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今日土曜日の午後2時より、詩人の故・広部英一さんを偲ぶ、第4回「苜蓿忌」が催された。
旧・清水町「きらら館」前公園にて、碑前祭。
実行委員の増永さんの挨拶のあと、後藤さんが広部さんの詩「前世」を朗読した。
「広部英一を語る」では、川上さんが「去る者は日々に濃し」と述べて、人々の広部さんへの思いが濃くなっていることを語った。定さんは、広部さんの例より「師を批判できるようでなければならない」と語った。
そのあと、中島さんの献花、今村さんの献本(広部さんが編集・発行していた詩誌「木立ち」の新刊、104号)でもって、碑前祭を終えた。
会場のテーブルを増設する程、多くの人が集まった。
岡崎さんが、広部さんは「千の風になって」の歌を好んで、死を予感していたのではないか、と思い出の一端を語った。
また今回の「H氏賞」を受賞した中島さん(「木立ち」同人)は、広部先生からお祝いの言葉を頂きたかったと、涙ながらに語った。
他に数人の思い出話のあと、故・詩人の夫人の謝辞でもって、「偲ぶ会」を終えた。
「日本の古本屋」を通して、愛知県の古書店「山星書店」に注文していた、「林海峯打碁集」3冊揃いが届いた。
昭和49年、大泉書店・刊。
箱、箱にカバー。
副題に「わが名人戦での闘い」とある通り、棋士・林海峯が名人戦で「第3期リーグ戦」に入ってより、でずっぱりで「第12期名人戦7番勝負」で石田芳夫8段に、3連敗4連勝の劇的勝利を得るまでの、棋譜を収めている。写真は、3冊の箱の背。
2008年4月1日付けの記事で紹介した「石田芳夫打碁集」3冊と共に、若い日に古書店で見かけてより、入手したかった本である。
タイトル戦全集である、坂田栄男「炎の譜」や藤沢秀行「飛天の譜」をほしいが、今の僕には高価すぎる。
今日土曜日の午後に、理容店で散髪してもらったあと、車を国道8号線に出して、久しぶりに(数ヶ月ぶりだろう)、「BOOK OFF 板垣店」へ行く。
ほしくて買える豪華本はなかった。
それで文庫本を4冊のみ買った。すべて小説である。
以下に紹介する。
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