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2011年6月の28件の記事

2011年6月30日 (木)

「コスモス」7月号

 結社歌誌「コスモス」2011-7月号を読みおえる。

 ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新扇状地」、また「展望」よりO達知氏「それでも歌う意義」など。

 東日本大震災の歌で、実際に被災された方の作品は、メディアの情報より創られた作品に比べて、迫力(迫る思い)がある。

 このブログもこのところ、ほぼ日刊状態で、この6月に休んだのは、4日と12日の2回のみである。(まず、本業を頑張らなくては!)。

2011年6月29日 (水)

アジサイ2種

Cimg5144 Cimg5146










 庭で2種類のアジサイ(紫陽花)が咲いている。

 左の写真は、ガクアジサイである。あまり優れた花容でもない。

 ある人が、この株に無理な刈込をして、しばらく花が咲かなかった。約10年を経て、数輪が咲くようになった。

 右の赤花のアジサイは逆に、大株になりすぎて、向かって左で蜜柑の木を枯らし、右では連翹の株と競り合っている。

 なかなか、きれいにいかない。

2011年6月28日 (火)

2,500件め

 エクセル(正確には互換ソフト)に入力している、文庫本蔵書データベースが、2,500件めに至った。

 2,500件めは、樋口一葉「たけくらべ」(新潮文庫、昭和61年・89刷)だった。

 2,300件めの入力を、このブログに報告したのが、2010年8月30日の記事だから、歩みは遅々としている。

 今年1月にパソコンが故障して買い換えた時、データはUSBメモリに保存してあったが、データベース作成を諦めようと思った。

 ある詩人の励ましを受けて、入力を再開した。また部分的に試してみて、並べ替えがうまくいく目途もついた。

 文庫本蔵書データベースは、3,000件前後に至るようだ。

2011年6月27日 (月)

「KaBoS ワッセ店」にて

 「パワーセンター ワッセ」内の「KaBoS ワッセ店」にて、本の買物をした。

 以下に列挙する。

  • 総合歌誌「歌壇」7月号、本阿弥書店。

 同店内の古書店「古書センター」にて、100円均一ワゴンセールより、以下を買った。

  • あさのあつこ「バッテリー」(Ⅰ~Ⅵ、揃い)角川文庫。
  • 柴崎友香「きょうのできごと」河出文庫。
  • 川上弘美「蛇を踏む」文春文庫。
  • 同「いとしい」幻冬舎文庫。

 「バッテリー」は、以前からほしかった本で、この機会に廉価に買えてうれしい。

 文庫本9冊の著者は、すべて女性である。この歳になって、女性心理を学ばねばならないようだ。

2011年6月26日 (日)

「川上明日夫詩集」

Cimg5148  思潮社のホームページより注文していた、「川上明日夫詩集」が先日に届いた。

 現代詩文庫192、 2011年6月20日・刊。

 同社のホームページより注文する場合、2冊以上だと送料無料なので、詩誌「群青」の仲間のこぐま星座さんを誘って、この詩集を2冊買い、昨日の「詩の研究会」の時に受け渡しをした。

 この詩集には、川上明日夫さんの4冊の詩集の抄出、及び3冊の詩集の全編、それに拾遺詩編が収められる。

 さらに11編の散文(エッセイ、詩論)がある。

 広部英一、長谷川龍生、倉橋健一、福島泰樹、宮内憲夫による、作品論・詩人論を付す。

 郷里の先輩の詩集を、読む日を楽しみにしている。

2011年6月25日 (土)

「詩の研究会」6月例会

Cimg5142_2  今日正午より、F市内の某カルチュアセンターの1室で、「詩の研究会」6月例会が持たれた。

 参加したのは、詩誌「群青」の同人、僕、こぐま星座さん、AUさんの3名である。

 「群青」21号が出来上がってきたところなので、同誌と同人費などの受け渡しがあった。

テキストは、古井由吉「夜明けの家」を予定していたが、事情で1人が同書を持っておらず、部分的な話で済ませた。

 詩誌「群青」の作品をめぐって、私的なイメージ、個人の情念をどう表現するか、語り合った。ディスコミュニケーションの時代、という言葉もあって、詩の困難な時期である。

 7月の例会の日時とテーマを決めて、2時半頃に散会した。

2011年6月24日 (金)

「風かけるみちのく」

Cimg5138  「日本の街道」(全8巻)の第1巻、「風かけるみちのく」を見おえる。

 昭和56年、集英社・刊。

 箱、帯、本体にカバー、月報あり。

 僕は、ひたすら街道筋の光景を追う写真集を期待していたが、ひところ流行した(当時の僕は知らなかった)日本全国の名所旧跡を集成した写真集と、あまり変わらなかった。

 それに文章が多い。写真集は、目の楽しみと心の安らぎのために見るのだから、解説はできるだけ少ないほうが良い。

 それと活字に疲れたときに写真集を見ることが多いから、詩歌の引用など、文学臭は避けてもらいたい。

 井上ひさし氏の語る小文、「南京婆のやってくる道」が、人買いのエピソードで哀れの思いを誘う。

2011年6月23日 (木)

詩誌「群青」第21号

Cimg5136  同人詩誌「群青」第21号が出来上がったとの知らせがあったので、宮本印刷へ行き、100部を受け取った。

 僕は同誌の編集役をしている。

 年3回の発行を守っているので、創刊より7年を経たことになる。

 こぐま星座さんが「被告 無実の焼鯖忠夫(本日の特売498円)」を、僕がソネット「ネットの中」を、AUさんが「口のなか」とエッセイ「指が迷う」を、載せている。

 KMさんは、事情により退会した。

3人が3様の、力作を寄せた。

 またエッセイでは、AUさんの幼い頃より家にピアノがあり、今も習っていると、初めて僕は知った。

2011年6月22日 (水)

石田波郷「鶴の眼」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第3巻(昭和56年・刊)より、7番めの句集、石田波郷「鶴の眼」を読みおえる。

 原著は、昭和14年、沙羅書店・刊、263句。

 横光利一の序文に、「石田波郷氏は俳句とは文学ではないと云ってゐる。」とある。俳句がなにだと彼が考えていたのか、不明の僕は知らない。

 日本が戦争に深入りして行った時代で、「日支事変始まる」「家兄応召、急ぎ帰郷す 三句」「松山城下、軍装の兄と会ふ 四句」の詞書きを付す作品が現れる。 

 しかし彼の句は、人生探求派、難解派などと呼ばれた。

 以下に5句を引く。

バスを待ち大路の春をうたがはず

春の月頑なに行く肩低く

ひとゝゐて落暉栄あり避暑期去る

しづけさにたゝかふ蟹や蓼の花

ふりそゝぐ日に戯れて朱欒毮ぐ

 

2011年6月21日 (火)

キョウチクトウ2種

Cimg5119 Cimg5120










 庭で2種のキョウチクトウ(夾竹桃)の花が咲いている。

 左の写真が白花、右の写真が赤花である。

 黄花のキョウチクトウもあるが、高みに数輪咲いているのみで、うまく写せない。

 ピンクの花の普通種は、まだ花が咲いていない。

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