUM」とあるが、歌詞冊子の末尾にファンクラブの紹介があるので、解散前のものと思われる。僕は芸能界に詳しくない。

 全12曲が入っている。

 デビュー曲(?)の「GO!GO!HEAVEN」がテレビに現れたとき、彼女たちの迫力は凄かった。「この歌が売れなかったら死んでやる!」くらいの意気込みを感じた。

 すでに短歌を始めていた僕は、10首くらいの連作(未発表)を創った。

 「White Love」は2バージョンがあって、「Christmas Standard」バージョンを、今ころに聴くのが佳い。イヴに聴くのは切なすぎる。

2010年12月10日 (金)

アルバムCD4枚

Cd_003  「ブックオフ オンライン」に注文していた、中古アルバムCD、4枚が届いた。

 写真がうまく写っていないが、左上は、SPEEDの「MOMENT」であり、右上はB'zの「RUN」である。

 左下は、CHAGEandASKAの「SUPER BEST Ⅱ」であり、右下は平井堅の「LIFE is…」である。

 この中で、昔はSPEEDのファンだった。

 宣伝メールより買い、すべて1枚105円だった。

2010年12月 9日 (木)

あずま菜ずな「枇杷の実ひとつ」

001  先の12月4日、「詩の研究会」でKMさんより(あずまさんより、頼まれたと)譲られた、あずま菜ずな詩集「枇杷の実ひとつ」を読みおえる。

 2010年11月、能登印刷出版部・刊。

 カバー、帯、「新・北陸現代詩人シリーズ」の1冊。

 山梨県に生まれ、結婚して福井県に住む彼女は、新しい土地と家族の問題、それに癌手術の身心の苦しみを、キリスト教の信仰と詩作によって乗り越えて来たといえる。

 彼女はケイタイやパソコンと無縁に生きてきて、近所への用の外出や遠回りの時、詩の発想を得る事があると、「あとがき」にある。

 <著書>の欄をみると、彼女の第3詩集にあたるようだ。

 巻頭の「結い目」より、初連を引く。

    結い目

道草も

途中下車もゆるされない

未熟なと

いちずにそう思いつめていた

      (後略)

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