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2013年10月の28件の記事

2013年10月19日 (土)

「コスモス」と「歌壇」

Cimg7298  1昨日(10月17日)に結社歌誌「コスモス」2013年11月号が届いた。

 僕の歌は、5月号以来の特選(5首掲載)だった。内容については、アメーバブログ「新サスケと短歌と詩」の今日の記事(←リンクしてある)をご覧ください。

 また総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2013年11月号を、Amazonに注文して、送ってもらった。

 本屋へ行って、他の本もぶらぶら探して回りたいのだが、小さな事情があるのだ。

2013年10月18日 (金)

銀杏とピラカンサス

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 先日に、庭の銀杏の実を少し拾った。樹にはまだまだ生っている筈。
 今年の春に、去年の銀杏を拾って捨てた時に、「秋には」と思っていた計画を実行した。

 網ネット(洗濯ネット)に銀杏を入れ、足洗い場に(排水口に栓をして)水を溜め、その中でネットを長靴の底でグリグリと揉んで、果肉を取るのである。果肉は、網目から流れだしはしなかったが、ネットの中身を空けて、容易に銀杏を分別できた。

 右の写真は、ピラカンサスの黄実である。今年の春に、思い切って剪定したので、樹容はコンパクトになった。

2013年10月17日 (木)

ムックとポール・ニザン

Cimg7291

Cimg7295  Amazonより、冊子「アマゾン&楽天 ネット通販 完全ガイド」を買った。分厚い書籍だと思っていたら、大判で薄いムック(雑誌と書籍をあわせた性格をもつ刊行物←ウィキペディアに拠る)だった。広告の写真では、サイズがわからない。

 Amazonを利用する、完全マニュアルみたいな本が欲しかったのだが、この冊子でも新しく知ったポイントはあるから、まあ良しとしなければ。

 またAmazonのマーケットプレイスの、古本屋「もったいない本舗」より、「ポール・ニザン著作集」の「1 アデン アラビア」を買ってしまった。これで「著作集」はそれに足して、「3 アントワーヌ・ブロワイエ」「9 妻への手紙」「別巻1 ポール・ニザンの生涯」の4冊(全11冊のうち)となった。

 僕はニザンを読む年齢ではない、と思う。もっともニザンやパヴェーゼを読むのは、僕らの世代だけだろう。

2013年10月16日 (水)

「日本の祭り 3」

Cimg7285 全8巻の「日本の祭り」より、第3巻「甲信越・北陸」を見おえる。

 講談社、1982年・刊。

 今月9日の記事(←リンクしてある)、「2 関東」に継ぐ本である。

 このシリーズの写真篇は、四季ごとに分けられてあるので、古えの祭礼とのつながりが、わかりやすい方だ。

 甲信越・北陸では、空き地があるせいか、火祭りが多く催される。

 一遍上人の踊り念仏につながる念仏踊りや、お神輿を果てにはこわしてしまう祭りもある。作物の豊穣をを祈願するものも多い。

 起源を知らず、神仏にも遠い身には、奇祭ではない祭りはない。

2013年10月15日 (火)

十六夜KOKO「十六夜の月の下」

 僕はここの他に、アメーバブログ「新サスケと短歌と詩」を運営し、自分の詩歌、仲間の詩などを、今のところ、ほぼ日刊で更新している(このリンク集にあり)。その管理画面で、キーワードでブログを探してくれる機能があった(今は、よくわからない)ので、「詩 短歌」で探し、詩と短歌と両方を創る人のブログを2,3見つけた。

 その1つが、十六夜KOKOさんのYahoo!ブログ「十六夜の月の下」(←リンクしてある)だった。

 大胆な詩や短歌を発表していて、更新通知のある度に、読ませてもらって、コメントも送信していた。そのうち、彼女も僕の2つのブログを見てくださるようで、コメントを頂いた。

 そして今年9月のある日、このミテログの更新ブログの最新10件を示す「更新ブログ」の欄に(このブログの右サイドバーにある)、「十六夜の月の下」」(←リンクしてある)を発見。不思議な思いでクリックすると、彼女のブログだった。

 Yahoo!ブログで発表する作品のうち、短歌のみ、ミテログにも同じものを(写真を添えて)発表する、という事だった。ミテログの、全く広告のないところが気に入られたようだ。

 9月10日から始まって、今はサイドバーなども整っている。読者は是非、ご訪問ください。


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2013年10月14日 (月)

詩誌「角」第30号

Cimg7283 県内にお住まいの詩人、N・としこさんが、同人詩誌「角」第30号を送ってくださった。

 2013年9月15日・発行。

 12名の各1編の詩、2編の散文が載る。

 N・としこさんの詩「ま昼」は、新しい家庭環境と新しい時代に、違和感を表わしているようだ。

 新しい時代に乗る人は、僕にはわからない詩を書き、理論では復古的になり、感じない人は家庭些事を描き続けている。

 今は内に籠って、古典研究をしている、(オタクと言われる僕に合う)、そうするのが良い時期ではないのか。

2013年10月13日 (日)

支部10月歌会

Imgp0372  今日(2013年10月第2日曜日)の午後1時より、某会館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の10月歌会が持たれた。

 事前1首出詠10名、当日参加者9名。

 事務方のTさんが用意した詠草プリントの順で、U支部長の司会のもと、1首に2名が批評を述べ、支部長の講評と添削例提示で、会は進んだ。表現の微妙な点では、会員の発言が相次いだ。

 僕の1首は、3ヶ所を直された。理の通ったものである。

 批評会のあと、毎月1人がプリントに載せる「私の一首」(自選1首に短文を付したもの)は、T・Fさんの番で、支部長も褒めていた。

 また元・支部会員のT・Sさんが亡くなられ、遺詠5首が公表されたので、鑑賞しつつ故人を偲んだ。

 来月の忘年歌会の要領が示され、3時半過ぎに散会となった。

2013年10月12日 (土)

「ハイドン作品集」26枚め

Cimg7278

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  「ハイドン作品集」(CD150枚)より、26枚め、「交響曲 26」を聴く。

 今年8月24日の記事(←リンクしてある)、「『ハイドン作品集』21枚め」以来の記事である。

 交響曲3曲を収め、全73分余を、2回聴いた。

 「名人は危うきに遊ぶ」という諺を思わせる。破れて自我主張するのが、近代主義というものだろうか。ハイドン(1732~1809)は、古典主義の作曲家とされる。

 写真は紙ジャケットの、左が表、右が裏である。

 以下に簡細を書く。ウィキペディアに拠る。

No.85 変ロ長調「王妃」 1785年頃・作曲 「パリ交響曲」第2番

No.86 ニ長調 1786年・同 「同」第5番

No.87 イ長調 1785年・同 「同」第1番

2013年10月11日 (金)

「草城句集(花氷)」

Cimg7276 「日野草城全句集」より、第1句集「草城句集(花氷)」を読みおえる。

 2011年3月29日のここの記事(←リンクしてある)で、「三月書房」のホームページより、「俳句の新本特価コーナー」の「日野草城全句集」を、定価の4割で買ったと書いてから、ずいぶんと月日が経ってしまった。

 第1句集は「草城句集」(1927年、京鹿子発行所・刊)が本名だが、「花氷」という通称が付いたらしい。

 5氏の序、自序、2氏の跋、自跋に飾られた、華々しいデビューである。

 収められた句は、全2、139句に改訂句を付す。

 都会的、情緒的な句が多い、初期の作品群である。

 以下に(無謀だが)5句を引く。

言ひつのる唇(くち)美しや春寒く

春雨や思ひ沈めばとめどなき

さみだれや痺れおぼゆる腕枕

月光(つきかげ)も心の疵にしむ夜かな

句座を成す市井の閑士十二月

2013年10月10日 (木)

十鳥敏夫「游方」

Cimg7272 十鳥敏夫(じゅうとり・としお)さんの、「青宇」に続く第5歌集「游方(いふはう)」を読みおえる。

 2009年、本阿弥書店・刊。462首。

 著者は、前登志夫に師事。「ヤママユ」同人、詩誌「湖」同人。

 前登志夫の師系の前川佐美雄(「日本歌人」創刊)の系の歌人(塚本邦雄、山中智恵子、等)は、僕はなじみにくい。

 十鳥さんの場合、己の愚を押し出している所があるが、僕は僕の出来得る限り、理性的でありたいと願っている。

 戦後教育の恩恵を受けたと考える者の、1立場である。

 以下に7首を引く。

竹林の奥より颯々あゆみくる死にてだんだんに大きくなる人

元日のひさしに降りる雀どち降りそこねし一羽たたらを踏めり

戦争をからだの芯から知る人も老いさらばへてさくら咲きいづ

朝夕をファミリー単位に並びたりつばめは電線が何よりも好き

苦も楽もきれいさつぱりほとけへと近づくいのちつぶさに目守(まも)

朝星、夜星はたらきづめの母者びとこんなわづかな骨になりたまふ

ひと日づつ身にし溜まれるつみとがはごみの袋に容れて出すべし

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