「コスモス」7月号
結社歌誌「コスモス」2011-7月号を読みおえる。
ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新扇状地」、また「展望」よりO達知氏「それでも歌う意義」など。
東日本大震災の歌で、実際に被災された方の作品は、メディアの情報より創られた作品に比べて、迫力(迫る思い)がある。
このブログもこのところ、ほぼ日刊状態で、この6月に休んだのは、4日と12日の2回のみである。(まず、本業を頑張らなくては!)。
結社歌誌「コスモス」2011-7月号を読みおえる。
ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新扇状地」、また「展望」よりO達知氏「それでも歌う意義」など。
東日本大震災の歌で、実際に被災された方の作品は、メディアの情報より創られた作品に比べて、迫力(迫る思い)がある。
このブログもこのところ、ほぼ日刊状態で、この6月に休んだのは、4日と12日の2回のみである。(まず、本業を頑張らなくては!)。
エクセル(正確には互換ソフト)に入力している、文庫本蔵書データベースが、2,500件めに至った。
2,500件めは、樋口一葉「たけくらべ」(新潮文庫、昭和61年・89刷)だった。
2,300件めの入力を、このブログに報告したのが、2010年8月30日の記事だから、歩みは遅々としている。
今年1月にパソコンが故障して買い換えた時、データはUSBメモリに保存してあったが、データベース作成を諦めようと思った。
ある詩人の励ましを受けて、入力を再開した。また部分的に試してみて、並べ替えがうまくいく目途もついた。
文庫本蔵書データベースは、3,000件前後に至るようだ。
「パワーセンター ワッセ」内の「KaBoS ワッセ店」にて、本の買物をした。
以下に列挙する。
同店内の古書店「古書センター」にて、100円均一ワゴンセールより、以下を買った。
「バッテリー」は、以前からほしかった本で、この機会に廉価に買えてうれしい。
文庫本9冊の著者は、すべて女性である。この歳になって、女性心理を学ばねばならないようだ。
角川書店「増補 現代俳句大系」第3巻(昭和56年・刊)より、7番めの句集、石田波郷「鶴の眼」を読みおえる。
原著は、昭和14年、沙羅書店・刊、263句。
横光利一の序文に、「石田波郷氏は俳句とは文学ではないと云ってゐる。」とある。俳句がなにだと彼が考えていたのか、不明の僕は知らない。
日本が戦争に深入りして行った時代で、「日支事変始まる」「家兄応召、急ぎ帰郷す 三句」「松山城下、軍装の兄と会ふ 四句」の詞書きを付す作品が現れる。
しかし彼の句は、人生探求派、難解派などと呼ばれた。
以下に5句を引く。
バスを待ち大路の春をうたがはず
春の月頑なに行く肩低く
ひとゝゐて落暉栄あり避暑期去る
しづけさにたゝかふ蟹や蓼の花
ふりそゝぐ日に戯れて朱欒毮ぐ
最近のコメント