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2015年5月の30件の記事

2015年5月11日 (月)

支部5月歌会

Imgp0952  昨日(5月10日、日曜日)の午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の5月歌会が持たれた。

 事前1首出詠10名、当日参加者7名。

 支部長と事務方の用意したプリントを基に、支部長の司会で、1首におもに2名が批評し、支部長の講評と添削例提示で会は進んだ。

 4月11日、12日の1泊歌会の折りを詠んだ歌が多かった。

 参加者が少なく、多くの意見を求められたが、会は3時半頃に散会となった。

 そのあとも、事務方の部屋使用後の報告書、将来の部屋予約など、実務の多さを知った。

2015年5月10日 (日)

駅前広場の恐竜

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 JR福井駅の西口広場に恐竜の像があると知り、出掛けてみた。

 上の写真は小さい方の2体、下の写真は大きい1体。名前はわからない。

 福井県ではフクイリュウなど恐竜・他の化石が出土し、勝山市には県立恐竜博物館があり、県を恐竜で売り出そうという企図があるらしい。

 レプリカは首が動き、声も出る。駅ビル壁面にも恐竜が描かれる。

 外人連れや家族連れが見物し、記念写真を撮っていた。

2015年5月 9日 (土)

軒下の鉢物

Imgp0943  冬の間、内玄関に取入れていた(積雪地帯なので)鉢物を、3月18日に軒下へ並べた。腐ったスノコ(鉢物の下に敷き、コンクリートの熱を少しだけでも避ける)の補充は、冬の間にしておいた。

 4月15日に、万両と椿2鉢を植え替えた。木に比べて、鉢が小さ過ぎると思われたので。

 そして今日午後、時期はやや遅いのだが、アマリリス3鉢を5鉢へ、冬に咲いたヒヤシンスも、植え替えた。それぞれ株ごとに、これまでより大きい鉢へ。

 アマリリスは、去年に1つも咲かなかったので、根詰まりが原因かと思われたから。

 培養土を買い、鉢は空のものに当てをしてあった。

 今日に植え替えた株の鉢は、写真では奥の方に、日差しが強く当たらないように置いてある。

 また写真には写っていないが、1昨年かに、粉ジラミが付いた実ザクロの鉢を、やむなく柊の根元に置いていたが、生き延び、虫も消えたようなので、軒下へ戻し、肥料と水を遣っておいた。人間の(?僕の)勝手さ加減である。

 昔は鉢物が50鉢くらいあったが、人に分けたり、枯らしたりして、20鉢くらいになってしまった。

2015年5月 8日 (金)

年刊句集「福井県」第53集②

 今月1日の記事(←リンクしてある)に続き、年刊句集「福井県」第53集(2015年3月、福井県俳句作家協会・刊)の、残りの句を読みおえる。

 125ページ~207ページ、2段組み、165名の各10句、計1、650句である。

 参加者が413名というのは、「福井短歌」第7号(2015年3月、福井県短歌人連盟・刊)の117名、「詩集ふくい2014」(2014年10月、福井県詩人懇話会・刊)の69名に比べて、格段に多い。

 小説(純文学)も村上春樹以外は勢いがないようだし、現在の日本の文学をリードしているのは、俳句かもしれない。僕は、戦後詩(「荒地」など)が、日本文学をリードしている、という時代の勢いを受けた者だが。

 俳句は短く、類句を避け、新しい修辞を求め、綺羅を競う面があるようだ。負け惜しみだが、「巧言令色すくなし仁」という言葉を思い浮かべる。

 1句のみ引用する。

夏野菜うさぎのように噛んでみる

 H・美恵子さんの「喜寿」10句より。

Flower682317_640

フリー素材サイト「Pixabay」より、アイリスの1枚。

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2015年5月 7日 (木)

データベースとしてのブログ

 僕の2つのブログ、この「サスケの本棚」と、アメブロ「新サスケと短歌と詩」は、読者に読んでもらうために書いている。

 しかし僕自身にも、発表意欲を満たすだけでなく、メリットがある。

 それは僕の読書歴、自作の詩と短歌の、データベースとしての利用である。

 先の5月3日の記事、江國香織「ホテル カクタス」で、彼女の小説の既読は10冊、と明言できたのは、管理画面の検索欄に「江國香織」と入力して、調べた結果からである。

 パソコンの得意の1つに、検索があるので、すぐに結果が出る。

 カテゴリ検索では、「サスケの本棚」で「読んだ本」が1,356件あるので、とても調べられない。

 ミテログの検索機能が、ブログ管理画面にしかなく、表示されるブログにないのは残念である。

 その点、アメブロにはそのものに検索欄がある。「新サスケと短歌と詩」では、詩では小学5年生時に初めて作った作品から現在に至るすべて(ごく1部を除く)、短歌では誌上(「地楡(われもこう)」、「コスモス」、「棧橋」)に発表したすべて、また最近では誌上に載らない作品も、アップしている。

 まるで全詩歌集である。

 先日も、紙飛行機を詠んだ自作があったな、と検索すると「コスモス」2012年1月号に載った、「作りかた子に教へずに終らむよ紙飛行機や竹鉄砲の」が表示された。自分でもお気に入りの作品である。

 カテゴリ(科目、項目)のフォルダで何段にもファイルを分類するのも良いが、検索で簡単に捜し当てる方が、楽なようだ。

 読者が関心あるカテゴリを、徹底して読んでくださるなら、それはありがたい事である。

Violets330623_640

フリー素材サイト「Pixabay」より、スミレの1枚。

2015年5月 5日 (火)

ハマナスと宿根草

Imgp0935_2

Imgp0937_2

 庭の隅で、ハマナスが咲き始めた。

 左は1輪の接写。右は大株に、10輪くらい咲いているところ。

 もう20年も前か、妻が知り合いより苗を貰って、植えつけた。

Imgp0938_3 左は、ガレージ脇の宿根草で、名前はわからない。

 妻が知り合いより株を分けて貰って、庭隅に植え付け、大株になった。

 その小さな5株を、去年の秋に僕がガレージ脇に分け植え、根付いて冬を越し、花咲いた1株。

 自分の影が写って、写真としては失敗の部

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2015年5月 4日 (月)

上村占魚「萩山」

 沖積舎「上村占魚全句集」(1991年・刊)より、第5句集「萩山」を読みおえる。

 先の4月16日の記事(←リンクしてある)、第4句集「一火」に継ぐ。

 原著は、1967年、笛発行所・刊。1961年~1965年の705句。

 旅の句が多いが、作句かたがた、地方の俳誌(1949年、29歳で創刊・主宰した「みそさざい」と、その類縁の俳誌)の句会の評者として、費用の1部を得ていたと思われる。

 また途中の1964年に父(82歳)が亡くなり、その12日後に次男(15歳)を交通事故で亡くした。

 上村占魚(1920年~1996年)は、14歳で母を亡くし、長男は生れてしばらくで亡くなっている。

 家族的な悲運を克服すべく、どのような句が現れるか(生来の楽天家と称しているものの)、期待される。

 以下に5句を引く。

猫の恋やうやくをはり月まどか

庭うちに湧く水ありて蛍来る

著莪咲いて日ざしまぶしくなりにけり

形なき子を連れあそぶ秋の山

吾妹子よ寄りそへ鶴の鳴くからに

  注・引用の1部に、旧漢字を新漢字に替えた所があります。

Violets330625_640

フリー素材サイト「Pixabay」より、スミレの1枚。

2015年5月 3日 (日)

江國香織「ホテル カクタス」

Cimg8381 江國香織のファンタジックな小説、「ホテル カクタス」を読みおえる。

 集英社文庫、2004年・刊。

 検索(管理画面で)に拠ると、僕はこれ以前に彼女の本を、10冊(すべて文庫本の筈)読んでいる。

 ただし最近は読んでいなくて、直近で2013年11月24日の記事(←リンクしてある)で紹介した小説「がらくた」である。

 「ホテル カクタス」の主人公は、「帽子」と「きゅうり」と「数字の2」である。別にあだなではなく、そのままの振る舞いなので、また「です・ます」調の語りで、ファンタジックと呼ぶ。

 これは地方から都会に出て来た、3人の青年の出会いと友情と別れの物語と、受け取れる。

 しかし振り返られた物語の常として、「ホテル カクタス」が実はアパートであるように、デフォルメされ、あるいはフィルターをかけられている。

 それでも実に懐かしい物語である。

2015年5月 2日 (土)

鉢と庭の花

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 写真の左上は、鉢植えの椿。名前ははっきりとはわからないが、「草紙洗」と思われる。

 右上は、黄木蓮の花。白、ピンク、赤、紫と木蓮の花が咲いて、黄木蓮が最後である。

 以下の3枚は、ピンク、赤、白のツツジの花である。僕が昔、枝取りで増やしたので、庭のあちこちで咲いている。 

2015年5月 1日 (金)

年刊句集「福井県」第53集①

Cimg8378 今年3月27日の記事(←リンクしてある)で紹介した、年刊句集「福井県」第53集(表紙の色は、薄い小豆色で、今回が事実に近い)の、1回めの感想をアップしたい。

 俳句欄207ページ(2段、413名)より、124ページ、248名の各10句を読んだ事になる。おおまか所属ごとにまとめられている。

 俳句は短歌より更に短く、表現に緊張を強いられるようだ。僕の歌作りにとても刺激になる。

 各句、各会派への感想は、ここでは述べない。

 ただ国内の俳句の3会派「現代俳句協会」「伝統俳句協会」「俳人協会」が、俳句の普及と発展のため、一致してまとまっている。

 俳句は国際化が進み、外国人の俳人も多い。また句界全体の隆盛もある。国内で争っていられる立場ではないのだろう。

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